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2026年9月 9日 (水)

中学受験 学校の選び方の変化(6)生徒の学びが変わる今こそティーチングがカギ 学校におけるコーチングやファシリテーションはコンサルティングの手法とはまた違うので

★探究が大流行の今、私が21世紀直前から実践してきた生徒との学びは、たしかに一方通行型ではなかった。だから、ファシリテーションやコーチングを推奨もしてきたかもしれません。しかし、ティーチングを手放したことはありませんでした。子供たちはそれぞれ成長の仕方が異なるので、あるときは一方通行型で教えることもあるからです。

Teaching_coaching_facil_framework

★しかし、そこには、生徒との対話がありますよ。それにその前にチームワークをクラスに作る対話が必要。これこそが足場つくりのポイントだと私は思うし、それがうまい先生方から多くを学んできました。

★最近接発達領域の認知能力版と非認知能力版をクラスの中に作ることは、授業中に1対1のコーチングはできないから、助かります。この最近接発達領域チームを作っておけば、問答形式のティーチングは、結構有効です。

★ただ、そのティーチングのときに、どのように問いかけるか、どのように生徒自身が自問自答しながら授業を共に進めていけるかは、コーチングやファシリテーション、そして学習ツールの介在のさせ方は有効なんです。

★教えない授業とか教えない教育とかいう方法を推奨する先生もいるけれど、何もしなければ学校はいらないのです。ですから、その文言はメタファーですね。そもそも教えない授業が大切だと言いまくる姿勢はある意味従来型のティーチングですよ。

★コーチングやファシリテーションをやっている現場を見ていて、時々思うのは、傾聴と言いながら、傾聴の効果を長々と説明したり、傾聴しっぱなしで、最近接発達領域を見逃していたりしているケースもあります。

★問いが大事だと言いながら、詰問になって生徒を追い詰めていたり、問いを作るコトが大事だと、深い問いをつくれと言っていたりしている場面もあります。問いは自然と生まれるから放っておくというやり方の場面にも遭遇するときがあります。

★問いが生まれる瞬間をいっしょに経験することさえあればよいのです。たとえば、「走れメロス」を読む前に、なんか疑問持たないと聞くだけで、問いは生まれてきます。問題は、その問いについて真剣に対話できるかですね。

★これはクラスの中でもできます。なんでも精読してからではないのです。出遭ったとたんに思いうかぶ疑問というのを共有できるチームかです。

★外部との連携は大切ですが、たいていは、問いやデータは用意されたもので、それ以外の疑問やデータをいきなりかませることはできません。まず型からはいることは大切だと言われますが、その最初の型の質の見極めはだれがするんのでしょう。

★学校選びは、ティーチングそのもの、つまり教師のコミュニケーションの様子を見るのが一番早いのです。学校説明会で、オープンスクールで、体験学習で、合同説明会で、チャンスはたくさんあります。

 

 

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