創造的才能

2026年7月30日 (木)

東京電機大学中学 教科ルーブリックに重要な特徴を見つけられる

★東京電機大学中学(以下「TDU」)は、今春の入試においても実質倍率3.6倍と安定的な人気の学校。理系に強いイメージ、女子の志望者が増えている、基礎学力がしっかり身につくなどのイメージが受験業界で定着しています。ONETESのサイトに「大学生メンターに質問できる放課後学習支援を開始」という記事が掲載されているように、生徒1人ひとりの個性を生かす手厚い進路指導は受験生・保護者にとっては頼もしい限りです。

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(写真はONETESから)

★ただし、最近では、学校推薦型という多様な経験をしたり仲間と協力しながら、視野を広め、冒険心旺盛な探究活動に挑戦していく学びも進路指導でも支えられています。

★TDUの進路指導は、いわゆる受験勉強とは当然違います。では、どう違うのか?

★それを決定的に言語化しているのが、TDUの中学の教科ルーブリックと高校の教科ルーブリックです。

★中学と高校とでは、ルーブリックの中身が違っています。これは生徒の発達段階に合わせた作り方になっています。

★TDUのグラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)は、「社会の中で自立し、生き方を主体的に選択できるように、次の5つの力を養います。視野の広さ・冒険心・専門性・共感力・向上心」とあります。この「視野の広さ」「冒険心」「専門性」「共感力」「向上心」は、すぐに身につけられるものではありません。

★したがって、中学段階の教育環境デザインと高校段階の教育環境デザインがシームレスに発達のカーブを支える条件設定になっています。

★この5つの力は、教科のみならず、探究活動やグローバルな教育活動にも浸透しているはずです。このTDUの教育活動すべてが建学の精神が運動体になるルーブリックによって有機的につながっているから、教育の質の高さが受験生・保護者に伝わるのでしょう。

★併願校を観ていくと、このような基礎学力と創造性に結びつく深い学びの統合を前提にする学校がずらりと並んでいます。TDUにもっと学んでみようと思います。

 

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2026年7月20日 (月)

私立中高一貫校は信頼される学校の存立基盤の質の時代に突入

★2030年に少子化の時代に本格的に突入するため、お受験から大学受験まで各学校は多様な戦略を打ち出してきています。中学受験もその例外ではなく、ここにきて目立っている戦略は、ブランドやプレミアムの水平展開です。カトリック学校がカトリック校でなくなるというケースもでてきました。MARCHクラスの大学の系属や系列になるというのもその水平戦略の典型です。

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★各学校がサバイバルするのに知恵を絞るということは、望ましいことであると同時に、結果的にもともとの建学の精神を守ってきた学校としてサバイバルできない学校もでてきます。受験生の保護者は、これまで以上に自分の目で説明会でしっかり観察していったり、情報を集めたりする必要があります。そのとき、今までとは違う学校の経営的な戦略を読み解くということもポイントになります。そこで、次のようにまとめてみてみました。参考になればと思います。

1. 学校を支える4つの要素

私立中高一貫校が「選ばれ続ける学校」であり続けるためには、まずは次の4つの要素が関わっています。

・ メンバーシップ(帰属意識とコミュニティ)
・ ブランディング(学校の独自性と社会からの評価)
・ プレミアム(選抜性や進学実績などの付加価値)
・ 知的誠実さ(インテグリティ)

ここでいちばん伝えたいのは、「メンバーシップ・ブランディング・プレミアムがどれだけ立派でも、知的誠実さがなければ、すべて土台から崩れてしまう」ということです。

◆メンバーシップと誠実さ
卒業生・在校生・保護者が共有する「誇り」や「一体感」がメンバーシップです。学校側が宣伝文句と実際の教育内容にズレなく向き合い、先生方が成績や属性で生徒を差別せず、一人ひとりの人間性を尊重して誠実に接することで、初めて強く健全な仲間意識が育ちます。

◆ブランディングと誠実さ
他校との違いを打ち出し、「この学校で学ばせたい」と思わせるためのイメージ戦略がブランディングです。ただし、実態の伴わない見栄えだけの発信は「誇大広告」にすぎません。学校が自校の強みだけでなく、改善すべき課題も含めて正直に発信することが、結果として長く続く本物の信頼につながります。

◆プレミアムと誠実さ
入試の難易度や高い進学実績、独自のカリキュラムといった「高い価値」がプレミアムです。進学実績や推薦枠の数字を実態以上に見せるような行為は、誠実さに反します。本当の意味でのプレミアムは、生徒の知的好奇心を偽りなく満たし、自分から学ぶ姿勢を育てているかどうかの上に、初めて成り立つものです。

