管理職が英語を活用できる学校が増える流れ!?
★2024年度は、東京の私立中高の人事異動が激しいと感じますが、その中で英語を活用できる管理職が増えているような気がします。富士見丘の理事長校長吉田晋先生はもともと英語が堪能ですが、今年度就任した副校長吉田成利先生は、英米大学で研究して法学博士を取得している程の英語の達人です。文大杉並の新校長青井静男先生もDDを立ち上交渉を英語で成就させたほどです。工学院大学附属の新教頭田中歩先生もラウンドスクエアやケンブリッジインターナショナルスクールとの連携をプロデュースしている程の英語の達人です。水都国際の新校長太田晃介先生もIBティーチャーの多くが外国人ですから、英語を日常使っています。昨年聖パウロ学園の教頭に就任した大久保圭祐先生も海外の大学で学んでいます。すでに八雲学園の副校長に就任されている近藤隆平先生も米国の学んで、ラウンドスクエアをはじめ、八雲学園の多様で多次元のグローバル教育をプロデュースしています。
★おそらくこのような学校はまだまだあるでしょう。1つの流れかもしれません。というのも、英語のスキルはもとより、グローバルな視野を持ち、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングもでき、経営戦略のビジョンというものの重要性を海外との交流の中で体得し、国内外における「交渉力」を持っている人材です。ですから、英語の教師という枠組みは超えていることが前提です。
★日本語でも、同じような資質は発揮できるのですが、決定的な違いは、ハラスメント対策へのアンテナの感度が英語の場合は高いのです。おそらく日本語だけで組織マネジメントをしている場合、ジェンダー問題やマイクロアグレッションに対する感知能力に問題がある自分に気づかないという日本語の構造的な問題があるのです。本人の能力の問題ではなく、日本語の構造上の問題ですね。それが日本の社会構造に影響をあたえてもいるわけですし。
★グローバル教育が発展すればするほど、英語のスキルや異文化理解だけではなく、グローバルの光と影の両方を熟知しながら、希望の松明を生徒とシェアし、引き継いでいく必要があります。
★逆にグローバル教育なんてと嘯いていると、日本社会を光輝かせるのとは反対のベクトルの応援者になりかねません。中高の教育は、それほど社会に影響を与える役割を担いつつあります。18歳成年とはそういうことだったわけですね。
★もちろん、日本の教育にも光と影があるわけです。あらゆるものに光と影がつきものです。それを相互にモニタリングして光をもっと光をというわけでしょう。このあらゆる領域の光を束ねていく教育観がグローバル教育の真骨頂です。
★しかし、まだまだマイクロアグレッション言説が飛び交っている日常です。私自身もおそらく気づかないだけでいるでしょう。哲学シンキング的な対話ができる仲間がいることに感謝です。
| 固定リンク
「創造的才能」カテゴリの記事
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 八雲学園 教育の総合力 圧巻(2026.10.01)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)(2026.09.29)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(1)(2026.09.27)
- [思考」を「思」×「考」と捉え返してみる(2)ポマト思考(?) 失敗のイノベーティブなエネルギー(2026.09.23)
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 【驚嘆】2028国際バカロレアの革新を先取りしていた工学院(2026.08.25)
- 本質ベース教育(5)保護者も感じられる学校の質・授業の質(2026.08.22)
- 本質ベース教育(4)リフレクションのコンパスとしてルーブリックを生成AIでつくってみる(2026.08.19)
- 本質ベース教育(3)リフレクションのコンパスは自分で作る(2026.08.19)
- 本質ベース教育(2)圏論がIBLと集合と関数を結び付けるコア・ループを見つける(2026.08.17)
「中学入試」カテゴリの記事
- 城西大城西 理念を社会実装する(2026.10.08)
- 羽田国際学園中学 ファン層を確保(2026.10.06)
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 八雲学園 教育の総合力 圧巻(2026.10.01)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)(2026.09.29)
「創造的対話」カテゴリの記事
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)(2026.09.29)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(1)(2026.09.27)
- [思考」を「思」×「考」と捉え返してみる(2)ポマト思考(?) 失敗のイノベーティブなエネルギー(2026.09.23)
- [思考」を「思」×「考」と捉え返してみる(1)(2026.09.23)
「PBL」カテゴリの記事
- 工学院 生徒を動かす鮮烈なRSIC(ランドスクエア国際会議)体験(2026.10.02)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(2)(2026.09.29)
- 東京私学教育研究所 フージョン教育研究会 「コア・ループ」へ(1)(2026.09.27)
- サレジアン国際学園世田谷 カトリック校としての21世紀型教育を構築 図書館LIBERAの戦略(2026.09.19)
- 2027中学入試動向(06)天体の部活のある学校は注目か 自律分散協調系のコア・ループ(2026.09.12)
「高校入試」カテゴリの記事
- 城西大城西 理念を社会実装する(2026.10.08)
- 偏差値の誤用は回避しましょう(2026.09.17)
- 2026東京都私立学校展 2日間で 参加者45,000人超える(2026.08.30)
- 2026東京都私立学校展 1日目 参加者22,000人超える(2026.08.30)
- 東京の私学経営(理事長校長部会)宿泊研修で感じたこと(3)少子化リスクマネジメントの本質は唯一無二の経験ができる教育環境デザイン(2026.07.26)



最近のコメント