創造的才能

2019年9月19日 (木)

パンドラのパラドクス シノプティコンを生み出すブロックチェーンの最後のエルピスにかける

★功利主義者ベンサムが生み出した幸福を生み出す「監獄」パノプティコン(一望監視装置)は、近代社会の構造のプロトタイプになりました。これについてはミシェル・フーコーが「監獄の誕生」という刑罰の正義の系譜の中で取り扱われ、一気に世に広まった考え方です。

Photo_20190919081401

★近代の社会の基礎構造は、ガバナンス構造ですね。ピラミッド型といいます。自由で平等で博愛が等しくメンバーにいきとどくようにコントロールする中心点やあるいは頂点があります。そこが一望監視し、自由や平等や博愛を阻害する要素を修復したり排除したりしています。そして、昨今問題なのは、このガバナンスのチェック機構が非対称性をどうしても払しょくできないことですね。それでも、なんとか第三者機関を作ってやっているわけですが、危機管理ではなく、事の起こる前に防止する策はないか議論は果てしなく続いています。

★大学入試のために日本に戻ってきている帰国生のための小論文ワークショップを行う時に、ここらへんの対話をすると、生活していたお国の事情によるのかもしれませんが、ものすごく敏感な帰国生と意外とスルーしてしまう帰国生と違いがあっておもしろいのですが、究極のパノプティコンは?もちろんメタファーだけれどというと、すぐに反応するのが第二次世界大戦の強制収容所の話です。各国にそれはあったのですが、特にアウシュビッツの話になります。

Photo_20190919082501

★強制収容所の想像を絶する凄惨な体験の中で精神科医で心理学者のヴィクトール・フランクルがいかに生きる意味を見つけて生還したかその体験記「夜と霧」が書かれていますが、本書を読んだひとは、このパノプティコン構造を再生産することは決して許されないと思うでしょう。「夜と霧」はナチスの作戦名です。

Photo_20190919083001

★帰国生には、この時期は入試間近なので、NHK出版の諸富教授の著書をベースに小論ワークショップを行います。そのときに、岡本裕一朗教授の本も紹介します。ネット社会が相互パノプティコンであるシノプティコンを形成している点を語っています。

Photo_20190919083701

★しかし、このシノプティコンは果たしてデストピアなのかユートピアなのかという点は意見の分かれるところです。究極のシノプティコンは、ブロックチェンによるシステム社会の完成ですが、基本はパノプティコンであることに変わりはありません。

Photo_20190919084001

(今予約中です)

★おもしろいのは、落合陽一氏の考え方ですね。中心と周縁、頂点と階層という構造について、目的と手段という関係に置き換えて話します。ベンサム的な発想があるんですが、この構造をシノプチコンにシフトすることによって、解消するというパラドクスをずっと論じているのです。

★目的と手段という関係は、気づかないうちに支配と被支配にすり替えられますから、近代社会の光と影の交錯はこのすり替えを可能にする悪法も法をいかにチェックするかという攻防戦でもあったわけです。合法的にファシズムを生みだした恐ろしい事実を忘れないためにも「夜と霧」という本は大切なのですが、ともあれ歴史の検証の学びはすべての市民にとって重要ですね。

★落合陽一氏は、このパラドクスという難問をわかりやすく目的と手段の二元論で論理的に詰めていきます。そしてシノプチコンにブロックチェーンを登場させるのです。なんと究極の監視社会となるはずなのですが、中心と周縁とか、頂点と階層という関係が、それらをむすんでいるネットワークそのものがブロックチェンになるため、消失します。

★すると、目的と手段という関係も消失します。ということは支配―被支配という関係も消失します。

★なんと、シノプティコンというパンドラの箱が開かれ、この世におびただしい災いがふりまかれるはずなのに、最後は目的と手段の二元論の消失という結果をもたらします。新刊書では、そんなことが書かれているかどうかはわかりません。しかし、すでに新しいルールで動いているということはそういうことでしょう。

★新しいルールはまさにパンドラの箱で、論理的に詰めていくと、災いが拡大するはずなのにその論理は最終的に破綻して、エルピス(希望)が生まれるわけです。つまり、パノプティコンが再構築(Reconstruction)され続けてきたはずなのに、最終的に脱構築(Deconstruction)されてしまうのです。