◆知的誠実さが果たす役割
知的誠実さとは、事実をありのままに受け止め、自分の利益や見栄のためにごまかしをしない姿勢のことです。学校運営や教育の場でこうした「ごまかし」を排除することが、保護者や社会に対する説明責任を果たすことにつながります。また、先生が自分の間違いを認めたり、学問に真摯に向き合う姿を見せたりすること自体が、生徒にとって最高の倫理教育となり、学校の教育的価値を高めます。

2. 受験生の「やる気」との関係

4つの要素は、受験生の学習意欲(外的な刺激から、自分から学びたいという内的な動機への成長)を支えるエンジンとしても働きます。

◆ブランディング → 期待と憧れ
華やかなカリキュラムや社会的な評価は、「この学校の生徒になりたい」という入学前の強い憧れを生み、やる気の着火剤になります。

◆プレミアム → 自己効力感と競争心
高い進学実績や大学への内部推薦枠は、「努力が報われる環境にいる」という安心感を与えます。周囲と切磋琢磨する競争心が生まれる一方、確実な推薦枠があることで、目先の受験勉強にとらわれず、本当にやりたい研究や留学に挑戦する余裕も生まれます。

◆メンバーシップ → 心理的安全性と持続性
「この仲間と一緒なら頑張れる」という帰属意識は、やる気を長く支える「心の安全基地」になります。行き詰まったときに孤立せず、仲間と乗り越えようとする粘り強さが育ちます。

◆【最重要】知的誠実さとやる気
他の3つの要素がどれだけ優れていても、知的誠実さが欠けていると、生徒のやる気は一瞬で冷めてしまいます。偏差値の操作や見せかけの取り組みといった「ごまかし」に、多感な中高生はすぐに気づきます。「大人は口先だけで、結局は学校の実績のために利用されている」と感じた瞬間、やる気は「やらされる勉強」へと変わってしまいます。

反対に、先生が自分の過ちを認めたり、わからないことを一緒に調べたりする姿勢を見せる環境では、生徒も失敗を恐れずに挑戦できるようになります。これが、探究学習やPBL(課題解決型学習)における、もっとも大切なやる気の源泉です。

3. 4要素がかみ合ったときの生徒の姿

ブランディングに憧れて入学し、プレミアムな環境に刺激されて背伸びをし、メンバーシップ(最高の仲間)に支えられて安心して失敗し、知的誠実さ(嘘のない教育)に触れることで、損得抜きに学問を愛するようになる。これが、4つの要素がかみ合ったときに描かれる好循環です。

学校を選ぶ際は、パンフレットに並ぶ言葉(ブランド)だけでなく、「この学校の環境は、我が子の本気の学習意欲を本当に引き出してくれる誠実さがあるか」という視点を持つことが大切です。

4. 学校説明会・見学で「知的誠実さ」を見極めるチェックポイント

① 数字の出し方が具体的か
「難関大学合格者多数」のような曖昧な表現だけでなく、母数(卒業生全体の人数)や、実際にどのコースの生徒がその実績を出しているのかを、質問したときにきちんと答えてくれるかを確認してみてください。はぐらかされる場合は注意が必要です。

② 弱みや課題を語れるか
説明会や個別相談で「本校の課題は〜です」「まだ改善の途中です」と、良い面だけでなく正直に話す学校は、誠実さの現れといえます。良いことしか語らない学校には、少し警戒しておくとよいでしょう。

③ 先生の言葉に実感がこもっているか
パンフレット的な決まり文句ではなく、先生自身の言葉で、生徒とのエピソードや失敗談を話してくれるかどうかも一つの目安になります。

④ 在校生・卒業生の様子が「作られていない」か
文化祭や説明会での在校生の話しぶりが、台本通りではなく自然かどうかを見てみてください。生徒に直接質問したときの反応にも、その学校の空気が表れます。

⑤ 推薦枠やコース分けの説明に透明性があるか
指定校推薦や内部進学の条件を聞いたときに、条件や実態をぼかさずに説明してくれるかどうかも確認しておきたいポイントです。

5.それでもなお注意すべき点~5つ目の条件

それでもなお注意すべき点があるのです。それは学校の校長をはじめとする教職員の「言葉の選び方」です。言葉はどんなに巧んで選んでも、いつもの癖がでます。誠実に相手のことを配慮して使っているとしても、そうではないことがあります。コミュニケーション力の本来性は、人間の存在をどうとらえているかという考え方や感じ方、価値観と一致してしまうということです。

