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2025年10月22日 (水)

作家とランチ おいしく頂きます

安修平さん(合同会社りょうゆう出版代表社員)から、新刊書「作家とランチ インタビュー・児童文学の13人」(日本児童文学者協会編)と「『作家とランチ』おまけ「編集長とおやつ」を頂きました。ありがとうございます。まだお一人とおまけしか読んでいませんが、とてもすてきです。ぜひおいしく頂きたいと思います。

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私はまず「おまけ」を頂き、それからぱっと開いたら13人のうちの1人石井睦美さんのインタビューに出会いました。そして読んでいくと、私の児童文学との出会いの1985年から1995年の10年間の記憶と重なり、驚きました。

今井祥智さんと「飛ぶ教室」は、仕事柄よく読んでいたのです。また藤田のぼるさんにもいろいろ教えていただきましたが、「解説」は藤田のぼるさんでした。

懐かしいと同時に、児童文学の子どもの才能がひろがっていく媒介メディアに期待をかけていた当時のことを思い出します。

今では、すっかり児童文学から遠のきましたが、子ども一人ひとりの才能を、一握りのではなく、すべての子どもたちの才能を見守り、支援する場とは何かは今も模索中です。そんな試みの一つが安さんと仕掛けている(私は言っているだけですが)WSです。

函館にこれから旅立つところです。もっとも仕事なので無目的ではないのですが。。。いやだからこそ、大事なコトを見落とさなないためにも旅の友としていやランチとして大事に携帯していきたいと思います。

それにしても、「おまけ」で同書でインタビューしていた編集長の奥山恵さんが、逆インタビューされているのですが、インタビューの極意みたいなコトが述べられていました。勝手な解釈ですが、作家と作品の媒介としてのインタビュアーや評論家というのは、作家の思いと作品に表れている作家の思い以外のコトあるいはそれ以上のコトを引き出すメディアとして自己DE-SIGNしているのだなと。つまり作家と同じ編集を実はしているのだと。なんと作家とインタビュアー、評論家の境界線がゆらいでしまうわけです。

私が児童文学と接していた時、企業の中にあって教材編集をする制約があって、ピュアがゆえに社会の根源的な痛みを子どもがストレートに抱えるところはなかなか扱えなかったけれど、実はそこを石井さんも奥山さんも政治や官僚のお思惑や制度上の壁をものともせず、描くその意志に児童文学だからこそそこはピュアに描けるのだと。ピュアとは美しいとかいう意味ではなく、枠や制約を解除して痛みそれ自体をあらわにすることなのだとちょっと恐怖も感じました。心理的安全、わかりやすさ、穏やかさ、心地よさ、協調性・・・・・・。大事です。それを求めることは重要です。でも、求める前にそこに在るもの。その状況をどうすることもできない自分が、自分は心理的安全を保とうとする。

そんな問題性をどうするのかその問いを携帯するためにもこの本は大切です。どうやら旅の意味が変わりそうです。

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