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2026年9月29日 (火)

東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)

★コア・ループとは何かについては、田中歩先生と対話を積み重ね、授業実践をしながら、いくつも図式化しています。最近は次のような図を協働して描きました。生成AIでカッコよくデザインしようと思ったのですが、なかなかできないので、いずれまたチャレンジすることとして、いったんこの図を載せます。

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★この図の前に、学びの行動として「読み・書き・そろばん」をベースにした基礎学力についての図を描いて対照するとわかりやすいのですが、ごじゃごじゃするので、コア・ループの図をまずご紹介します。

★読み・書き・そろばんは、反復の行為をし、それを習慣化することで、読み・書き・そろばんの行為を身体化し、自動化することで身につけていきます。いくらいろいろな文章を読んだり、漢字などを書いたり、計算をするという行動をしても、それが身体化・内面化し、習慣化されていないと自分で学んでいくことができません。

★この行動を、どれだけ自分のものにできるのかによって、得点率、つまり偏差値の違いがでてきます。

★基礎学力として、この反復と習慣化の循環は、大事です。

★ところが、これでは、クリティカルシンキングやクリエイティブシンキングにまでなかなか飛べません。

★最近では、未知の世界をどう認識し、まだ見ぬものをどう創っていくかが問われる激動の時代です。そこを突破するための環境や道具として探究と生成AIが登場してきています。

★しかし、これも探究やAIを使う行動だけ一生懸命行っても、生徒自身の内面に根付かなければ、やらされ感満載になります。ですから、好きから始めることは重要ですが、その好きが、自らもっと調べる、仲間と対話し、再編集する自律分散協調系のループにつながっていき、自分の内面で回転するようになって初めて、旺盛になるし、関心は広がります。

★複雑な学びの行動の関係を自分の中で回せるようになるには、言動化と心意化を何回も回していかなくてはなりません。これによって、内側で複雑な学びの行動を結びつけて循環できるようになっていきます。最初は、この循環も小さなつながりですが、言語化と心意化の回転を繰り返していくうちに広がっていくわけです。この環境をデザインするのが教師の腕の見せ所です。あるときは教師、ある時はコーチ、またある時はファシリテーター、またまたある時はプロデューサー・・・・。マルチなロールプレイを楽しめる教師がそこにいることがポイントですね。

★コア・ループとは、言動化と心意化を大車輪にしていくエネルギー体というわけです。このエネルギー体がなく、複雑な学びの行動の関係をやらされているうちは、学びはじぶんごとにもみんなごとにもちきゅうごとにもならないのです。

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