ここを見ぬけるかどうか?「哲学の目」が必要になるかもしれません。信頼される学校の存立基盤の条件の5つ目は「学校の中にあるコミュニケーションの質」です。これは、上記の図の中であえて表現しませんでした。4つの条件が発動しているときの内側で作用している質なので、見えないからです。

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2026年7月13日 (月)

学校説明会で、その学校の対話の質がわかる

★AI世界は、AIに代替されない自分の独自の発想や提案を思考し、判断し、最終的には解決のシステムや技術を実装する能力が必要です。このような人材のレベルを落合陽一さんは、クリエイティブ・クラスと言っています。では、どのような環境から、そのクラスは生まれるのでしょう。今では、グローバル教育もSTEAM教育も、多くの私立中高一貫校は行っています。しかし、必ずしもそのような学校すべてからクリエイティブ・クラスの創造的才能者がたくさん生まれるとは限りません。それはなぜ?

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★その秘密は、対話の質にあります。対話はミクロがゆえに外から見ているとなかなかわかりにくいので、どんな教育環境デザインをしているかというカタチを比較することで、学校選びをしたくなります。もちちろん、第1段階はそれでよいのです。

★第2段階は、その環境がどんな成果を生み出すかです。これも外から見ていてわかります。

★しかし、その成果がクリエイティブなものはそんなに多くないので、クリエいティブ・クラスが生まれる可能性の多寡は実はなかなかわかりません。

★では、どうするのか?

★それは学校説明会の時に、教師がどういう言葉を使っているかで、わかる場合が、意外と多いのです。

★教師が、生徒の選択判断について語るときに、面倒見がいいとはどこの学校でも語るのでしょう。

★しかも、コーチングだとかファシリテーションだとか、生徒と伴走するという話もよくするでしょう。

★しかし、問題は、その伴走の時の対話のスキームなのです。

★教えるとか教えないとかという表現もありますが、それは程度問題なので、惑わされないようにします。

★実は、丁寧にでもマイクロアグレッションという気づきにくいネガティブなフレーミングを語っている場合があります。

★これが、多くの生徒に自己肯定感やモチベーションを高められないもやっとした壁を感じさせます。先生は丁寧に君はこの点ができないから、こっちを選びなさいというのは、丁寧だし、その生徒のことを思っているけれど、どこか違います。

★こういう点が強みなのだから、ここを活かすとしたら?そして生徒が選択判断をしたら、そのときそれを実現するために、強みと弱みを、一緒にリフレクションしようと。自分で選択した目標を実現するために、強みをもっと活かし、弱みを強化するリフレーミングを生徒と共に作っていく対話をする先生をたくさん知っています。本ブログでも紹介している先生方はまさにそうです。

★そのような先生は、学校説明会でも同じです。ポジティブなフレーミングを設定し、それに対しネガティブな状況が生まれれば、それを書き直すリフレーミングの対話をしていきます。

★大事なことは、やがて、生徒自身がポジティブなフレーミングをしたり、自分でリフレーミングをできるようになっていくことです。このような生徒自身の成長物語を書き換えながら作っていく能力こそクリエイティブ・クラスの力であり、このような対話ができるチーム教師こそが、クリエイティブ・クラスが生まれるマインドの泉なのです。

 

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2026年7月 8日 (水)

工学院 多様な創造的才能が花開くクリエイティブクラス育成校

工学院大学附属中学校・高等学校(以下「工学院」)といえば、今やグローバル教育とSTEAM教育の最先端校というイメージが思い浮かびます。もちろん、その通りなのですが、本当はハワード・ガードナー教授の「多重知能理論(Multiple Intelligences)」をベースにした創造的才能者が生まれる、つまりクリエイティブクラスがどんどん生まれる学校なのです。

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★その多重知能とは、知能は一つの物差しでは測れず、論理数学的知能や言語的知能、身体運動的知能、対人的知能など、複数の独立した知能から成り立っているという理論です。この多重知能理論を土台として、ガードナー教授は創造性についても独自の考えを展開しています。

★その考えの中で、まさにこれぞ工学院のクリエイティブクラス育成のコンセプトだと思えるのは、<創造性は「超天才」だけのものではない>という言葉です。なるほど、同校の教育理念は「挑戦・創造・貢献」なのですが、その創造の意味は、一部の突出した天才だけが持つ特別な才能ではなく、誰にでも発揮できる可能性があるものだというガードナー教授の考え方に重なります。

★生徒中心主義の学校ですから、たとえある知能が平凡であっても、別の知能で高い創造性を発揮することを大いにサポートする教師がたくさんいます。先生方は、一つの知能だけで人の創造性を測ることはできないと考え行動しています。

