2026年中学入試(09)かえつ有明 帰国生に人気の理由が一味違う
★かえつ有明の帰国生入試1回と2回が実施され、総応募者数は250名で、前年対比106.8%。帰国生からの注目度は不動です。しかし、おもしろいのはその理由は、他の学校と少し違います。というのは、もちろん国際教育には力を注いでいるのですが、それが前面に出ているわけではないのです。
★つまり、インターナショナルコースがあるからその学校に行きたいという欲求でかえつを選択するわけではないのです。学内に帰国生は30%もいるのに、インターコースのような特別なクラスを作っているわけではないのです。一般のクラスに帰国生は散らばります。そして帰国生の力に合わせた授業の時に分かれます。しかし、それは生徒それぞれの特徴に応じて指導があるのと同じ意味での学びの環境を整えているだけです。
★かえつ有明の中核的な教育は心理的安全×共感×対話にあります。入試問題は学校の顔です。つまりアドミッションポリシーにカリキュラムやグラデュエーションポリシーが反映しているわけですが、その象徴が3つの思考力入試です。対話と深い思考、協働性などを診る入試問題がデザインされています。
★かえつ有明の対話というのは、生徒同士、生徒と教師、教師同士、教師と保護者といういわば4つのコミュニティが有機的につながっています。そこで話されるのは、事務連絡のような話もあるでしょうが、中核的にはというか究極的には人間とは何かあるいは人間の心というものは何かという対話をしているのです。そして信頼関係を生み出しているのです。これがかえつ有明の人気の本当の理由でしょう。マインドフルネスなどもそれを象徴するイベントですね。
★最近の記事で、広報主任の内山先生のインタビュー記事(小学館)がありますから、そちらをご覧いただければ、かえつ有明の中核的な教育がなんであるかわかります。もっとも、多くの受験生は、実によくそのことについて知っているのですが。
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