工学院 グローバル×生成AI 風が吹く
★本日、14時から工学院大学附属中学校の学校説明会があります。教頭田中歩先生によると参加申込者の数は前年対比130%弱だそうです。また最近急激に増えているいろいろな国内外で開催されている国際教育フェアでも工学院のブースは黒山の人だかりだということです。Aレベル実施校でありラウンドスクエア校であることはもちろん、生成AI活用先進校でもあり、インターナショナルスクール以上の教育のクオリティなので、注目を浴びているわけです。
★そんな忙しい最中、午前中田中歩教頭に対話の機会を頂きました。フュージョン教育の肝になる学びの循環とその循環が生み出す問いと創出型コンセプトの関係について対話をしました。今月フュージョン教育研究会のWSを行うので、パーパスとWSプログラムデザインについてが中心です。
★日本の教育の理論は、具体的な状況抜きで語られるので、空中戦が多いのですが、歩先生は、Aレベルを実施するようになるプロセスやラウンドスクエア校としての活動、多様な探究活動のデザインを実践的に行い、そこから生徒自らキャリアデザインに覚醒していく教育を行ってきました。地(=知)に足がついた教育実践です。
★教科の授業の中で生徒の内面から生まれてくる問いや創出型のコンセプトとそれを活用した探究や探究論文とのつながり。実際に行われ、成果も出ています。そこから理論も生まれてくるのです。歩先生は、生徒たちは道端の花からも好奇心は刺激され深い探究活動をおこなっていくものですと語ります。深いですね。
★2027年、2028年に、国公立大学が、英語で行う講義で学位が取れるコースを開設する動きが加速しています。
★その大学が開設準備にあたって、工学院にリサーチに来ているようです。たしかに、廊下を歩けば、英語で話している生徒たちに遭遇します。インターナショナルコース以外でも英語で行う授業もあります。田中歩先生のIBL授業はまさに英語も使うわけです。生徒はそこに違和感を感じません。
★グローバル環境は自然体だし、ラップトップを使ったり生成AIを使ったりするのも当たり前です。しかし、何より当たり前なのは、授業の中に対話やディスカッションのシーンがあることです。生徒は特に構えることはありません。
★20人以上いる外国人講師は、別に英語の授業だけを教えているのではないのですから、そうなるのも当然なのかもしれません。何より中学のいわゆる職員室を覗くと、先生同士が対話をしています。
★かつてGoogleはプロジェクトアリストテレスを立ち上げて、効果的なチームの生態系を調べて報告しました。工学院の対話と生成AIが融合した学びの世界。そこはソクラテスというよりは、まさに実学的な要素と哲学的な要素を融合したアリストテレスモードといえましょう。工学院は受験情報だけ見ていてもその凄い教育はなかなか見えて着ないかもしれません。ぜひ直接説明会に行ってリアル工学院に浸ってください。子どもたちにとって大切なものがありますから。
| 固定リンク
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 工学院 グローバル探究学習モデルが生徒1人ひとりに内面化される こんなところがあったんですね(2026.10.12)
- 【驚嘆】2028国際バカロレアの革新を先取りしていた工学院(2026.08.25)
- 本質ベース教育(5)保護者も感じられる学校の質・授業の質(2026.08.22)
- 本質ベース教育(4)リフレクションのコンパスとしてルーブリックを生成AIでつくってみる(2026.08.19)
- 本質ベース教育(3)リフレクションのコンパスは自分で作る(2026.08.19)
「中学入試」カテゴリの記事
- 期待が高まる変容する私学(02)変容のメカニズムを生む5つの対話(2026.10.14)
- 期待が高まる変容する私学(01)変容のメカニズムを生む4つの質(2026.10.14)
- 私立学校の変わり方のタイプを見ると、変わらない学校はない(2026.10.14)
- 大妻中野中学校 入試関連 近況報告(2026.10.14)
- 工学院 グローバル探究学習モデルが生徒1人ひとりに内面化される こんなところがあったんですね(2026.10.12)
「創造的対話」カテゴリの記事
- 期待が高まる変容する私学(02)変容のメカニズムを生む5つの対話(2026.10.14)
- 工学院 グローバル探究学習モデルが生徒1人ひとりに内面化される こんなところがあったんですね(2026.10.12)
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)(2026.09.29)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(1)(2026.09.27)
「グローバル教育3.0」カテゴリの記事
- 大妻中野中学校 入試関連 近況報告(2026.10.14)
- 工学院 グローバル探究学習モデルが生徒1人ひとりに内面化される こんなところがあったんですね(2026.10.12)
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 富士見丘 文化祭同時開催の中学校説明会 満席が意味するもの(2026.09.27)
- 【驚嘆】2028国際バカロレアの革新を先取りしていた工学院(2026.08.25)
「高校入試」カテゴリの記事
- 城西大城西 理念を社会実装する(2026.10.08)
- 偏差値の誤用は回避しましょう(2026.09.17)
- 2026東京都私立学校展 2日間で 参加者45,000人超える(2026.08.30)
- 2026東京都私立学校展 1日目 参加者22,000人超える(2026.08.30)
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊研修で感じたこと(3)少子化リスクマネジメントの本質は唯一無二の経験ができる教育環境デザイン(2026.07.26)




最近のコメント