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2025年10月22日 (水)

安野貴博さんのお話を聞いて AIによるブロードリスニングの応用が多彩

昨日の「Stech I Forum 2025」の最後のセッションに、チーム未来党首安野貴博さんが現れました。首相指名決選投票が終わって駆け付けたわけですが、なぜか自分に2票入っていたと聴衆のつかみは上々でした。

というわけで、民意を政治にダイレクトにできるだけ反映させる政策などをつくるために、今まで行ってきたあのブロードリスニングの仕組みや意味を語ってくれました。ブロードキャストは一方的に多くの他者に発信するコミュニケーション。これでは、市民の声は限られたものしか反映できない。

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だからといって、SNSで多くの市民の声を受信したとしても、それを整理するのは時間もかかるし、実に難しい。そういえば、アンケートも自由記述の声を分析するのに膨大な時間がかかります。

そこで、市民の声と安野さんの間に、市民の声を整理するメディアをDE-SIGNしたわけです。自動的に整理されるし、AI安野などは、24時間質問に答えていける。そのログをまたAIを使って分析すれば、政策はどんどんいいものになっていくというわけです。

このブロードリスニングの、多くの自由記述や音声をAIで分析するメディアDE-SIGNという媒体装置は、多くのものに応用ができます。私たちもアンケートのみならず、PBL授業の中でグループワークの時の対話を整理していく対話分析にも活用できます。

問題は、国会という異世界でどう立法化するかだと。起業家安野が政治家安野になる瞬間ですね。何せファックスが生き生きしていて実に新鮮な異世界だと安野さんは目を輝かしているのですから。

それはともかく、ブロードリスニングの仕掛けの応用は、議会では合意形成にも活用できます。実際、安野さんはあのAlphaGoを開発したGoogle Deep Mindが「ハーバーマスマシーン」を開発する論文を書いていて、合意形成をAIによって行う実験を始めているという情報を提供しました。

ハーバーマスは、コミュニケーション行為を戦略的コミュニケーションと生活世界コミュニケーションに分けて、合意形成をするコミュニケーションについてもそれこそ深く分析している90歳を超える哲学者&社会学者です。

それで、Deep Mindは、ハーバーマスの名を選んだのでしょう。AIの仕掛けが哲学による熟議を発展させるなんて!実は、このアイデアは、すでに学校のPBLやIBLの授業の中でも使われ始めています。もちろん、まだアプリ化してはいませんが、2027年には先生方が自前でアプリを創るようになるでしょう。

それもGoogleが推し進めています。さてMicrosoftはどんな新開発をしてくるのでしょう。どんどんツールはアップデートしていきます。しかし、大事なことはどんなコミュニケーションをDE-SIGNするかという私たちのアイデアですね。作ったり、ち密に詰めたりしていく作業はAIがやってくれるので。。。

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