2025東大合格者発表のシーズン(09)洗足学園 理Ⅲ 2名合格
★今年の洗足学園の合格者28名は、業界ではかなり話題を呼んでいるらしい。2023年の22名合格、24年の15名も話題を呼び、神奈川エリアにおける女子校の中で、洗足学園はグローバル教育と大学進学準備教育の確固たる基盤を築いた。神奈川エリアの女子校と言えば、フェリス、横浜雙葉、横浜共立というのがかつての定番だったのだが、それを崩したのが洗足学園と湘南白百合だったが、今年の28名合格は、さらにその地盤を強固にしただろう。しかも28名という数字だけではない。理Ⅲにも2名合格している。いったいこの強い教育システムはどうなっているのだろう。各ジャーナリストが取材に行くだろうから、それを楽しみにしていよう。
「今年の理Ⅲ合格者数高校別2名以上」
灘 9
桜蔭 6
開成 5
聖光学院 5
ラ・サール 4
東大寺学園 3
洗足学園 2
立命館慶祥 2
渋谷教育幕張 2
筑波大附属 2
海城 2
栄光 2
久留米大附設 2
(サンデー毎日3月23日号から)
★サンデー毎日3月23日号によると、東大理Ⅲの合格者総数は98人ということらしい。その中の2名だということだけでも洗足学園の進学準備教育力は凄まじいということはわかるが、女子校だけで観ると、上記にあるように、桜蔭6名、洗足学園2名という順番になる。
★どうやら、渋谷教育学園幕張と同様に、洗足学園は、グローバル教育でも、進学準備教育でも、医学部進学準備教育でも、いわゆる東京の御三家を脅かすポジショニングを獲得したと受験業界のジャーナリストは注目するだろう。
★一方で公立も黙っていはいない。翠嵐も74名で話題沸騰だろうが、理Ⅲも1名合格している。
★そして、渋谷教育学園を追う勢いになるのが広尾学園だろう。また洗足学園を追う勢いは、広尾学園とは全く別路線の勢いだが、湘南白百合が控えている。
★この傾向は、大いに結構で、湘南白百合の存在が、実は大事になってくる。東大合格競争はフラットな状況になっていく、そしてその意味を明確にし今までのピラミッド階層構造を無意味化して、新しい教育に移行しようよと白百合の旗を掲げるのが湘南白百合ということなのだろう。そんな競争をしなくても大学合格実績もちゃんと出るのだからと。そこに参戦するのが、実は聖光学院なのだ。
★こんだけ東大に合格する教育力とは、かつての受験勉強によってではないのだと。
★教育の無償化という政治の思惑は、悪いが私学が何かコントロールできるわけではない。私学は潰されそうになってきた時代もいっぱいある。私学撲滅法という法律も制定されたことがある。教育基本法改正の時にもそんな動きがあった。私立学校は一丸となってそれを阻止する運動を行ったぐらいだ。
★政治の思惑は私学にとっていい時も悪い時もある。大事なことはどんな状況に直面しようとも、生徒即未来という人間力を、時代の変化を見通して先手を打つその不易の精神とそれを実現する教育革新力という流行の力を融合する不易流行を保守することなのだ。私学は誠の道を進むのみである。それが万人を救う道とやがてシンクロするだろう。
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