★また、多様な多角的な経験プログラムが豊富です。ですから、いくつかの「そこそこ高い」知能を掛け合わせることで、独自の創造性を生み出せる機会が山ほどあります。単独では突出していなくても、複数の知能を組み合わせることで、他の誰も思いつかなかったユニークなアプローチが生まれます。この生徒たちのユニークな活動が、工学院のサイトには満ちています。

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★そして、ここが肝心なところですが、ガードナー教授は、創造性は「才能(知能)」「取り組む分野(ドメイン)」「それを評価する社会(フィールド)」の3つがうまく噛み合ったときに生まれると説いています。どれだけ優れた才能があっても、それを活かせる分野や、評価してくれる環境がなければ、創造性として発揮しにくいということです。ところが、工学院にはそれらがあるのです。

★私立中学に進学する生徒は、偏差値にかかわりなく、自分の才能を持っています。その才能を発揮できる教育活動が多様に生み出されているかがまず大事です。工学院はその活動が各学年本当に豊富です。同校の毎日のように更新されるブログを観れば、それは明らかです。そして、それを評価してくれる環境は、いろいろなイベントがあるたびにプレゼンテーションの機会が学内を満たしているし、学外でも活躍する機会を先生方は探しまくります。ラウンドスクエアの国際会議や高2が全員参加するグローバルプロジェクトなどは最高最大のものでしょう。

★教頭の田中歩先生は、このクリエイティブクラスがどんどん生まれる工学院の教育のクオリティや生徒に対する愛深き教師陣の存在を支持してくれる受験生の保護者が増えてきていると手ごたえを感じています。実際、学校説明会で語る田中歩先生の生徒中心主義の教育に感動したと中学受験生の保護者から私もメールを頂いたほどです。新しい私立中高一貫校のブランドが八王子の地に生まれ広がり始めています。その評判は新宿までは確実に届いています。

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2026年6月22日 (月)

富士見丘 超私学の理由

富士見丘の2026年度大学入試 合格実績も凄まじい。まず驚きなのは、アイビー・リーグの一角であるコロンビア大学(THE世界大学ランキング第20位)に合格していることです。しかも、奨学金も取得しているということです。University of the Pacificにも合格しています。同大学は、世界大学ランキングでは目立たないのですが、全米の大学の中では極めて評価が高いのです。

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(多様なグローバル探究の教育環境がある中で、中1~高2まで「自主研究」が日々行われています。この個人の研究の持続力が富士見丘の生徒1人ひとりの智慧を迫力あるものにしています)

★2026年春の卒業生139名のうち、国公立・早慶上理・GMARCHの合格者数は83名です。中でも上智大学は19名です。この83名は、どの生徒も高度な英語力を持ち、中1のころから5×2という「自主研究」を継続しています。平日5日間の通常授業からの「学び」と週末(土・日)2日間の自らの「研究」の相乗効果を期待して、「5×2」(ゴカケルニ)と名付けています。それぞれの興味・関心を掘り下げることを通じて「探究」の面白さに気づき、自身のオリジナリティを発見する好奇心駆動型の学びが、生徒1人ひとりにしっかり根付いています。

★昼休みや放課後は、この研究について先生方と対話や議論をしています。ある意味、イギリスの大学のチューターリング方式が広がっていると言えます。

★この土台の上に、デザイン思考によるグローバル基礎やグローバル演習、模擬国連などの多様なグローバルな探究活動が行われています。

★また、国語の小論文指導や英語のエッセイライティングのきめ細かい指導は、バイリンガル型の論理的思考、批判的思考、創造的思考の基盤を形成しています。

★このように、一条校でありながら、オールイングリッシュの授業やグローバルプログラムが広がり、チューター型の対話と議論によってバイリンガル型の論理的思考・批判的思考・創造的思考が定着していく教育環境があります。

★もはや日本の高校を超えている教育環境であると同時に大学レベルのチューター型の教育がなされているのです。

★したがって、先の83名が海外大学に挑戦するなら、多くの生徒が海外大学に合格するでしょう。つまり、60%以上の生徒が世界大学で高い評価を受けている海外大学に合格する能力が育っていると言えます。まさに超私学です。

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2026年6月20日 (土)

駒沢学園女子 学校改革プロジェクトチーム4つの質を豊かに 英語コース1期生の成果期待

★ときどき受験市場で、宗教系の学校は人気がないと誤解されるような言い方がされます。これはアンコンシャスバイアスです。東京の仏教系の私立学校を眺めると、人気校が多いからです。世田谷学園、芝、佼成学園、佼成学園女子、武蔵野中学、淑徳、淑徳巣鴨など仏教教育を土台に進学実績が飛躍的に伸びています。佼成学園や淑徳、武蔵野中学などは、海外大学進学準備教育も万全です。

