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2026年9月19日 (土)

サレジアン国際学園世田谷 カトリック校としての21世紀型教育を構築 図書館LIBERAの戦略

★ONTESplusを読み進めていると、サレジアン国際学園世田谷の図書館LIBERAでの教育活動の記事に出遭いました。サレジアン国際学園世田谷の校長先生は、シスター・森下ワカヨ先生です。多くのカトリック学校の校長先生が、かつてのようにシスターや神父ではなく、一般人になっている、しかも必ずしも信者ではないケースが多くなっていますが、サレジアン国際学園世田谷は、シスター・森下校長です。

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★シスター・森下校長は、21世紀型教育が、PBLという対話ベースの学びやサレジアンのようなカトリック校のグローバルなリソースとマッチすることを見抜き、4年前に導入しました。しかし、21世紀型教育はカトリック学校以外でも実施されていますから、カトリックならではの21世紀型教育を追究しようとしていると思われます。

★いったい、そのカトリックとしての21世紀型教育とは何でしょう?すぐには思いつかないでいたのですが、今回の記事を読んで合点がいきました。、図書館LIBERAに、その思いが象徴されていたからです。

★図書館で、PBLベースのプロジェクトが行われています。どうやら図書館LIBERAは、知識や情報を知るメディア・センターであると同時に、真理を知り、それを実現する自由の翼を広げる、真理のスタジオでもあったのです。ヨハネの福音にこうあります。

"et cognoscetis veritatem, et veritas liberabit vos."

(あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。)――ヨハネによる福音書 8章32節(新共同訳)

★この聖書の文脈が、同学園の図書館LIBERAにはあるのだということが、記事の中に詳しく書かれている生徒たちのプロジェクト活動に現れていました。

★ただ、私は、LIBERAと聞くと、イギリスの有名な少年のボーカルグループ「リベラ」 の歌声を想い出してしまいます。彼らの美しいハーモニーは、まさに祈りそのものです。だから、むしろ、次の言葉を思い出します。

"...sed libera nos a malo."

(…わたしたちを悪から救い出してください。) 

★この言葉は、主の祈りの一節です。カトリック学校なら、どこでも日々唱える言葉です。

★21世紀型教育環境の中で、生徒は、学びにおいて信頼関係をつくりながら、グローバルな航海に出発します。しかし、そこにはグローバリゼーションという魔物がうようよいます。生成AIなどICTも大いに活用しますが、油断すると悪のささやきが忍びよります。この知の冒険に旅立つ生徒たちに、自らクリティカルシンキングとクリエイティブシンキングと12使徒よろしく協力し合って、世界を変える活躍をしてほしいという祈りがKIBERAに込められているような気がします。

★この聖書の12使徒の物語には、人間の普遍的ともいうべき、裏切りの物語も含まれています。現代小説でも必ずこの課題に直面します。裏切り者のユダの存在。そうならないように、LIBERAで学ぶのです。この学びは、すべての子どもたちにとって重要です。しかし、裏切り者のユダの存在を自覚しながらチームビルディングをするPBL型授業は、サレジアン国際学園世田谷の面目躍如だと私は思います。

★ともすれば、カトリック校も大学合格実績を出し、それによってブランドを作ることで満足するケースもあります。そうでなければ、サバイブできなのが現状ですから、しかたがないことかもしれません。7しかし、大学合格実績も大事ですが、その学歴ブランドを越えて、LIBERAのブランドを多くのカトリック校が共有してくれることを期待します。その意味で、サレジアン国際学園世田谷は希望の光です。

 

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