ポストコロナの大学入試問題(08)東北大学、立命館大学のスマート留学は早晩入試を変えるだろう。
★朝日EduA(2020年10月1日)の記事「コロナ時代の「留学」オンラインで「留学」、単位もOK 東北大と立命館大の取り組み」は、東北大学や立命館大学だけの話ではなく、多くの大学や海外留学を行っている中高にも確実にも広がるでしょう。
★要は、海外提携大学の授業に日本の大学生がオンラインで参加でき、またその逆で海外の大学生が日本の大学の授業に参加でき、相互に単位がとれるというシステム。
★そのシステムには、段階があり、パートタイムの授業の単位からはじまり、相互の授業の単位をとり最終的にダブルディグリーがとれてしまうというところまいきますね。
★リアルな大規模な移動がないし、学費もめちゃくちゃ安く抑えられる。立命館大学は、仮称としてスマート・グローバル・ラーニングと呼んでいるが、オンラオンでダブルディグリーまで取得できるようになると、もはやスマート留学でしょう。
★リアルな留学は?となると、ホームステイでできてしまうので、オンラインで受けても良いし、自費で現地に行って受講してもよいとそのうちなるでしょう。つまり、ハイブリッド留学です。
★社会に出て、海外大学の別の専門を学びたいと思えば、社会人も参加できるようになるでしょう。オンラインで安価にできます。
★実習や実験がある学部学科もVRでできるようになるでしょう。きちんとお金を支払えば、リアルに実習も実験もできる。でも学部段階は、オンラインで十分なシステム構築がでるようになるでしょう。
★もはや大学は学問をするところではないのです。「学問」という言葉は50年後には、差別用語になるかもしれません。学問を受けることができる人とできない人というように。大学という存在自体変わります。大学院は研究機関です。今でもそうですが、ちゃんと給料を支払って研究するということですね。
★大学の役割は変わるのもそう遠くはないでしょう。大学入試改革という小手先の改革ではなくということです。
★このようなシステムは中高でも同じですが、もっとも変わるのが高校でしょう。リベラルアーツ色が強くなり、大学は専門知識をすぐに学ぶ場になるでしょう。
★大学入試勉強という時間がもったいないということになります。リベラルアーツを学びながら、自分のやりたい技能を学ぶために大学にいきます。技能は多様ですから、社会で新たな技能が必要だということになれば、また学べばよいのです。
★スマート留学やスマート学習がどんどん拡大するでしょう。リアルかオンラインかの区別はあまり意味がなくなります。リアルの中にオンラインをミックスして学べるわけです。いつでもどこでも。
★中高の授業や大学の講義で活用する教科書はすべてデジタルでクラウド上に格納できますから、本当にいつでもどこでも学ぶコトができるようになるでしょう。
★そんな流れの中で、入試はどうなるか?自分の感じたことや考え方が他者と共振共感できるような表現力と思考力を問う問題に集中するでしょう。そして、独りよがりな正義感や狭い考え方を捨てる勇気が試されるでしょう。
★その力がなければ、スマート留学もスマート学びもできませんから。
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