グローバル教育3.0

2021年8月28日 (土)

富士見丘 中学入試市場で最も注目される私立中高一貫校(02)巧まずして飛躍する大学進学実績

副教頭の佐藤一成先生と対話をして、いつも感心するのは、コミュニケーションのスタイルが謙虚でありながらロジカルでシンプルな雰囲気だということです。富士見丘は、基本大学進学実績を前面に出して語ることはありません。ただ、3ポリシーの情報の一環として、公開せざるを得ないわけです。そのリストをみると、実にシンプルに、凄い!と感じます。

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★海外大学、東京外国語大学、上智大学、国際基督教大学、立教大学などの実績を見れば、それは富士見丘が中学入試市場で注目されるのは明らかです。ただ、この実績は2018年から出ていたわけです。

★3年経ってようやく国内で気づかれたというのは興味深いですね。3年前は、すぐに帰国生はことの重大さに気づいたのに、国内ではなぜか気づかれない。

★それは、前述したように、進学実績という結果を前面に出して宣伝しないからということと、サンデー毎日などで大学合格実績を集約しているシンクタンクの恒例の記事では、総合型選抜などの推薦で合格した人数を収集せずに公開しているからです。

★上記のデータの( )内は、総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試の結果ですが、それは収集されないわけです。それからこのタイプの入試は、一般選抜入試のように多数併願するというわけにもいかないのです。ポートフォリオをきちんと書類にしなければならないので、膨大な時間がかかり、結果的に1大学しか出願しないということは大いにあるのです。

★サンデー毎日などで公開されるデータは、一般選抜入試の結果です。しかも進学者数ではなく合格者数ですから、1人で3大学くらいは合格するでしょう。すると富士見丘は量では目立たないわけです。卒業生数も80名強ですからなおさらです。

★それから海外大学の実績も受験業界の情報誌では、あまり注目されませんでした。ただし、2021年以降は、多くの学校でも海外大学進学の風が吹いていますから、その点でも富士見丘はますます注目されるでしょう。

★先ほど、東京外国語大学、上智、国際基督教大学、立教大学実績について触れましたが、なぜこれらの大学かというと、今回パンデミックで、海外大学進学を国内に切り替えた生徒も多かったようで、その生徒の国内の行先の大学が、こうした大学です。ポストパンデミックの時代に、再び海外大学進学が増えるということがこれらの大学の進学実績に示唆されているのです。

★それにしても、このような大学に合格させるための指導をしていないのに、自然に出てしまうというのはなぜでしょう。実績は論より証拠シンプルにすばらしいというのがわかりますが、それが自然に出る同校の教育システムは実に丁寧かつ多層構造になっていて複雑系です。教育のクオリティを創っているこの複雑系についても語っていきたいと思いますが、まずは、詳しくは、佐藤先生との対話をご覧ください。

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2021年7月 4日 (日)

受験の世界を変える首都圏模試センター(01)中学受験雑誌「shutomo」の新しい切り口

★本日7/4(日)、首都圏の私立中高25会場で首都圏模試センターの小6第2回・小5第1回の「合判模試」が実施されています。過去10数年のなかで、最多の受験者数。この受験者に同センターが発刊する中学受験雑誌「shutomo2021年7月号」が配布されます。受験市場の約25%に配布されシェアされるわけです。

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★一般に、受験雑誌というのは、特集で時代の変化に関する情報を流し、あとはほとんどが学校情報と入試変更情報、生徒募集人数データと大学進学データをもとにした入試の分析情報を発信しています。

★ところが、首都圏模試センターの受験情報は、受験市場の在り方そのものを変える情報をメインストリームとして発信しているのです。学校情報を発信するにしても、学歴階層構造をゆるがすような取り組みを行っている学校の情報を流しています。

★もちろん、偏差値情報も流します。これは合格戦略のために、闇雲にウケるのではなく、学習方略を考える戦略思考を形成するために必要なデータです。学校の順位を決めるデータではないのです。

★ですから、受験生は、偏差値にこだわるのではなく、偏差値は、今の自分の力とマッチングする学校をさがすデータとして使い、学歴階層社会をゆるがすNew Power Schoolの情報は、その学校が自分の力を無限に解放できる環境であるかどうかを見定め、未来の自分の力にマッチングしているかどうかをモニタリングする情報として活用するのです。

★つまり、いまここでと未来の自分の両方にマッチングする学校選択情報が満載なのです。この未来というのは、当然中高一貫に入学して卒業する時の自分であり、大学に進んでからの自分であり、さらに社会に出てからの自分をイメージできる壮大なビジョンやコンセプトの情報です。