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(頻繁に学校改革プロジェクトチームのメンバーが打ち合わせをし、学校全体がブレークスルーする仕掛けを企画実施しています)

★駒沢学園女子も世田谷学園と同じ曹洞宗で、その仏教教育を現代化したグローバル探究の成果は徐々に出てきました。来春、高校の英語コースの1期生が卒業します。すでに多くの仏教系の学校が、それぞれ特徴的な教育を行っていますが、それは駒沢学園女子も同じです。しかも、仏教教育はどの仏教系の学校もとても大事にしています。ある意味、駒沢学園女子は期待すべき知られざる未来の優良学校の一つです。

★ところが、まだその魅力が受験市場に十分に広まっていません。そこで、MITのダニエル・キムなどがいう4つ関係の質をさらに充実しながら、成果も生み出す魅力的な教育システムを多くの受験生に知ってもらう総合的な取り組みを学校改革プロジェクトの教師チームがアクティブに対話しながら行っています。

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★私は、普段この学校改革プロジェクトのメンバー以外の同校の先生とよく対話しています。その先生は新しい生成AIを使った授業の研究をしている私学のプロジェクトに私といっしょに活動しているのです。授業実践報告を東京の私学の先生方と共有するWS(ワークショップ)などで活躍しています。このような学校改革プロジェクトが行われるとき、メンバーだけが盛り上がっているというケースは多々ありますが、駒沢学園女子はそういうことはないというのが、メンバー以外の先生方の存在が証明しています。

★それから、宗教の教師が、実はほかの仏教学校からも高く評価されています。その先生は、仏教の大切な「四諦」という考え方を同校のグローバル探究のシステムに置き換えて説明してくださるのです。仏教とグローバル探究を結び付けるというのは、生徒にとっては転移という異質のもの同士を結び付ける最高の学びの能力なのですが、宗教という授業の中でも展開されているということに感動です。たとえば、食会という食する行為が真理の世界に結び付き広がっていくのです。

★グローバル教育の時に日本の精神を形作っている仏教精神が根付いているというのは、今後ますます重要になってきます。

★それから、同校のの宮崎遼先生と斉藤麻衣子先生が、生成AIを活用したライティング授業のモデルの開発で、東京都私学財団より表彰を受けました。そのことが全私学新聞でも紹介されています。確実に、関係の質、思考の質、行動の質、成果の質が循環している魅力的な教育が広がっています。来春の成果に結びつく、今後の教育の活動をウォッチしていきたいと思っています。

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2026年6月18日 (木)

成功する学校組織 4つの質の循環をつくる5つの対話

★学校は、私立公立を問わず、幼小中高大どこでも、激減する少子化が押し寄せてくる状況に日々経営と教育をどうするのか議論が絶えません。私は私立中高の先生方と毎日対話することが中心になっていますが、サバイバルできる学校は、武器としてはAIとグローバルの教育を世界を巻き込みながら構築し経営していく学校というのはもはや当たり前になっています。

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★しかし、どこの学校も同じ武器を使っても、サバイバルできるかどうかは同じではないのです。では、何が違うのでしょうか?それは組織の質です。そんなこともあって、MITで、ピーター・センゲといっしょに学習する組織研究センターを立ちあげたダニエル・キムの著作が今年4月に邦訳され発刊されました。

★私は「学習する組織」の理論の根底にあるシステム思考を2人の著作から学びました。SDGsの生みの親ともいえるドネラ・メドウズのシステム思考や彼女が悲しくも亡くなった後、友人のピーター・センゲがひきついだ理論を読み漁っていました。邦訳されていたからです。ところが、ダニエル・キムの今回邦訳された本は、原典は2001年に書かれているのです。25年たって邦訳。なぜでしょう、

★おそらく企業にとっては、ダニエル・キムは、直接企業の現場に近い事例を挙げてシステム思考を展開してくれているし、4つの質が循環する組織が成功するのだと論じているからでしょう。ドネラは世界システムの大きな話になっていくし、ピーター・センゲはスピリチュアルなところもあるので、プラグマティックな色は薄いと感じられるかもしれません。ですから、二人は逆に学校で多くの先生方に読まれてきたのでしょう。

★ダニエル・キムは、企業のコンサルタントが部分的によく引用していますから、ますます教育から遠かったのかもしれません。しかし、学校も、特に私学は経営が大事です。ダニエル・キムの本はシンプルに役に立つと思います。

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★私は、最近、学校の先生方と対話しながら、ダニエル・キムの4つの質の循環に、思考コードという基準を使って長年向かい合てきたと気づきました。