★あのゲーデルの「不完全性定理」のストーリー版ですね。さすがは、落合陽一氏、高校時代、数学の神童と言われたはずです。

Photo_20190919090201

★そして、なんといっても落合氏はアーティストですから、ゲーデル、エッシャー、バッハのあの本の続きを描いているのでしょう。実は、自然と社会と精神とを結ぶ不思議の輪はまだみつかっていないのです。ブロックチェンによって顕在化してくるということでしょうか。

 

|

2019年9月 5日 (木)

対話の世界(1)聖パウロの養護教諭嶋津先生の<対話>

★高尾の裾野にといっても山の中だが、そこに聖パウロ学園がある。そのキャンパスは別名「パウロの森」。馬を育てる場所があり、そこには乗馬のフィールドもある。乗馬クラブがあるだけではなく、体育の時間にも乗馬の学びがある。

Dsc00405

★森と馬と学校と。なんとも特別な学びの空間だ。このキャンパスは各学園80名定員で少人数教育だが、実に人気がある。高橋博理事長が、偏差値というスコアで思春期を抑圧する日本の近代産業支援の教育に猛省を迫り、生徒の自己肯定感が内側から高まる教育を推進してきた。

★その教育とは、カトリック精神にもとづく<対話>ベースの教育だ。まるで、今回の大学入試改革や学習指導要領の方向転換は、まるで聖パウロの本物教育をモデルにしたようである。「主体的・対話的で深い学び」というキーワードで表現されている、その主体性や対話とはいったいいかなるものだろう?また深い学びとは、どのような授業で行うというのだろう?

★実はその仕掛けあるいはシステムについて、生徒の内発的な学びにまで迫る具体的なものは提示されていない。それは、現場で創意工夫してほしいということのようだ。それがゆえに、今まで、一方通行的あるいは、一部の生徒を相手に問答型授業を行ってきた現場ではどうしてよいかわからないという不安が噴出しているわけである。そもそもその一方通行型とか一部の生徒を対象にした問答型の授業における対話は<対話>ではなく、一方通行型コミュニケーションであったたために、それを生徒どうしの<対話>も含めて授業を展開するのはイメージがつかない。

★ところが、聖パウロは少人数だったということもあり、理事長のビジョンがPBL型授業で思考型学びを推進し、森と馬と学校とという自然と人間精神の循環を隣人愛で結びつけることをベースにしたキャンパスづくりをしてきたおかげで、伝統的に本来的な<対話>が根付いているのである。いわば、伝統的だが革新的というアクロバティックな学習経験を生徒はできるのだ。

Dsc00723

★そんな贅沢なパウロの森は、<対話>の森でもあるが、だからといって、生徒は悩みがないということではない。むしろ自分の内面をみつめる<対話>は悩みも多くなる。思春期というのはそういうものである。そこを通過して大きく成長し飛翔する。

★ともあれ、その悩みは担任の先生が解決のために<対話>するし、教科の先生が<対話>して解消していく。そして、もう一つ、聖パウロの<心の対話のサロン>には、保健室がある。他校の保健室とはだいぶ雰囲気が違い。クラスと同じフロアーにあって、多くの生徒が休み時間に気軽にやってくる。

★もちろん、守秘義務のある相談や体調がよくないというどの学校にもある保健室の共通の仕事を嶋津先生は丁寧に行っている。それ以外に、相談しにやって来る生徒と<対話>するということがある。

★その内容そのものはここでは話せないが、70%は、勉強の悩みと人間関係の悩みから<対話>はスタートする。しかし、実際にはルビンの壺で、本当の悩みは、その背景にある。自分自身の問題であることが多いという。そこに気づけば、生徒は前に進めるという。嶋津先生は、そんな生徒の話をよく聞いている。しかし、何をしたらよいのかアドバイスをすることはめったにない。かといっていなしているわけでもない。ほとんどが、自分自身に気づくことによって解消されるから、生徒の何気ない言葉を聞きのがさず、そこは聞こえなかったからごめんもう一度聞かせてなどと生徒が自分をリフレクションする<間>をつくったりしている。

★生徒との数あるやりとりをお聞きしながら、一つ一つ、井庭崇氏と 長井雅史氏共著の「対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」をパターンランゲージ化したカードと嶋津先生の<対話>を先生と一緒に照らし合わせていった。