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★今月号の特集は、8ページにわたる圧巻の記事です。テーマは「グローバル教育の過去~現在~未来」で、執筆者は知る人ぞ知る帰国生の憧れの21世紀型塾GLICCの代表鈴木裕之さんです。鈴木さんは、長年海外帰国生のスーパーアドミッションメンターで、多くの帰国生をケンブリッジ大学などの海外大や学東大、一橋、早慶上智、MARCHに導いています。

★最近では、中学受験における帰国生入試、英語入試の講座で、高い人気を勝ち得ています。あの三田国際の国際生入試で20人近く合格者も輩出しています。英語塾ではないのですが、スタッフは外国人で、塾内公用語は英語です。インターナショナルスクール近い感覚ですね。

★帰国生入試をベースとしているため、世界の入試市場の視点から国内入試市場を見ていますから、他の追随を許さないグローバル教育のコンセプトやビジョン、発想をもっています。

★また、毎週金曜日GLICC Weekly Eduで、グローバル教育情報やNew Power School限定で、各校の先生方と教育について対話する番組も編集・発信しています。

★このような経験を通して国内の受験市場では気づかないような新しい視点を提供しているのが鈴木さんなのです。桜新町の小さな塾ですが、海外の生徒はオンラインですから、学びの場は実は地球規模です。

★8ページの圧巻ではありますが、鈴木さんの経験をすべて盛り込むことは到底できません。それでも、そのダイジェスト版は共有できます。いずれ、首都圏模試センターで公開されるかもしれません。ぜひご覧ください。

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★それから、これからの時代は、何が起こるかわかりません。身一つでサバイバルできる知のスーパーポータビリティとしての思考力・判断力・創造力が必要です。その3つの力を生み出す泉である思考コードについて研究するプロジェクトを首都圏模試センターの社長山下一さんが進めていて、膨大なレポートになりつつありますが、そのほんの一部が少しずつ公開され始めています。そのプロジェクトに私もかかわっているのですが、そのページも掲載されています。いずれ、塊になったものが公開される予定です。ご期待ください。

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2021年5月 5日 (水)

GLICC Weekly EDU(32) 今週7日、工学院の田中歩先生とNew Power Schoolの先鋭的21世紀型教育について対話

★今週7日(金)、GLICC代表鈴木裕之さん主催の番組GLICC Weekly EDU 第28回で、工学院大学附属中高の田中歩先生(教務主任)と対話します。歩先生は、聖学院の児浦先生と共に、21世紀型教育研究センターのリーダーです。2013年から本格的に始まる21世紀型教育機構の活動をずっと牽引してきました。

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★自ら、仲間と協働して思考コードを創り、それに基づいて、PBL授業や高2のグローバルプロジェクトに凝結するに至る多様なグロバルプログラムをコーディネートしてきました。

★また元英語科主任として、破格の英語のプログラムを学内につなぎ、C1英語(たとえば英検1級)の取得者を劇的に増やしたのです。News Picksにも取材されるなど、英語教育、PBL授業、オンライン授業の統合を図った未来の日本の教育のハイパーモデルを創っています。

★3月後半にあの超有名男子校が遠くからわざわざオンライン授業の見学に来たくらいなのです。そして、オンライン授業には哲学が重要なのだというシステムに感動を与えたということです。

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★急激な改革は痛みも伴いますが、それを心理的安心にシフトする共感的リーダーである田中歩先生の教師論やカリキュラム論なんといっても「生徒中心主義」哲学などについて対話できたらと思っています。

★それから、本邦初のあっと驚くプログラムのお披露目もしてくれるそうです。

★歩先生の仲間やブレインは層が厚く、この点に関しても他校には真似ができないチームが生み出されています。お会いできるのを楽しみにしております。田中歩先生、宜しくお願い致します。

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2021年4月10日 (土)

GLICC Weekly EDU(29) 富士見丘の佐藤副教頭 数々の目覚ましい成果の連鎖を語る。

★昨夜9日金曜日、GLICC代表は番組<GLICC Weekly EDU 第25回「グローバル教育の拠点 富士見丘中学高等学校 佐藤一成副教頭先生との対話」>を配信しました。富士見丘は、海外大学進学実績、国内大学進学実績において目覚ましい成果を収めています。しかしながら、中3で英検準2級70%の生徒が取得するとか、数々の国際的な探究コンクールで優秀賞を受賞したり、強豪テニス部をはじめとする部活でも成果をあげています。

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★詳しくは、Youtubeをぜひご覧いただきたいと思いますが、とにかく破格で豊かなグローバル教育が確立していることを強調しておきたいと思います。

★「破格で豊か」とは、英検準1級を取得する生徒が年々増えているという結果ベースの話だけではありません。海外の大学や高校とのネットワーク、慶応や上智大学、武蔵野美術大学など大学との連携探究学習など豊かな学びのネットワークが結びつけられているということです。

