数学と情報のクロスオーバー 大事なことは物の見方の交差 聖パウロの数学ミーティングから気づいたこと
★聖パウロ学園の数学科は、月に1,2度MM(Math Meeting)を開催。大学入試問題を通して数学の学び方を分析する対話をしています。解き方を検討することもしますが、生徒がその解法に接近するまでの前提情報とか前提知識とか前提思考スキルとかをポストイットで出し合います。
(左から伊東先生、松本先生、佐藤先生)
★パウロの授業はPBL20%ルールというのがあり、最低20%は思考を巡らす問いを考えるということになっています。思考を巡らすとは何でしょう。解き方とどう違うのでしょう。
★なかなかそれは分けにくいですね。
★ところが、数学科の中には情報の教師でもある佐藤先生がいます。
★順次分析と解法分岐に分けて、アルゴリズムを作ります。作っては主任の松本先生と詰める対話もしています。
★伊東先生は、東京私立教育研究所の研究委員でもあるので、そのような知見を他校の先生方と対話します。
★こうして、より広い視野で数学科は、授業を形づくっていくわけです。
★現場と広い視野とを結びつけるものは、実はアルゴリズムという思考のバックステージと思考の踊り場を可視化する発想でした。
★毎回MMで大学入試問題1題を扱います。その対話のまとめを佐藤先生がアルゴリズムにしていきます。
★これが積もり積もれば、凄いことになりますが、松本先生は、だからといってマニュアルではない。なぜなら、あくまで出発点は、現場の生徒だから、その生徒が違えば、アルゴリズムも変わるからだと。
★一方、伊東先生は、その変容を関数化できれば、数学科でそのようなアルゴリズムの発想を共有できると。
★実におもしろいのです。
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