グローバル教育3.0

2024年5月24日 (金)

東京私立中学高等学校協会 定期総会 開催 東京私学の意義

★昨日(5月23日)、一般財団法人私立中学高等学校協会の定期総会が開催されました。東京の私立中学と私立高校合わせて424校が一堂に会し、東京の私立学校の教育の質を高め東京、日本、世界に貢献する役割を果たす理念を共有する会です。

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★東京の私立学校は、一つの都市に私立の中高が400校強もある世界でもたいへん珍しい存在です。特に東京の公立高校と私立高校に通う生徒は、私立学校の方が多いのです。したがって、知事所轄の私学ですから、都政における教育においても私立学校の教育のビジョンや質は良い影響を与えています。

★東京というグローバル都市と私学のグローバル教育は、相乗効果を生み出しています。また、政府も文部科学省も東京にありますから、国の政策に対しても影響力があります。

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★高い学力を生み出すだけではなく、グローバルリーダーを生み出し、世界と日本の架け橋を構築していく高いレベルでの人材育成の拠点ともなっています。

★そして、それを実現するために、私学助成法にのっとって、助成金や多様な補助金の交渉を、父母の会、私学部、私学財団など多くの団体と協力し提案をしていきます。その意志を確認し、一丸となるために、大きな総会が年に二回開催されています。

★常任理事会と12支部(東京は12エリアに分かれていて、密に情報共有ができるようになっています)の代表が集まる理事会は、月に2回行われ、各支部の会議が月に一度開催されています。

★したがって、受験市場から見ているような、偏差値競争をしているのではなく、互いに高め合い、東京私学全体の質を維持し、未来のグローバル人材がトビ立てる拠点を一丸となってつくろうとしているのです。

★受験生の保護者には、この部分が見えにくいので、受験市場がつくる情報で学校選びをされることが多いでしょう。しかし、それはほんの一部の情報である可能性があります。

★では、どこを見ればその姿がわかるのか?それは、年に3回国際フォーラムで行われる合同相談会などに足を運んでいただけるとありがたいですし、協会の部署である東京私学教育研究所のサイトを見て頂ければ、東京の私学の先生方が協力して創り上げている研修の様子がわかります。ここは、私学の教育の粋を集めた教育プログラム作りや経営のあり方を考える場です。私学の先見性・先進性の動向がわかります。

★そして、各私学の説明会に足を運んでいただければ、その先見性・先進性を共有しながらも、各学校の建学の精神という魂を土台に独自の教育が成立していることが了解できるはずです。

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2024年5月 4日 (土)

2024年度海外大学合格実績がたくさんでている学校

★大量に海外大学合格実績をだしているといえば、開成、広尾学園、三田国際、北豊島がメディアで騒がれていますが、工学院大学附属、富士見丘、八雲、文大杉並も凄まじいです。

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★サイトで公表されている2024年度の海外大学合格実績をそのまま貼り付けてみました。

工学院大学附属
Williams College 1
University of Debrecan 1
University of Pecs 1
University of Szeged 1
Semmelweis University 1
Queen's University Belfast 1
University of East Anglia 1
The University of Western Australia 1
The University of Manitoba 1
Thompson Rivers University 1
Temple University 1
Lakeland University 1
Auckland University of Technology 1
高麗大学校 1
延世大学校 1
漢陽大学 1
成均館大学校 1
北京大学(医学部) 1
北京経済貿易大学 1
ハルビン工業大学 1

富士見丘
Glion Institute of Higher Education (スイス)1名​
The University of Manchester(イギリス)【第32位】​1名
University of Bristol(イギリス)【第65位】​1名
The University of Glasgow(イギリス)【第76位】​1名
University of Birmingham(イギリス)【第84位】 1名​
Temple University(アメリカ)1名
北京大学(中国)1名【第17位】