★しかし、そのベースは、考えること、エッセイライティング(日本語であれ英語であれ)、共同編集作業、アート活動などなどPBLの土台があるということでしょう。

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★どうしてそうなったのか。それはSGHやWWLなどの拠点校として、富士見丘の教育を全国の学校とシェアして21世紀型教育を布教しようという覚悟と気概を理事長吉田先生のもとで教職員が皆抱いているからでしょう。

★そして、そのネットワークに富士見丘はNew Power Schoolの息吹を流し込んでいるのです。

★ですから、富士見丘の教育が豊かになればなるほど、その泉から日本全体に良質の教育の命が豊かに伝わっていくのです。

★今年から、私学人の仲間に入れて頂いた私としては、その息吹に学んでいきたいと思います。佐藤先生、ご教示ありがとうございました。

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2021年3月22日 (月)

GLICC代表鈴木裕之さん なぜグローバルアドミッションの時代なのか?! ヤバイ話の二重性大いに語る。トランジションアドミッションの必要性のヒントを頂きました!感謝です!

★昨日GLICC代表鈴木裕之さんは、「海外帰国生のためのオンライン進学説明会」を開催。おそらく塾業界のほとんどの人が気づいていないヤバイ話です。しかも2時間を超えるトークをやってのけたのです。ウェビナーとして参加していましたが、あまりにおもしろいし恐ろしいし、それがゆえにそこを超えれば希望がやってくるという二重のヤバイ話。あっという間に時間は過ぎ去りました。

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★簡単に言ってしまえば、2020年大学入試改革は、一見滞っているようにみえるけれど、それはドメスティックアドミッションの話で、各大学はグローバルアドーミッションに移行しつつあるという話なのです。ドメスティックなアドミッション、つまり国内のアドミッションの改革は、そこしか見えていないで、常に対処療法でしか解決策を考えられない方々が足を引っ張るからなかなか進まない。

★しかし、グローバルアドミッションは、そういう方々の範疇を超えているし、興味と関心をもたれない箇所だから、どんどん進めていけるといういうことなのです。そもそも大学入試における帰国生入試は、国内の高校には関係ない話だと思われています。

★しかしながら、IBだとかIBに相当するダブルディプロマコース、UPAA提携学校、インターナショナルコースを持っている高校は、そこに関心があります。IBやダブルディプロマコースを持っている学校で学んでいる生徒は、そのまま帰国生入試を受けられるし、UPAA提携校で学んでいる生徒は、今のところマンチェスター大学など海外大学受験となりますが、いずれそのうちにIBのようになっていくでしょう。すくなくともインターナショナルコースを有している学校で学んでいる生徒が、総合型選抜や公募推薦の中のグローバル入試を受験するように、UPAA提携学校で学んだ生徒もそういう道を選択するようになるでしょう。

★外部検定試験は、一般入試では猛反発をくらうわけですが、以上のようなグローバルアドミッションにおいては、極めて重要です。もちろん、CEFRでC1を取得できるレベルだと、一般入試でもかなりアドバンテージが高いと鈴木さんは、東大の合格得点結果で説明しています。

★ともあれ、定員厳格主義があるわけですから、帰国生入試の数が増えることで、一般入試は難しくなります(ここの本当の意味はとてつもなく恐ろしいのですが、気が付かなければそれまでです。いずれ考察しましょう)。さらに総合型選抜も英語力と思考力と経験値と社会貢献度というまるで海外大学入試に必要な入試制度への試験は、隠れグローバルアドミッションです。

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★がしかし、ヤバイ話というのは、そういうことではないのです。実は帰国生入試以外に、各大学が今力を入れ始めた入試は外国学校入試です。つまり留学生のための入試です。国連やOECDなどのデータを見るまでもなく、日本は急激に生産年齢人口が減ります。上記のグラフの中で激減する国です。また、在留学外国人率もめちゃくちゃ低いですね。

★EVだとか脱炭素社会が間近にせまっていて、高度人材が必要だと。その高度人材は、もはや現状のドメスティックアドミッションのシステムでは生まれないので、帰国生と総合型選抜などで専門意識や研究プロジェクト向きの学生を大量にとらなければならないのは歴史的必然なのです。

★しかし、それだけでは足りないのです。そこで、外国学校入試で中国、東南アジアから優秀でハングリーな学生をゲットしようとグローバルアドミッションを開始しているのです。