★このカードは30枚ある。オープンダイアローグの心得が記載されているが、嶋津先生の生徒と接する時の心得は、たとえばカードでは「ひとりの人として」生徒と対話するとか「じっくり聴く」とか「言葉にする時間」を待つとかパターンランゲージ化されているが、すべてあてはまるのだ。

★生徒の日常の体験にいつもいっしょに浸っている嶋津先生。生徒1人ひとりの多様な声に耳を傾ける嶋津先生。その先生と<対話>する生徒は、自らの日常の体験を話し、悩みを話し、解決策はないか尋ねながら、自分がどう変わればよいのか新たな理解にいくつく。生徒1人ひとりが心の奥底で本当に関心を持っているものをみえなくしている霧や壁やマスクが嶋津先生と<対話>することで、自己解消されていく。

★もちろん、その<対話>の時間は学園生活中続くのである。自分自身への気づきや自己理解は全貌がすぐに見えるわけではない。見えたと思ったらまた向こうに未知の自分がいるのだから、その探究は続く。聖パウロ学園の<対話>は、未来の自分を自分の内面に自分で新しく描く3年間という長い<対話>である。

★そんな長大な<対話>を私たちは、今できるだろうか?そもそもしてきただろうか?聖パウロ学園は、近代の歴史の中で人間が忘却してきた大切なものを再起動できる学び舎なのかもしれない。嶋津先生にそう問うと、本間さんがそう思うのでしたら、そうなのでしょうとほほ笑んだ。そんな大げさなとか、そうですよねとかいう反応ではないのだ。こんな主観性を大切にする<対話>は、やはり科学主義の時代に経験することはなかなかできない。改めてそう感じた。

 

 

|

2019年7月12日 (金)

今、Z世代が熱い!未来への欲求はここにある!

「Z世代のためのプレゼンコンテスト」。7月15日・海の日に、日本電子専門学校9号館メディアセンターでZ世代が企画し実施する。中高生団体SustainableGame代表の中学3年山口由人さんや学生団体「MOMO高校生企業と高校生をつなぐ」代表高校3年生の村上貴文さんがプロジェクトをつくって行動を起こしている。中村伊知哉氏が率いるi専門職大学が協力していることも重要な意味がある。

66097881_648573862290116_393454447242720

★Z世代は、一つ前のミレニアル世代がデジタルフロンティアだったのに対し、デジタルネイティブ。今の中高大学生の世代のことを指しているようだ。1995年という年は、地鉄サリン事件や関西淡路大震災があり、社会の影をいかにすべきか、自然への畏怖を忘れてはいけないことなど日本のみならず、世界に問題を共有する年だった。「ソフィーの世界」という哲学書が世界でベストセラーになったのも、そういう時代だったからだろう。

★同時に、Windows95が世に出て、ホストコンピュータの時代からパーソナルコンピュータにシフトする時代だ。しかもインターネットにつながるデバイスが登場したのもこの年だった。

★影と光が大学の学問の世界ではなく、日常生活の目の前で交錯した。そのときに生まれたのがZ世代だ。

★今の社会は、ミレニアル世代より前の世代が社会を牛耳っている。Z世代が何を欲求しているか、その声に耳を傾けてこなかった。その一つの現われが、中高生によると、座学中心の授業だという。

★inputoからoutoputへシフトする時代がデジタルネイティブにとって当然なのに、自分たちの生活の大部分をinputの時間に押しやられている。これでいいはずがない。

★山口由人さんや村上貴文さんがつくっているそれぞれの団体は、クリティカルシンキングとクリエイティブシンキングを得意とし、さらにというか当然、アクションに移す活動を行っている。その活動の1つが毎日新聞で取り上げられているぐらいだ

★私も山口由人さんが代表を務めている「中高生団体SustainableGame」に21世紀型教育機構のシンポジウムのポスターを依頼した。中高生クリエーターのメンバーがオリジナルで作ってくれた。

66315125_401709633780698_719588337560374

★AIを活用したり、フリーのソフトを活用したり、イラレを活用したり。デジタルネイティブのITスキルは、すでに私たちプレミレニアル世代をはるかに超えている。それなのに、Inputのみの授業を行っていたのでは、Z世代の自己実現への欲求に全くこたえられない。

★しかも、Z世代は、デジタルのリスクも十分に熟知している。それゆえ、今回の「Z世代のためのプレゼンコンテスト」の企画が立ち上がったのであろう。サイバースペースのみならずリアルスペースでのOutputの重要性。身体脳神経系全体が共振共鳴共感する空間で情熱が広がることの重要性を、今回実践して証明するのだ。