八雲学園
Mars Hill University マーズ・ヒル大学 アメリカ
Bethel University ベセル大学 アメリカ
Milligan University ミリガン大学 アメリカ
Union College ユニオンカレッジ アメリカ
University of Tennessee Southern テネシー・サザン大学 アメリカ
University of the Cumberlands カンバーランド大学 アメリカ
The University of Sheffield シェフィールド大学 イギリス
University of Leeds リーズ大学 イギリス
University of Exeter エクセター大学 イギリス
Cardiff University カーディフ大学 イギリス
Manchester Metropolitan University マンチェスター・メトロポリタン大学 イギリス
Arts University Bournemouth ボーンマス芸術大学 イギリス
University for the Creative Arts UCA芸術大学
BA Fashion Design with Integrated International Foundation Year イギリス
University for the Creative Arts UCA芸術大学
International Foundation in Creative Practice イギリス
University of the Art London ロンドン芸術大学 イギリス
Newcastle University ニューカッスル大学 イギリス
慶煕大学 韓国
釜慶大学 韓国
建国大学 韓国
弘益大学 韓国

文化学園大学杉並
Capilano University 1名
Carleton University 1名
Concordia University 1名
Queen's University 1名
Simon Fraser University 5名
Toronto Metropolitan University 1名
University of Calgary 1名
University of Ottawa 1名
University of Toronto 3名
University of Victoria 1名
Vancouver Island University 1名
Fraser International College 1名
Durham University 1名
University of Birmingham 2名
University of Bristol 1名
University of Leeds 2名
University of York 1名
Monash University 1名
The University of Melbourne 1名
University of Szeged 1名
国立成功大 1名
国立台湾師範大 1名
Temple University Japan 2名
Lakeland University Japan 1名 

★こうして眺めると、すでに時代は大きく変わっていますね。C1英語、PBL、STEAM、リベラルアーツ、哲学などを基礎に、各学校独自のグローバル探究が拡張しています。これらの学校の国内大学の合格実績も飛躍しています。各学校のサイトをご覧ください。

★そうそう、大事なことは、大学合格実績がゴールではなく、世界叡智を身につけることがゴールの1つであるのがこれらの学校の共通ミッションです。大学合格学力をはるかに超える世界叡智を身につけるから、グローバルリーダーとして1人ひとり様々な人間的あり方を豊かにしていくというわけです。

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2024年3月 9日 (土)

22世紀型教育準備へ(33)大妻中野のグローバル探究 秀逸

★昨日金曜日、GLICC Weekly EDU 第164回「大妻中野の2024年」が開催。大妻中野のグローバル探究活動がいかに秀逸であるかが伝わってきます。詳しくはぜひご視聴いただきたいのですが、私からは、3つほどコメントをここにメモしたいと思います。

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1)従来型の教育と探究型教育の合力を生み出していることが明快で、学内で完全に共有されているところがすてきです。

2)生徒の心身や発想の膨らみなど発達段階に応じられる多様な入試が用意され、2つのコースも卒業時まで固定ではなく、最終的には生徒の意志決定で変えられる余白をデザインしているところが柔軟で緻密です。

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3)諸橋先生と光村先生の同僚性の質感が豊かで、学校の魅力はやはり教師の魅力だなと改めて感じ入りました。

★何より、各教科授業に探究の活動を埋め込んでいる並々ならぬ創意工夫です。

★授業と探究、知識と思考、思考と社会課題、思考と活動などがきめ細かく結び付けられているのが驚きです。探究活動だけの話はよく聞くのですが、授業と探究などの接点を具体的にどう結び付けるか、3Cシステムをらせん構造で中1から高3まで一気通貫しているカリキュラムプロデュースの熱量が半端ないのがすばらしいですね。ぜひご視聴ください。

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2024年3月 8日 (金)

2025年変化する中学入試(32)昭和ボストン留学 昭和女子大学附属ならではのグローバル教育

★昭和女子大のボストンキャンパスで、同大附属中2の生徒の皆さんが留学プログラムを実施しています。得難き体験ですね。

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★上記の昭和ボストンのキャンパスの写真は、昭和女子大のサイトからのものですが、なんとすばらしいのでしょう。ボストンといえば、アメリカ独立戦争で必ずでてくるアメリカのルーツですよね。それにチャールズ川は、ロンドンのテムズ川と重なるように感じます。それは墨田川にも感じるのですが、何か歴史的意義のある街づくりの庭園発想が似ているような。

★それはともかく、ハーバード大学からMITなどへ歩いていくのもなかなかよいのです。おそらく両大学には足を踏み入れることでしょう。グローバル教育といえば、文系という誤ったイメージを持ってはいけません。