★すでに理系の大学院の博士後期は、半分が留学生と言ってもいいかもしれません。その流れが博士前期にも及び、やがては学部にも及ぶということになるのでしょう。

★多様化がなければイノベーションは起きにくいと言われていますから、EVと脱炭素社会に向けて拍車がかかるでしょう。

★しかも、これは理系だけの話というわけではないのです。そのような高度人材を支えるマネジメントの高度人材も必要です。文理融合型の学際的な専門性が問われるのです。

★かつては、外交を中心とする一部の官僚が英語が出来ればよかったのです。それが商社にひろがり、グローバル企業に拡大し、それで帰国生入試が注目されるようになってきたのですが、さらに国内一般企業にも波及しつつあるのです。

★それはこのコロナ禍にあって、ITやWeb関連産業が活況を帯びていることからも想像は難くないはずです。

★私のようなドメスティックな生活をしている市民でも、多くの東南アジアや中国の留学生と出遭いがあります。この流れは加速しているのでしょう。もちろん、現状のパンデミックではそれは目立ちませんが、もはやZoomなどで広範囲に加速しています。

★鈴木さんが事務局をしているNew Power Schoolのコミュニティは、実際にそのような流れに乗っていて、もはや偏差値というドメスティックな尺度では通用しなくなっている世界の到来の最前線にいます。今回のセミナーでは、New Power Schoolの紹介もされていました。

★日本の多くの人が気づいていない、グローバルアドミッションの話、それを見定めている中高大学の紹介、そのような中高大学に合格するための英語力と思考力の対策の方法など、2時間を超えるプレゼンテーションは、海外駐在の方々に大好評のうちに幕を閉じました。

★私も4月から共に学ぶ高校生とどんなプログラムを創造していくのか大きなヒントをもらいました。おそらく今ドメスティックなアドミッションで想定しているようなもではなく、かといってグローバルアドミッションにすぐにつながらないわけですから第三のキャリアデザインを考える必要があります。さてさて、どうするか。その解決方法はトランジションアドミッションプログラムだなと確信しました。

★4月から共に学ぶ高校生は、偏差値装備がはじめからなされているわけではないので、逆手にとって、その装備をさせることなく、別のトランジションアドミッション装備を創り上げることが大切なのだと感じた次第です。鈴木さん、ありがとうございました。

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2021年3月14日 (日)

wish自由とwill自由(01)争い事と交渉事

★世の中は、いつも自由と規制の葛藤で混乱を生み出します。これは解決困難で、できたためしがありません。ですから昔から種類や方法は千差万別ですが、争いごとは絶えないわけです。しかし、同時にそればかりだと、人類は滅んでいますからそうなっていないということは、交渉をしながらなんとか均衡を保つ時間があるということです。

★そのうちに、解決する争い事もあれば、別の新しい争い事が起きることもあるというわけです。再び交渉がはじまるわけです。壮大な歴史も人生としての歴史も、争い事と交渉事の連続であるわけです。それゆえ人生は物語そのものなわけです。そして、この交渉事が対話術によって行われる時、均衡の時間は長持ちします。これについては、いずれ述べます。

【図1】

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★さて、争いが絶えないのは、個人が普遍と特殊をどう考えているか違うからです。普遍を社会、特殊を個人と置き換えたとき、社会の中の個人としてとらえることもできるし、その社会の中に納まっているのは窮屈だ、そんなの関係ないと社会と個人は別々だと捉えることもできます。

★この考え方の違いで争い事が起こるわけですね。中世以来の普遍論争という哲学的闘争もその一つです。哲学論争であれば、それは議論として尊重していられるわけですが、ことそれが戦争となるとただ事ではないのです。この違いが宗教戦争を起こしていたことは、世界史を見れば明らかです。

★ですから、議論や戦争に一定の解決策を講じるために交渉をする時間というのが必要だったのです。デイヴィッド・ヒュームが倫理の条件に時間をセットしたのは、まさに当時の経験の観察からでてきたのでしょう。ヒュームに限らず、哲学者たちは、戦争とパンデミックにいつも迫られていたからです。そして、この環境は今も続いていることは、いまここで私たちが実感していることです。したがって、この倫理と時間の問題は現代社会でも継承されています。交渉にかける時間を重ねることの重要さですね。

★授業は交渉というより、対話ですが、この対話なき長時間の講義形式の授業は、実は倫理上問題だという気づきも生まれつつあります。オンライン授業の中に対話のシステムがなく、オンディマンドだけだと何か変だと大学の学生はクレームをあげます。今回のパンデミックで、それはメディアでもSNS上でもあふれました。これを無視すると倫理上の問題が起こることは、もはや説明するまでもないでしょう。