★そして、これが循環している学校の先生方は、5つの対話をこの4つの質を生み出し、つなげるときに自在に選択したり組み合わせていることに気づきました。

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★4つの質が循環するとき、放っておいても循環しません。常にあらゆるシーンで対話が行われているのです。その種類は次の5つです。

❶共感的対話

➋論理的対話(トウールミンモデルなのでロジカルとクリティカルが融合)

❸物語的対話

❹創造的対話

❺交渉的対話

★これらを巧みに使い分けしたり融合したりして対話していきます。もちろん、パーパースに向かっていくのですが、実はパーパスは表現が同じでも、パーパスの質も無限に豊かになっていくのです。ここは企業と私学教育の違いかもしれません。

★サバイバルしていく学校は、4つの質の循環を5つの対話でつくり、そこからパーパスに到達するのですが、そのパーパス自体の質が滾々と豊かさを生成しているのです。

 

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2026年6月14日 (日)

学校法人OCC 教育テック大学院大学の提言書 標準的な教育改革視点を共有

★学校法人OCC 教育テック大学院大学が教育改革について提言書を出版しています。「教育テック 教育問題の見方・考え方の大転換」(教育テック大学院大学 編集 学事出版 2026/6/5)がそれです。帯に「教育DXとは、授業改革ではない。あらゆる教育機関の『生存戦略』である。」とあったので、経営者はやはり「授業」に興味がないのかと思って購読してみることにしました。目が不自由なので、kindle版が出るのを待ちたかったのですが、次期学習指導要領や都教委の2040年に向けた教育戦略が実施され始めているため、それらとの関連性を考えるためにもと思い紙で読んでみることにしました。ルーペで見ながらは、しんどいので、結局次にあげる目次が提示しているテーマや問いを読む前に、自分で考えるということになりそうです。

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★とはいえ、目次を見ると、市民がクリティカルシンキングをする重要なそれでいて標準的なテーマや問いが設定されています。これは、多くの人が読んだり、考えたりすることは、とても大切であると思います。

★最終章の3段階の教育テックロードマップに、各章の議論が集約されていくわけですから、私の想いとはそう違いはないよな気が今はしています。

【第I部】 生存への決断──危機編
第1章 「学費依存」から抜け出すための財務革命 植草 茂樹
第2章 公教育の再設計──「新しい公共」としての学び 木岡 一明
第3章 デジタル変革を支える「教育行政」の新たな役割 合田 隆史

【第II部】 学習者中心の革命──解決編
第4章 AIは「第二の先生」になれるのか? 秋田 次郎
第5章 LLM(大規模言語モデル)が実現する「自分専用の家庭教師」 大和田 茂
第6章 デジタルネイティブのこどもたちが選ぶ「未来の教室」 松田 孝
第7章 遊びの中にこそ「本物の学び」が隠れている 河﨑 雷太
第8章 学校は「リアルな場所」である必要があるのか? 竹村 治雄

【第III部】 組織の再定義──実装編
第9章 先生は「スーパーマン」でなくていい 妹尾 昌俊
第10章 保育現場を「持続可能」にするDX人財戦略 山本 淳子
第11章 AIカメラが可視化する「教室の熱量」と教育CIOの役割 原山 青士
第12章 「学び」を数値化し、教育の質を証明する技術(EBE) 秋田 次郎
第13章 大学・学校の「評判」をデータで守り、高める新戦略(IR) 山田 礼子
第14章 選ばれる学校になるための「信頼」の作り方 柴山 慎一

【第IV部】 社会的共通資本への道──希望編
第15章 学びの「生態系」を創り、教育をアップデートする 山田 恒夫
第16章 大学は「終わった」のか? 生涯続く学びの未来 織田 竜輔
第17章 世界市場を視野に入れた「教育の届け方」改革 藤本 典裕
第18章 学校を地域と地球の「幸せの拠点」にする方法 大和田 順子
第19章 産学官連携DXが描き出す、2030年・2040年のシナリオ 都築 稔
第20章 教育データ活用の「舵取り」をどう担うか? 林 正幸

【終章】
第21章 教育テックロードマップ2035──その先へ 根岸 正州

★ただ、教育DXは、授業改革ではないということは実際にはどこに書かれているかは、読んでみなければわからないなあと。授業改革は、3つの段階があります。

❶授業方法の改革

➋生徒の学び方の改革

❸コミュニケーションのメカニズムの改革

★たしかに、第2段階までは、教育DXにおける改革から見ればミクロの話かもしれません。しかし、ミクロはマクロにつながっています。授業の中で行われる対話を動かす内的なコミュニケーションのメカニズムの改革はマクロに通じるのです。