★文系も理系も両方の視野をもっているのが昭和女子大附属中高です。真下校長がそもそもそういう見識を持っています。

★グローバル教育というのは、地政学リスク、気候変動リスク、ハラスメントリスクの多様な組み合わせによって生まれてしまう複合的クライシスに立ち臨める叡智をベースにしています。その叡智は文理融合的な知です。

★この文理融合的智慧を身に着けられるグローバル教育を行っている学校の一つが昭和女子大附属中高でしょう。

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2024年3月 7日 (木)

22世紀型教育準備へ(32)リベラルアーツの現代化とか文理融合とか教科横断型とか学際的とか

★表題にあるようなキーワードが世には溢れています。それぞれの人がそれぞれの想いで語ることは大いによいことです。お互いに手の内を明かして、対話することによって、理想に近いでもそこに向かうだけで理想にはいきつかない持続可能な対話の過程が世の中を平和に導くでしょうと私は楽観的なのです。

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★立命館大学や東大などが、アートデザイン学部や文理融合型の5年制のコースなどに着手するというのは、すでにICUや秋田国際大やAPUなどで実践してきたことに再び光をあて、アップデートするという動きなのかもしれません。

★私は、リベラルアーツを3つの技術に置き換え、それぞれの技術が生み出すあるいはその技術を活用する能力を図式化してみました。言語的技術は、説明的能力にとって必要で、どの教科にも欠かせません。

★数学的技術は、検証的能力に必要だし、やはりどの教科にも必要ですね。

★美学的能力は、発想や新しいものの見方、気づきなど、つまりこれらを生み出す能力を直観的能力と呼ぶと、あらゆる教科で必要です。

★今、「教科」と言いましたが、これは「学び」という次元でも同じことです。「探究」そして「研究」という次元でも必要です。

★ですから、この私が思うリベラルアーツの現代化は、文理融合的だし、学際的だし、教科横断型だと思います。

★こういうと、そんなの主観的だあとマウントする方がいると思いますが、世界に通じる科学的エビデンスはなさそうなので、それぞれどう考えているか対話して、アップデートしていけばよいだけだと思います。

★私の主観は、対話によって相互主観になって、やがてはスタンダードになっていくという可能性がないわけではないでしょう。正解は一つではないということで^^)。

★そうそう、言語的技術は「思い」の技術で、数学的技術は「考え」の技術で、美学的技術は「動き」の技術という意味で、「思考動」という言葉も使いたいと思っています。行為的直観を思考すると置き換えてもよいかもしれません。

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2024年3月 6日 (水)

22世紀型教育準備へ(31)国分寺崖線の私立中高 世界が魅力を感じる学校のモデル

★多摩川に沿って崖があります。国分寺崖線と呼ばれています。そこには、かつては武家そしてその後に政財界人が別邸を建てていたところです。崖のスロープを活かした大名庭園があったのです。その跡地に、もちろんもう誰もが忘れていますが、私立学校があります。この大名庭園こそ、19世紀末から20世紀初頭にかけて、世界を席巻した環境にやさしいユートピア都市構想のヒントになっています。ここに未来があるのだと。産業革命以降の劣悪な環境を浄化する桃源郷なのだと。

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★①は国際基督教大学高等学校があります。少し距離はありますが、聖徳学園がありますね。②は晃華学園です。調布にいけば、ドルトン東京学園、千歳烏山には佼成学園女子があります。③は、成城学園です。④はサレジアン国際世田谷、聖ドミニコ学園があります。⑤は五島美術館で、大名庭園がこういうものかがよくわかります。この大名庭園がモデルのイギリスのレッチワースが田園都市で、渋沢栄一の息子と五島慶太翁は、東急電鉄を張り巡らし、田園調布を田園都市にしたのです、東急系列の学校に、東京都市大や等々力があります。男子校のほうはまさに成城学園駅の近くです。⑥は、田園調布雙葉と田園調布学園があります。

★この崖を利用した大名庭園のランドスケープをベースにした私立学校。理念ももちろん自然と社会と精神の循環に通じますね。この循環が分断されると、地政学リスクと気候変動リスク、ハラスメントリスクが脅威になります。