★何か事件が起きたとき、初期対応で謝罪が送れると、法律上の訴訟はあまりおきませんが、倫理上の問題は追究されます。この謝罪が交渉術的にとらえるか対話術的にとらえるかで、また問題の現れ方は違いますが、それについては、また改めて。ともあれ、時間というの概念は、たんなる物理的な意味だけではなく、倫理的なそしてもちろん感情も関係しているわけです。このような時間概念をもつかどうかで人間かそうでないかが区別できるかもしれない程です。

★というわけで、上記の【図1】のように、普遍と特殊の集合論的な関係は、対話によって循環するわけです。この図の中には、3つのタイプの関係があります。違うタイプの考え方をしている社会と社会、個人と個人、社会と個人が対立するわけですから、交渉によって、つまり、この考え方をグルグル回していくうちに3つ目にステップアップすることで、普遍性と特殊の共通点を見出すことができます。ここでようやく、妥協していくというわけです。こうして、自由の安心安全が紡がれるわけですが、これはしかし、油断していると、もとに戻ってしまい、また交渉するということの繰り返しになるわけです。

★元の木阿弥なんて言葉がすでに存在しているわけですし。

★これは、常に一つのタイプを続けていると自由になりたいという意志がこみあげてくるからですね。この自由を私はwish自由と呼びたいと思います。今の束縛、つまり共通性という普遍性から逃れたいという自由ということです。

★これに対し、wish自由はローカル普遍に自分を適合したいとか適合させたくないとか、普遍に適合させる自分の自由にこだわっているのに気づき、なんだそもそもローカル普遍を見直して、新しい普遍を創ってしまえというのが、will自由です。

【図2】

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★【図2】のように、wish自由の循環から飛び出るわけですね。起業家精神が大事だなんていうのがトレンドなのは、wish自由からwill自由へということでしょう。創造思考が大事だとかアート思考が大事だとかプロジェクト思考が大事だとかいうのもそうですね。

★wish自由循環は、演繹推論と帰納推論で正解がある程度あります。しかし、will自由は、正解はありません。あくまで仮説推論です。したがって、wish自由論者から見れば、訝し気に思われてしまうのは、will自由論者の運命なのです。

★しかしながら、運命に身を任せていると、will自由論者は独善的・独裁的になりがちです。万能感に溺れると大変なことになります。自分ひとり溺れているうちは問題はありませんが、普遍性を創るわけですから、周りも巻き込まれます。それゆえ、クリエイティブシンキングには、クリティカルシンキングが欠かせないということです。2つのWと2つのCがダイナミックに交差するのがシステム思考なのです。

★完璧なwill自由とか完璧なクリエイティブシンキングとか、多/他から独立したものを求めると、関係を断ち切る要素還元主義に自ら陥没していくのです。

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2021年3月13日 (土)

New Power School(04)八雲学園 はやくもUPAAの成果 4つの海外大学に合格 そのわけ

★八雲学園は、海外協定大学推薦制度(UPAA)の加盟校になってまだ2年も経っていないと思いますが、はやくも今春海外大学に合格しました。高校3年間の成績 と EAT(英語統一テスト)スコアで協定大学に出願可能です。その結果として、次の大学に合格。

The University of Manchester (イングランド) 世界大学ランキング 51位27 
University Exeter (イングランド) 世界大学ランキング174位
University of South Florida (アメリカ) 世界大学ランキング201~250位
Oregon State University (アメリカ) 世界大学ランキング401~500位

* ランキングはTHE世界大学ランキングの最新データです。同データによると東大36位 京大54位です。

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(図は、同校サイトから)

★このことは、何を意味しているのでしょうか?とても大事な意味が横たわっています。つまり、八雲学園で学ぶ生徒は、東大や京大と同じレベルの大学に合格する才能を有しているという事実です。

★ただ、そのようなレベルの大学にアプローチするプロセスが、海外だとマッチングするのですが、国内だと難しいということがあるわけです。それが、今までは、海外のアプローチが英語の壁があるために、日本の教育は、はじめから見ようとしなかったということなのです。

★選択肢が多様なのに、少ない選択肢を目指して日本の生徒は競争していた。するとその選抜試験に適合しないけれど才能は十分にあるという生徒は、その才能を自己評価も他者から認められることもなかったわけです。

★八雲学園の先生方は、そういう意味では生徒のそのような外部の壁をぶち壊す環境をつくってきたわけです。

1)英語力の育成

2)多様な海外体験の創出

3)文化教養の基礎作り

★才能を生み出すのに十分な環境ですが、この環境がよすぎて、日本の選抜試験に魅力を感じないということも片方であったでしょう。そこで、

4)ラウンドスクエアやUPAAという海外へのキャリアデザインを開く多様なアプローチの実現

★をしてきたのです。そして、それが見事に花開いたわけですが、最も重要なことは

5)チューター制度という対話によって、生徒自身が他と比較して自分の評価を決めるのではなく、自分がどう生きるかという自分が自分自信に立ち臨むモチベーションの生成

★をしてきたのです。教師の力量とは、知識をわかりやすく説明する力、知識を活用して思考を鍛える力、積極的に活動する主体性を生み出す力などなどですが、大事なことは心に火をつける力です。そして最強なのは、生徒自身がいかなる事態に直面しようとも、萎縮せずに、自分で自分の心に火をつける精神力を育成する力でしょう。