★Z世代へ私たちは、もっともっと耳を傾ける必要がある。そこから本当の未来への欲求を感じることができるだろう。

|

2019年6月28日 (金)

教師の雰囲気(01)野望と意志と情熱と

★学校の雰囲気が豊かになるには、教師の雰囲気はかなり重要だ。生徒以前に、自己肯定感が低い教師や懐疑心旺盛な教師の雰囲気は実に暗い。その雰囲気は1人2人だとしても、感染力はある。

★ところが、目の前の問題や目の前の仕事にどんなに悩もうとそれを超える大きな目的という野望を抱き、それを実現しようという強い意志を貫く情熱をもって行動する教師の雰囲気が、その暗い雰囲気をはねのける。

★そのような教師が1人いるだけで、不思議とその学校の雰囲気は浄化されていく。ところが、この教師の存在は思いのほか得難いのである。

Dsc06976

(聖学院の児浦先生は教師の雰囲気が豊穣である!)

★どのくらい得難いのかというと、外から見ていてわかるのは、その教師の周りには多くの同僚が集結して協力し始めるし、生徒が目を輝かしていろいろなアイデアを語りかてくる。そんな存在がそういるはずはないのは少し考えれば了解できるだろう。

★このような教師の雰囲気を生成できる人材を、その学校が大切に扱うと、その学校の未来は開かれる。

★そういう学校がどんどん増えることは、小さな動きのように見えるが、とんでもない大きなエネルギーになる。

★教師の存在理由は、この大きな目的に対する野望を抱けるというコトだ。教師以外の存在は、なかなかそうはいかないのが現在の社会である。

★したがって、学校のみならず、社会もまたそのような教師の存在を大切にする制度システムを構築する必要があろう。

|

2019年6月 5日 (水)

大阪市立水都国際中学校・高等学校 高等学校教頭太田晃介先生に会う。

★梅田で、久しぶりに、太田晃介先生にお会いした。今、太田先生は、大阪市立水都国際中学校・高等学校の高等学校の教頭を務めていて、創設初年度で奮闘されている。

Dsc04760

★同校は、国家戦略特別区域法における学校教育法の特例を活用し、公立学校の運営を民間法人等に委託する公設民営の手法による学校。全国初の公設民営の併設型中高一貫教育校。今政府や文科省は、いろいろな学校の形態を模索し、グローバル社会の激変に耐えうるだけではなく、世界の人々が幸せに生きていける社会創設に貢献する人材輩出ができる最適な学校システムを求めている。

★しかし、それは上からのアイデアではなく、自治体というコミュニティの協働的な取り組みの中から生まれてくることが期待されているのだろう。したがって、設置者が大阪市で、運営は民間の学校法人等が行う学校という、アメリカのチャータースクールのような挑戦は、日本の教育史の中で画期的なことでもある。

★また来年以降IBのディプロマコースも開講する予定で、目下認定のために準備を進めている。カリキュラムも公立学校の中でもかなり特徴的な仕組みにチャレンジすることになる。

★太田先生は、グローバルな視野と新しい学校組織作りと今までにないカリキュラムづくり(学習指導要領ベースではもちろんある)と新しい教師力育成という多角的多面的仕事に取り組んでいる。

★これ程新しいことに挑戦しているのだから、当然いろいろな葛藤や壁にぶつかるのは想像に難くないが、対話の中ではそういう話は一切出てこないかった。それよりも、新中1生と新高1生のまさに「主体的・対話的な深い学び」に取り組む前のめりの姿について目を輝かして語られた。

★部活や生徒会は生徒自ら創っていく環境を設定していることが功を奏しているとい。また、公のイベントや研修への参加も内発的モチベーションが想像を超える高さだという。IBコース以外も、そのエッセンスはカリキュラムに流れるし、実際に高2からは総合的な学習の時間で、コースの区別に関係なくTOKを取り入れたプログラムが実施されるから、学校全体がグローバル教育の息吹で満たされるし、すでにそうなっているというのだ。

★太田先生のことを以前から知っているが、カリキュラムのみならず経営や組織作りについても懸命に学びそして取り組んでいる姿に、日本の教育の未来は、やはりこのような先生方の言動の中にこそあると確信した。

