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2025年5月 8日 (木)

落合陽一さんと落合ひとみさんの教育観 PBLの有効性に触れる

★落合ひろみさんと 落合 陽一さんとの共著<「好き」を一生の「強み」に変える育て方 サンマーク出版(2025/3/13)>は、これからの教育を見通すすてきな本です。グローバル教育に関しては、高校入試に立ち臨む受験生・保護者には勇気を与えるでしょう。一方、中学入試の受験生と保護者には、多少チューニングが必要です。それ以外は、小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験をする生徒・保護者にとって実にウェルビーイングなキャリアデザインのヒントをもたらしてくれると感じました。

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★この本の中で、PBLを重視している箇所があります。落合陽一さんの学びは幼いころからまさにPBLあったということが了解できる本なので、当然ですが、この指摘がなければ、落合陽一さんの学びがPBLと親和性があるということを気にしないで読んでしまうかもしれません。ですから、PBLについて落合ひとみさんが触れていることは極めて重要だと思いました。

★落合ひとみさんが、PBLが学びにおいて重要だということを示すエビデンスとして、❝Cindy E. Hmelo-Silver.“Problem-Based Learning: What and How Do Students Learn?”. Springer, 2004. ❞を紹介しています。

★サイトを開くとサマリーが掲載されています。2004年段階では、主に医学系の学びやギフテッド教育という分野で限られて活用されていたようです。そこで、Cindyさんは、もっと広く学び全体においてPBLというのが有効だということをリサーチしたようです。今では、「主体的・対話的で深い学び」や「探究」という学びが定着しつつあるので、PBLが限定的だったというのは、改めて時代の変化を感じます。

★Cindyさんは、PBLの目的には、つぎの5つあると述べています。

1) 柔軟な知識の習得

2) 効果的な問題解決能力の育成

3) SDL(Self-directed Learning)スキルの向上

4) 効果的な協力スキルの醸成

5) 内発的動機づけの促進

★今では、その通りという感じです。そして、Cindyさんの研究の結論としては、PPBLが柔軟な理解と生涯学習スキルの育成に寄与する可能性を秘めた指導アプローチであることを示唆しているとしています。

★この生涯学習スキルの育成に寄与するというのは、日本のキャリア・トランジション研究でも同じ結論に達しています。極めて重要だし、楽しがり方を体感してPBLを続けている落合陽一さんを見ていれば、了解できます。なんといっても、落合陽一さんのプロデュースしている大阪万博のスペースは、毎日入りきれない人気だというのが、論より証拠ですね。

★ぜひ同書を手に取ってみてください。落合陽一さんを育てた母である落合ひとみさんがリアルに語っています。

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