★UPAAというシステムがあることを知ったとき、先生方は躊躇なく活用を検討し、実施しました。八雲の生徒は、自分で自分の心に火をつけるに値する魅力と出遭えば、必ず動き出すという自信があったからです。

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GLICC Weekly EDU(26) IB出身者を受け入れる早稲田大学の変容を実感

★昨日12日、GLICC Weekly EDU 第21回「国際バカロレア(IBディプロマ)取得から帰国受験そして日本の大学生活」がありました。ミュンヘンのインターナショナルスクール出身で、現在早稲田大学法学部で学んでいる桑原さんが登壇。GLICC主宰の鈴木さんの教え子で、現在は、GLICCIBプログラムのチューターでも活躍しています。

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★詳しい内容は、ぜひYoutube配信をご覧いただきたいと思います。IBのプロジェクトベースの学びの方法や意味や価値がわかります。そして、その学びが、早稲田の国際寮で生活しながらの学びに直結している様子が明快にわかります。学びのトランジションの典型的なモデルです。

★配信の時間では、国際関係のセンシティブな問題があるので、深くは触れられませんでしたが、桑原さんの民主国家日本の強みも弱みも背負いながら国際関係を調整して、その関係を最適な状態にしたいという気概が静かに響いています。

★本人のメジャーの土台は国際法研究にあるわけですが、ゼミでは国際民事訴訟法を学んでいます。カンボジアやマレーシア、南アフリカ共和国などでもフィールドワークをしながら、現場の市民とのかかわりに、法律的な背景や倫理的根拠を考えるケースメソッドを重ねているようです。

★国際的な視野の背景には、実は、グローバル市民レベルでの葛藤解消の感覚があり、そこに大事なディスカッションという対話活動があるというのが桑原さんの話から了解できます。国によって民法などの市民法が違うわけです。家族法や契約法が、海外と日本では、異なり、問題が起きたときに、どちらの裁判所で行うのか、行えるのか、二重に行ってしまったときにはどうなるのか、国内で行われる訴訟とは全く違う複雑な要素が加わります。

★ある意味、法体系はなく、文化人類学や社会学、国際的な倫理問題の視野も必要です。

★強烈に実務的でありながら、市民どうしの文化の違いや宗教の違いなど価値観の葛藤を調整するにはどうしたらよいのか?桑原さんは、大学に入って倫理を学んだ時に「時間と記憶」をテーマにレポートを書いたそうです。

★倫理で時間というのは、内省やディスカッションの時間が解決の糸口を見出し、当然そこには記憶が関係してくるということでしょうか。今度詳しく聞いてみたいなあと思います。

★ともかく、国内法では法実証主義で解決する問題も、同じ婚姻・離婚・契約などの法的関係は法実証主義そのものがうまくいかないという局面ばかりにぶつかるわけです。もちろん、複雑系を法実証主義で乗り切る以外にいまのところは実務的にはないのです。

★いずれにしても、ヨーロッパで帝国から近代国家が生まれる時に、法実証主義と自然法論がぶつかった理由が、抽象論ではなく、グローバル市民同士の現場にあった実務的な話であり、今もそれは投影されているというのは、日本だけで生活していたら確かにわからないことです。

★グローバル社会の本質を、早稲田大学は当然見抜いて、2015年くらいから思い切りグローバルな環境整備に舵を切ったということでしょう。法学部自体は、まだまだ帰国生や留学生は少ないようですが、国際寮というシステムで、グローバリゼーションに巻き込まれている市民の生活実感を学部横断的に共有できるようにしているようです。

★大学入試改革は減速しつつ進んでいますが、早稲田大学はかなり加速しているという息吹を感じることができました。それにしても、学際的な知を深めかつアーティスティックな感覚を豊かにしている桑原さんは、IBが大事にしている10の学習者像を体現しています。高校時代の学びの経験のあり方が、かなり重要だということも確信できました。ありがとうございました。

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2021年3月10日 (水)