★ただ、これは本質的な話なので、大学などの生徒獲得という意味での戦略には直接結びつかないかもしれません。

★とはいえ、コミュニケーションのメカニズムの変容は、アンコンシャスバイアスを見破ったり社会の階層構造を把握したり、社会課題の背景などを知り、新しい知識を創出し、問題解決の実装を生み出したりして社会を善くするエネルギーの源泉です。

★グローバル教育であれ、都市経済プロジェクトであれ、多様な探究であれ、このコミュニケーションのメカニズムをどのように変容させていくかにかかっています。学習者中心主義というなら、ここは外せません。

★この点について、どの章で論じられているのか、読んで確認してみたいと思います。

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2026年6月 6日 (土)

聖学院本橋先生の授業 世界は数学でできている 文部科学省は必見です

★先日東京私学教育研究所のフュージョン教育研究会の委員である本橋先生の授業を見学しました。先生はその日連続して授業を持たれていたため、わざわざ放課後、市ヶ谷の研究所まで来てくださいました。帰り道の途中だからと。ありがとうございます。

★さて、授業実践研究がわたしたちの目的ですから、授業のリフレクションをしたわけです。その対話の中で、本橋先生のコンセプト「世界は数学でできている」という私には思いも及ばぬ話に感動しました。

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★昨年は、虚数の数学授業の実践研究をしました。三角関数の授業は拝見できませんでしたが、やはり同じ授業デザインで行ったということです。今回は微積の単元です。聖学院は、大学合格実績が年々上昇していて注目男子校の一つです。ですから、理数系の数学は難問の演習も欠かせません。

★しかし、本橋先生は、その中に数学的ものの見方や世界観を生徒と対話する時間を中学の数学授業から設けています。たいていは、単元の最終の2時間くらいを当てますが、今回は定期テストの返却の時間を使って、微積の授業に入る前に設定しました。無限とか極限とかをどうとらえるか対話することによって、微積の問題を解く準備だけではなく、微積が世界にどうかかわっているかがイメージしやすくなるだろうという仮説があるようです。

★無限や極限の捉え方は、実はいくつかあるのですが、それを生徒の対話から生み出していく授業はさすがです。0‣9999....は1であるか?についてから対話が始まりました。生徒は、直感的に現実世界には合わないのではないか、数式的には証明できてしまうとかすぐに反応していました。

★そこから科学と数学は違うだとか、本橋先生の日ごろ言っている数学の世界の崩壊につながるのではないかと議論がだんだん盛り上がっていきました。これらの発想は、歴代の数学者が疑問に思いそれを解決すべく様々なアイデアをだしていった入り口にたっていることを本橋先生は語っていきます。つまり、どれも否定しないのです。数学の時間だというのに、正解が一つではない。。。衝撃でした。

★自分の考えが、あっているとかばかげているとか即断するのではなく、その疑問や発想は歴代の数学者と同じ立ち位置にあったという話は、生徒の内面に何かがわきあがっていく躍動を感じました。

★そして、自分で考え、仲間と対話した後に、チャッピーで自分の考えをリフレクションする時間もとっていました。自分とは違う考えや自分の考えはニュートン時代には使われていた無限小の話につながるという確認もできました。しかも、今は使われなくなったはずの無限小の話が再び見直されているという現実も知り、教科書のようにまとまっている話だけでは世界は語れないという気づきも得ていたようです。

★振り返りの対話の中で、大学入試問題を解くのに、今回の極限の捉え方は直接役立たないのではないかと尋ねると、数学はそもそも大学入試問題を解くためだけにあるのではないのだからよいのですよと。もちろん授業の大半は技術的なトレーニングに時間をかけますが、大事な数学的ものの見方もセットで授業はしていきますと。

★たしかに、無限や極限の捉え方は、ナノマテリアルの製法で活用されています。トップダウン方式とボトムアップ方式の両方のアプローチは、極限の捉え方にもあるわけです。むしろ、その発想が科学に応用されていると。しかも、無限や極限はフラクタルな図形にも応用できるわけですが、フラクタルという発想は、生物の細胞増殖にも応用可能だというのです。なるほど世界は数学でできている。。。

★文部科学省は、理系人材の育成拠点を大学などに作る計画を発表していますが、理系人材がスタートアップやAI時代に活躍するには、本橋先生のような中高時代の数学の授業の在り方を再構築することも考えるとよいのではと思います。

★そういえば、本橋先生は、教科書では扱わないトポロジーの領域にも触れ、固い幾何以外に柔らかい幾何もあるというプログラムも作っていました。化学でよく話題になる新物質の生成では、このトポロジー的発想も影響していると聞きます。