★同校の目指す学校像に「国際社会で活躍し、大阪の経済成長をけん引する人材を育てる学校。」という文言がある。学内の先生方1人1人がこの思いを持つ学校は、そうはないだろう。理想と現実の一致という美しくも険しい道のりを学内一丸となって生徒も一緒になって進むチーム作りに没頭している太田先生の姿に感動した。

|

2019年3月31日 (日)

かえつ有明 才能開く学び

★かえつ有明の小畑校長ブログは、出色のブログ。あのアトムのロボットを組み立て、AI(人工知能)を搭載している。ブログが更新されるたびに、アトムがディープラーニングによって成長している姿を現している。二足歩行のメカニズムも動画だけではなく、図によってきちんとベクトルと物理の法則を使って解説されている。

★校長自らが最先端のテクノロジーを使い、メカニズムを作りながら解明し、途中で躓いたとき、その原因を突き止めて修理しながら進む。まさに試行錯誤の可視化そのもの。ディープラーニングは、かえつ有明のふだんの授業の象徴でもある。STEAM教育の最高の在り方を示してもいる。刺激を受ける生徒はたくさんいるだろう。

★かと思うと、そのSTEAMのA(アート)の部分が飛び出てくるような活躍を中学生が行ってもいる。

K2

(写真は、同校サイトから)

★今月21日から1週間、同校中学生が、渡米し、アメリカンダンスドリルチーム インターナショナル選手権2019にチャレンジ。中学HIP HOP部門 第2位、中学校総合 第4位という成績を収めた。

Ko

★すごいという言葉以外に見つからないのだが、同校サイトの記事からはダンス部の顧問の先生のティーチングとコーチングの絶妙のバランスを前提とした熱い眼差しが伝わってくる。

★ああ、これもふだんの授業がアクティブラーニングであふれていることがつながっているなあとちょっと感動してしまう。顧問の先生も参加していたアクティブラーニングの研修を見学をしたことがあるが、筋金入りのポジティブな性格と精緻な思考のバランスにあり得ない不思議さを感じていたが、たしかに平均モデルの精神力では、生徒といっしょに世界の舞台で挑戦できないと、遅まきながら感じ入った。

★破格のグローバル教育とアクティブラーニングとSTEAM教育とマインドが、バラバラではなく、自然に一つにつながっている。自然体で、それでいてハイレベルな世界標準に通用する学びが行われているわけだ。

★要するに、校長をはじめ教師も生徒も、一人一人が自分の才能を大切にし、それを全うしようという本物の活動をしている。それは、当人にとっては、あたり前のことをしているだけだ。しかし、外から見るとものすごいことをやっている。

★このギャップが外からの評価を高くしている魅力だろう。

|

2018年10月18日 (木)

プロジェクト学習≪PBL≫で生徒は自律協働創発系になる。

★授業の達人、例えば、香里ヌヴェール学院のU先生は、講義での語りもPBL(プロジェクト学習)も実に巧い。そして、どちらをやっても、生徒は自律協働創発系になる。生徒自身が本来的な存在者をいまここでの現象存在に顕在させる。

Dsc04186

続きを読む "プロジェクト学習≪PBL≫で生徒は自律協働創発系になる。"

|

2018年9月12日 (水)

【リーダー論】成功するリーダータイプの葛藤

★今年は、2月、5月、9月とイベントをコーディネートしながら、様々な方と対話をした。対話をしながらイベントをコーディネートしたというのが本当のところか。もちろん多くの先生方とも対話した。実際には一度しか会ったことのない若い先生にSNSで深層にそっと光り輝いている学びの真理を教えてもらって涙腺が緩んだこともあった。もちろん、ロマンチックな話ではなく、年老いたせいだろうと思う(^^汗)が。

Photo

続きを読む "【リーダー論】成功するリーダータイプの葛藤"

|

2018年9月 1日 (土)

桐朋女子出身 高橋侑子 トライアスロンで金

★今回のインドネシアで行われてるアジア大会で、トライアスロン高橋侑子が金に輝いた。スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロという常人には過酷なレースを制したが、この道のりを、自身の母校が発行している「桐朋教育」で、すでに予告するかのように、静かな情熱をもって語っていた。すぐに知らせてくれたのは、同校の吉川陽大先生。

Photo

続きを読む "桐朋女子出身 高橋侑子 トライアスロンで金"

|