New Power School(03)富士見丘 生徒1人ひとりがグローバルな視野で学ぶ構え 目覚ましい大学合格実績も

★富士見丘は3月9日現在の大学合格実績を公開しています。その輝かしい実績は、卒業生82名がゆえに、数字としては大きくみえないかもしれませんが、割合でみると、すさまじいものがあります。とはいえ、上智12名、立教17名という数をみれば、それだけで進路指導の充実ぶりにぴんとくるでしょう。

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写真は同校サイトから

★しかしながら、大学合格実績を出すことが同校の目的ではありません。C1英語×PBL×ICT×リベラルアーツをベースに、グローバルリーダーの自覚をもって活躍する構えを、生徒1人ひとりがつくることを目的にしています。

★特に、同校の理事長補佐吉田成利先生は、憲法学者でもあり、イギリスやアメリカで研究もしてきました。日本のジェンダーの格差問題を解決するには、グローバルな視野で学ぶ構えを育成することの重要性を知り尽くしています。

★したがって、模擬国連部や海外大学準備教育などの強力なサポートもしています。模擬国連部だけではなく、同校の生徒全員が、1人ひとり大きな地球規模の問題を、日々の5×5という探究活動で見出し、その問題解決に思いを馳せています。そのことは同校がスーパーグローバルハイスクール(SGH)だったということからも了解できます。このSGHのリソースは今も豊かに活用されています。

★一方海外大学準備教育及びSGHの両方の実績も認められ、同校はWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)拠点校に文科省から認定されています。

★このWWLは、「国内外の大学,企業や国際機関等と協働し,グローバルな社会課題等から選んだテーマを通じた高校生国際会議の開催や大学教育の先取り履修等,Society 5.0に向けて文理両方を学ぶことを含め,高度かつ多様な科目内容を生徒個人の興味・関心・特性に応じて履修可能とする」学びをデザインすることが目的とされています。

★要するに、そのような学びを実現するカリキュラム開発の拠点校だということなのです。

★すでに富士見丘が行ってきた先進的な学びを全国に広めて欲しいという文科省の願いが込められているのでしょう。まさに同校自身がグローバルリーダーシップを発揮するのです。いやしているのです。

★少人数教育がゆえに、海外帰国生も憧れる学校です。一方で、帰国生は同校の教育の魅力にすぐに気づくけれど、塾主導の受験市場からはなかなかその魅力が見えないという逆説的な力も働きます。にもかかわらず、そのような日本の状況の中において富士見丘に教育の真実を見ることができる受験生もいます。

★富士見丘の教育に注目が浴びる時、日本の国がようやく世界のリーダーシップを発揮できる時でしょう。歴史とはそういうものです。その日が到来するのもそう遠くはありません。

【今年の富士見丘の大学合格実績3月9日現在】

東京外国語大学   2名
東京都立大学    1名
上智大学     12名
早稲田大学     2名
国際基督教大学   3名
立教大学     17名
青山学院大学    7名
法政大学      3名
中央大学      6名
学習院大学     6名
明治大学      1名
成蹊大学      4名
成城大学      3名
関西学院大学    2名
明治学院大学    2名
獨協大学      9名
津田塾大学     3名
東京女子大学    6名
日本女子大学   16名
学習院女子大学   1名
日本大学      2名
白百合女子大学   6名
清泉女子大学    1名
フェリス女学院大学 1名
芝浦工業大学    1名
東京都市大学    1名

(高校3年生の在籍84名) 

(同校サイトから)

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2021年2月21日 (日)

21世紀型教育機構の世界性(02)Zoomセミナー New Power School市場の拠点を証明

本日21日(日)、21世紀型教育機構は、Zoomセミナーを開催しました。「21世紀型教育機構 新中学入試セミナー」というタイトルでした。同機構の理事であり事務局長の鈴木裕之さんがMCとZoom環境をオーガナイズしていました。全部で4つのフェーズで構成されていて、21世紀型教育機構の生み出す市場の意味と加盟校の世界の学校へ飛躍しようとするステージに来たことを証明するセミナーとなりました。もはやことさら新機軸をぶち上げなくても、すでに当たり前に世界の学校と対等に教育の世紀を創っていける中等教育レベルを構築したわけです。

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★中学入試市場で、機構がどのようなポジショニング—もちろん偏差値ではなく、教育の質と教育の世紀を創り出す貢献度という意味でですがーにあるかを確認するには、市場の状況を分析しなければなりませんが、そこは首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成さんをおいてほかに分析できるリサーチャーはいません。

★毎年、機構はまず北さんにお願いしています。今年は、中学入試4.0というエポックだっただけに、その認識を広めてきた北さんならではのスピーチでした。ちなみに、中学入試1.0は、1986年に中学入試情報センターが、この業界ではじめて立ち上がり、中学入試ブームが一気呵成に世に広がった時期です。中学入試2.0は、1999年私学危機を乗り越えるべく、ゆとり教育の不安を私学が協働して払拭した時期です。中学入試3.0は、2014年、前年から立ち上がった大学入試改革に対応するために、私学が新タイプ入試と英語入試の実施が強烈に実施されはじめたときからでした。