★これを回避する教育を行っている学校が国分寺崖線にはズラリならんでいます。

★ここに未来があるわけです。

★しかしながら、江戸の町は開国後訪れた欧米人が、大名庭園がひしめいている江戸をみて、パラダイスだと感銘したのです。ですから、国分寺崖線に限らず、東京の私立学校は、みな大名庭園の跡地にあるとみなしてもかまわないのです。

★開成などはまさに佐竹の下屋敷です。実は今も中庭には大きな庭石がごろごろしています。麻布もそうですね。三輪田や大妻、女子学院もそうでしょう。清澄庭園を借景にしている中村もそうでしょう。

★暁星や白百合、和洋九段女子もそうでしょう。そもそも東大がそうです。

★かりに大名庭園の跡地でなくても、聖学院や工学院、駒沢女子、聖パウロ学園などは、大名庭園のようなランドスケープやキャンパスになっています。

★国分寺崖線の学校は、そのようなコンセプトががわかりやすいということです。東京の私立学校は、それぞれの建学の精神の無意識の深層にこの庭園発想があることを省察(meditation)してもよいかもしれませんね。

★そうそう、何も東京だけではありません。日本中大名庭園だらけだったのです。五全総という国土計画は、ガーデンアイランド構想をぶち上げていたほどです。大名庭園発想に未来はあります。ですから、そのシミュレーションになっているキャンパスになっている湘南白百合や栄光学園もそうです。鎌倉学園などは言うまでもなく大名庭園を超えた空間です。

★岸田政権のデジタル田園都市構想のルーツはここにあるのですが、政権はその根っこをまるで忘却しているかのようです。起死回生はここにもあるのに。。。まっ、私立学校は前にさっさと進みましょう。

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22世紀型教育準備へ(29)工学院のグローバル教育 広く深い インターコース以外の生徒も身に着ける高度な英語と洞察力

★工学院大学附属中学校高等学校(以降「工学院」)のグローバル教育は一味違う破格さ。国際系の中高は、一般にインターコースとか国際学級とかを設置し、それ以外の生徒はそのコースの学びとは別の学びを行うのが通常です。IB認定校だと、高校ではDPコース以外は普通コースです。工学院の場合も、たしかにコースはわかれていますが、かなりハイレベルの英語力や世界的視野の洞察力を在校生全員が身に着けます。

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★おそらく、どのコースも言語的思考、数学的思考、アート思考など現代化リベラルアーツがベースになっていて、理系に進むか医学部に進むか人文社会系に進むか国際政治経済系に進むかによって、それぞれのコースの特色の違いが最終的にでてくるだけでしょう。基本は文理融合的な叡智が養われています。

★今オーストラリアに3か月留学している高校生たち(9人)は、全員インターコースではないということです。留学生は、みな英語で現地での様子を学校に報告しています。その英語の文章は同校のブログで公開されています。

最新のものを見ると、学校生活をなんでもよいというのではなく、ちゃんと日本との比較をしてクリティカルに見ています。そしてそのうえで、大いに楽しんでいる様子を詳しく書いています。

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★その中で、ホストファミリーと教会に行って、キリスト教について分かち合うディスカッションを行っているようすが記述されています。文化の違いの理解を深めるのに、宗教について学ぶことの重要性に気づいているのは、さすがです。

★工学院では、英語で文学や哲学を学ぶ講座があるし、教務主任の田中歩先生の共感的コミュニケーションは哲学シンキング的な対話がベースです。普通なら気づかないようなところを洞察する生徒が現れるのもそのような教育環境プロデュースがあるからでしょう。

★エントランスホールには、なぜかヨハネの福音の一節「真理は自由にする」が美しい文字で掲げられています。キリスト教の学校ではないのに、なぜ?と思っていたのですが、八王子エリアの神社などをフィールドワークして日本文化を学びつつ、世界の文化とコンパラティブスタディーするとき、宗教は欠かせないということだったのですね。

★教育環境をデザインする先生方の視野が広く深いことに改めて気づきました。

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22世紀型教育準備へ(28)八雲学園のグローバル教育 長崎からグローバルリーダーのビジョン