★本橋先生は、数学のだいご味は「変形」ですからと。たしかに、世界は数学でできている!と納得しました。

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2026年6月 5日 (金)

G5(超私学5校) 工学院の場合

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★G5は中学受験市場においては、御三家のようなポジショニングブランディングを大手塾や予備校が作ったものとは違い、自らがグルーピングブランディングを創出し、受験生や保護者、塾、予備校に共感を勝ち取る戦略をとっているのです。

★G5の5つの学校は、教師同士が生徒の世界標準の学びについて研究し合い、そのうえで独自の教育環境をデザインしています。ベースは学び合いますが、それぞれの学校の入試にチャレンジしてくる生徒の価値志向性が違うので、生徒中心主義が原則ですから、当然教育の環境デザインは異なってきます。

★論より証拠、工学院の場合の5つの条件をみていきましょう。

➊生徒:論理的思考×批判的思考×創造的思考
 普段の授業がすべてIBL(Inquiry Based Learning)で、探究論文や様々な高大連携や海外研修などはPBLスタイルになっています。この学びの特徴は、知識を使う際に、論理的思考のみならず、批判的思考や創造的思考を使える環境になっているということです。
 しかも、ケンブリッジインターナショナルスクールと提携していますから、オックスブリッジの学びがベースです。この学びは論理的思考×批判的思考×創造的思考を身につけるプログラムシステムになっているので、工学院のすべての生徒がこの学びの環境にどっぷり浸っているのです。

➋生徒:コアループの学びを生徒自身がアップデートし続けるリフレクション力(キラーコンピテンシー)
 IBLやPBLは学びの作法として外的なプロセスであると同時に、その学び全体がコアループとして生徒自身の内的な学びのエンジンになっているわけです。外的なプロセスをたどっているうちは主体的な学びにはなっていません。学び全体をリフレクションしながら思考や発想を深め判断の材料を自分のリソースとして内面に蓄電していく必要があります。このリフレクションの座標軸が工学院の思考コードで、ルーブリックとしても使いますが、コアループのパフォーマンスを高める羅針盤です。

❸教師:海外大学合格潜在能力の生成教育環境デザイン力
 海外大学に行くには、当然CEFR基準でB2以上の英語力を身につけられるファシリテーションとコーチングを行える教師が潤沢にいます。そして、英文学や哲学などリベラルアーツも学ぶ環境をデザインする教師もいます。ケンブリッジのAレベルのプログラムがない日本のプログラムだけだと、この力は生徒全員に機会が開かれていないのですが、工学院は、全員に開かれているのです。インターナショナルコースの生徒だけがケンブリッジ国際教育の恩恵に浴しているのではないというフラットでフリーでフレンドシップな学びの環境が在校生全員に開かれているというのは日本の1条項では希少価値です。

➍教師:倫理的経営能力×創造的才能開発授業デザイン力(キラーコンピテンシー)
 ポジショニングブランディングという勝ち組負け組という市場競争を目的にするのではなく、学びの自由を保障する市場の倫理感覚をもった教師が工学院の特徴です。ですから、ポジショニングブランド戦略というレッドオーシャンでしのぎを削るのではなく、ブルーオーシャンとなる1人ひとりの才能を開発する学びの新市場を創出する能力を教師は持っています。中学入試が、2科、4科、1科目、英語入試だけ、思考力入試などバラエティに富んだ入試を行っています。英語だけが得意だという生徒が入って来て、中高の教育において困るということはないのです。なぜならコアループを生徒が内面で回せるようになるからです。
 生徒の脳神経の中では、国語の領域、数学の領域、英語の領域など別々になっていません。そのような多様な知的体験や非認知体験などすべて生徒自身が引き受けながら融合していくコアループの学びのエンジンがあるので、得意な教科やスキルを他の科目や体験にトランスフォーム(転移)していくことができるのですから。

❺組織:不易流行×世界制作×貢献のミッションをパッションとイノベーションで実現(キラーコンテンツ)
 工学院は、私立の工学大学のルーツです。イギリスの建築工学やデザイン工学に初めから出会っているのです。その分岐点を不易として時代に合わせて変化してきたのです。工学とは、日常を世界標準の生活体験に結びつける学問です。工学院の根っこには常に世界制作の感覚が文化遺伝子として引き継がれているのです。そして、それはまたウェルビーイングな生活世界をデザインする、つまり社会貢献型の学問なのです。

★このような学校は、公立学校では構築しようがないし、私立学校でも希少価値です。超私学と呼ぶに価する学校です。

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