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2025年3月17日 (月)

これからの教育(03)法的思考力を学ぶ必要性

★今学校現場では多様な法化現象が渦巻いている。SNSの登場で、それがいろいろな違法な行為につながる可能性がでてきたのです。道徳的には認められても、法律ではアウトということがあります。学校の場合、校則は道徳に近い意味合いを持っています。学校の歴史の中で創られてきた慣習法のような存在です。しかし、日本という法治国家では、法律は立法府で決定されたものでなければ、法的機能を果たせません。校則や道徳で法的機能を果たすことはできません。ですから、その限界を超えて行使するとトラブルが発生します。

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★もちろん、法律が道徳に比べてすべて正しいかというとそうでないときもあります。だからといって、その法律が改正されていない時に、道徳的判断で行うとアウトはアウトです。

★真下麻里子弁護士の「法的思考力」という書籍は、もちろん法律知識をわかりやすく説いていますが、道徳感情と法律の葛藤をどうやって解決するか考えるヒントになっています。

★学校の初任者の先生方は、まず手に取って読まれるとよいと思います。自分の道徳感情で良かれと思って生徒とコミュニケーションしたことが、トラブルになる場合があります。なぜいけないんだ?自分は生徒のことを思っているのに!何がいけないんだ?と感じたら、まず冷静になって自分の道徳感情と現行の法律とどう違うのかリフレクションする必要があります。

★知らなかっただけのことなのかそれともやはり理不尽なのか。

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★そして、できることなら、生徒も読むとよいと思います。法学部にいかないから関係ないではなく、国民としてグローバル市民として、行政と経済と法律に関しては基本的なことを知っておくことはむしろ権利です。経営学部に進んでも、法律の枠内に従って、商行為を行う必要はあるし、理系にいけば、特許などの権利を保護する必要性はすぐにでてくるはずです。

★何より、どこに進もうとデジタル社会です。常にトラブルのリスクがあります。

★リスクを回避し、それから、法律で禁止されていると思っていたというバイアスも回避してチャレンジするためにも基本的な法律知識と困ったときにどうするかを考える法的思考の感覚を持っていることは重要です。

★本来公共などでは、こういう実生活の法律から様々な問題を考える法的思考を学べるとよいのですが。

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