2026中学入試準備(24)インターナショナルスクールか私立学校かの時代の意味②私立学校が選ばれるには
★「才能を尊重する心理的安全性」が足場となって、子供たちは自分の才能を自信をもって広げていきます。失敗を恐れないでとか、チャレンジしようとか、そういう言葉は今やどこの学校でも語ります。それはとても大事なことですが、才能を尊重する心理的安全性が確保されていないとそのような行動はうまれてきません。
★主体的にとか自立してとか声をかけられても、そもそも才能が尊重されていないとしたら、どうやって主体的になれるのか自立できるのか。自分の軸を尊重されないのですからなかなか難しいですよね。もちろん、出る杭は打たれるという状況を変えることができる生徒もいます。しかし、それは今のところ一握りです。できれば、みながそうなってもらいたいと思っています。そんなのは理想論だと思いますか?そうは思いません。
★それでは、才能を尊重する心理的安全性はどうやてできるのでしょうか。それは社会的選択肢の豊かさと、組織内選択肢の豊かさです。インターナショナルスクールか私立学校かは、社会的選択肢です。
★これが認められている社会はわるくないですね。わるくないというのは、制度上本当は議論しなくてはならない点があるということなのですが、ここではそれは語らないことにしましょう。あまりにも複雑なので。ブログで語るようなことはできないからです。
★この問題は、ハーディーの救命ボートの考え方でいくかアファーマティブ・アクションの考え方でいくか、それともほかの考え方でいくか、議論は複雑なのです。
★さて、組織内選択肢というのは、それぞれのインターナショナルスクール内あるいは私立学校内で生徒がいろいろな局面で選択肢があるのかということです。選択肢が多い方が魅力的です。
★とはいえ、このような組織は、入学試験、カリキュラム、キャリアデザイン、クラブ活動、文化祭などのイベントなどいろいろな局面での選択肢ですから、インターナショナルスクールと私立学校を比較するとき、一局面だけで比較することはできません。
★そうなると、まずは土台となる「才能を尊重する心理的安全性」があるかないかはチェックするということになります。これがあるということが確認できて、組織の様々な機能の柔軟さを比較できます。
★ですから、私立中学が選ばれるには、まずこの才能を尊重する心理的安全性を構築していることが大前提になります。
★国内外のインターナショナルスクールが私立学校と教育の質で競争になってきていることは日本の教育全体にとってよいことです。では、才能を尊重する心理的安全性はどうやってできるのでしょうか。傾聴と互いの考えや価値観を尊重し合うとできるのでしょうか?もちろん、それは大事なのです。自己内省をし、それを仲間と共有できるということも、もちろん大事です。
★そのくらいのことは、日本の私立中学だってやっているよということですよね。しかし、それが世界に開かれているかなのです。えっ!それだってグローバル教育をやっているし、国内外の人と連携しているからできているよといわれるかもしれません。たしかに、そうですね。そこまで環境を作っている学校もあります。じゃあ、インターナショナルコースやグローバルコースをつくることかと。それはわかりやすいので、ありですね。しかし、本当はそこではないのです。
★ただ、そうしないと安心しないのが保護者や受験生ですね。才能を尊重する心理的安全性は、そのようなコースがあればあるはずという期待値は高まります。
★しかし、本当のところは、それだけでもないのです。ですが、そのことを今ここで語ったところで、なかなか理解されないので、どうしたものかと感じる今日この頃です。実にシンプルな話なのですが、シンプルがゆえに、はあっ~となってスルーされるのです。。。
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