★今回2021年はパンデミックによって、オンラインの学びの環境が私学が先頭を切って一気呵成に実施していった年です。まさに中学入試4.0と言えましょう。そして、北さんは、すべてのエポック創出を牽引する業界ジャーナリズムのリーダーです。

★このコロナ禍における多様で俊敏な変化を見せた中学入試の状況を北さんはスピーチしてくれたのです。詳しくは、いずれ録画が公開されますので、そちらでご覧ください。

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★そして、2つ目のフェーズは、聖学院の児浦先生と和洋九段女子の新井先生による、思考力入試とPBL入試のシステムと合格者の成長ぶりについてのスピーチと対話でした。どちらもワークショップ型の入試です。21世紀型教育機構の加盟校は、PBL型授業を行うことは相互に約束しています。そのPBL授業の反映した典型的な新タイプ入試です。

★各学校の理念と21世紀型教育機構のMEN FOR OTHERS(MFO)という理念とその実現のための1つの場であるPBL授業が一体となっています。学校の理念やPBLの手法は各学校によって違いますが、国連が目標にしているMFOとPBLの大きなフレームは共有しているのです。

★聖学院と和洋九段女子はもちろん異なるプログラムだったのですが、コンパッションをベースにしているということは共通でした。そしてそれがゆえに、入試なのに緊張しつつも楽しめるものになっていました。両校とも心理的安心安全な学びの環境をつくっています。まさにMFOは共有されているわけです。

★3つ目のフェーズは、グローバル教育です。国際生入試、帰国生入試、英語入試というアドミッションポリシーとそれが接続するカリキュラムポリシーとディプロマポリシーの成果をくし刺しにする各学校のスピーチと対話でした。登壇した学校は、工学院、聖ドミニコ、文化学園大学杉並、三田国際、八雲学園でした。

★21世紀型教育機構は、C1英語とPBLとSTEAM教育とリベラルアーツ、海外大学進学準備の大きなフレームは一致しています。工学院、三田国際は、21世紀型教育本格始動が今年の高3が中学1年生だったときです。文化学園大学杉並はすでに5年前にダブルディプロマクラスを高1から立ちあがています。したがって、この3校は、2021年にその国内外の成果がたくさん出る年だったのです。予想通りたくさんでました。文杉はすでに3年前に大注目を浴びています。

★聖ドミニコは、加盟2年目ですが、以前からロンドン大学など海外大学進学は毎年あり、21世紀型教育による今後の期待は高まっています。八雲学園は、共学化して4年目を今年の4月から迎えます。すでに国内大学合格実績はでていますが、海外大学準備教育もがっちり進み、大いに期待ができます。

★21世紀型教育機構の加盟校は、日本の教育を制度によって変える大それたことは考えていません。自分たちの学校が、世界のエスタブリッシュスクールとオプションではなく、相互留学が継続的に可能なような、教育環境を創ることによって、日本のプレゼンスを高めていこうとしているだけです。

★今のところ、日本の教育は海外の教育に学んでいる方が多いですが、東南アジアをはじめ、海外の生徒が日本で学びたいと留学してくれるようになってほしいと。そのためには、C1英語の環境は必要です。リベラルアーツや哲学は必要です。PBLの授業で対話やディスカッションが出来る環境は必要です。ICTはグローバルなコミュニケーションは必須です。そして、大学の進路は、日本に限らず行きたいところに進めるという環境が必要なのです。

★いかに制度があったとしても、この中身がなければ何もできません。

★このような野心を着々と実現しているというところが、何よりNew Power School市場を生み出す拠点であることの証明です。

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★4つ目のフェーズは、そのような機構の教育のクオリティを持続可能にするために、アクレディテーションサーベイを実施しています。世界のエスタブリッシュスクールの基準に合わせて、クオリティを測っています。

★コロナ禍で、動画とグーグルフォームをつかったアンケートサーベイで行う方向転換をしようとしていることが公開されました。ゆくゆくはAIを活用することになるでしょう。

★セミナーやアクレディテーションを21世紀型教育機構は完全デジタル化しようとしています。そういう環境を構築しなければ、世界の学校にはなれないということだけのことです。

★2011年の秋に21世紀型教育機構の発足の準備が始まりました。そこから数えて、2021年度は10周年を迎えます。すばらしい21世紀型教育機構の飛躍の年となるでしょう。そして、New Power School市場の拡大もますます拍車がかかるでしょう。

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