★この時期八雲学園では、数々の大きな行事が目白押しです。その中で中3のサンタバーバラの海外研修と高2の長崎の修学旅行は特別です。八雲学園のグローバル教育は破格です。学年ごとの英語プロジェクトと全学年の英語プロジェクトがDNAのようにらせん構造になっています。中3のサンタバーバラ研修は、まずは中学の集大成です。そこから9カ月プログラムなどが続いていきます。そのような流れに、イエール大学との交流やランドスクエアとの交流、さらに個人の留学など多様体としてのグローバル教育があります。そして、その核の精神はグローバルリーダーです。

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★ですから、本格的に大学進学準備をはじめる直前のグローバル教育の集大成は、長崎の平和学習となるのです。中1からはじまるグローバル教育の多様な循環それからほぼ毎月実施される文化体験もつなり、最終的にこの長崎の平和学習につながるのです。

★今の高校生が私たちくらいの歳になるとすでに22世紀になっています。めのまえの高校生が、2050年~2101年にかけてグローバル社会を創っていくのです。

★しかし、それはそう簡単ではないでしょう。地政学リスク、気候変動リスク、ハラスメントリスクなどの多様な組み合わせによって様々な複合的クライシスを生み始めていますが、それは解決されずに、今の子供たちに先送りされています。

★このクライシスを解決しながら平和でウェルビーイングな社会を創っていくグローバルリーダーがあらゆる分野で生まれることが望まれています。その未来ビジョンに挑戦しているのが八雲学園です。

★もちろん、一般に気にされている大学進学実績も出ます。東大に行きたいと思えば、その力以上の力がついています。もっとも、海外大学に行きたいと思う生徒の方が多いようです。当然学費の問題もありますから、日本の大学に行ってからという生徒もいるでしょう。

★今後がますます楽しみですね。

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2024年3月 4日 (月)

2025年変化する中学入試(30)富士見丘 グローバル教育の成果の1つ 大学合格実績が凄まじい

★2月29日現在の富士見丘の大学合格実績が同校サイトで公開されています。卒業生100人の現段段階の実績です。学校推薦型の成果でしょうから、合格数というより進学数の可能性が大です。多数の世界大学ランキング100位以内の海外大学やお茶大などに合格する力もつくことが証明されています。富士見丘の学びは、PBL型のグローバル教育が土台になっています。その根底には建学の精神「忠恕」があります。グローバル教育と儒教的精神の融合が浸透している同校です。自己に対し誠実で他者に対するケアフルな精神。これが富士見丘のグローバル教育の原動力なのです。

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(富士見丘のロビーに忠恕の精神を顕在化していますね)

★同校のサイトでは日本の大学から公開されていますので、ここでは海外の大学から並べてみます。帰国生やグローバルな視野を持っている生徒にとって、冨士見丘が魅力的な要素の一つがこの実績ですね。そして、今年の中学入試も大人気となりました。

Glion Institute of Higher Education (スイス)1名​
The University of Manchester(イギリス)【第32位】​1名
University of Bristol(イギリス)【第65位】​1名
The University of Glasgow(イギリス)【第76位】​1名
University of Birmingham(イギリス)【第84位】 1名​
Temple University(アメリカ)1名
北京大学(中国)1名【第17位】
*【 】内は英国Quacquarelli Symonds(QS) による「2024年版世界大学ランキング」順位

お茶の水女子大学  1名
東京都立大学    1名
早稲田大学     8名
上智大学     13名
国際基督教大学   2名
青山学院大学   10名
学習院大学     1名
中央大学      9名
法政大学      7名
明治大学      4名
立教大学     18名
同志社大学     1名
立命館大学     1名
関西学院大学    1名
國學院大學     1名
成蹊大学      5名
成城大学      6名
獨協大学     11名
明治学院大学    5名
津田塾大学     5名
学習院女子大学   5名
東京女子大学    8名
日本女子大学    7名
東洋大学      3名
武蔵大学      1名
日本大学      1名
東京農業大学    3名
昭和薬科大学    1名
東京薬科大学    1名
星薬科大学     1名
順天堂大学     1名
東京家政大学    1名
東邦大学      1名
大妻女子大学    3名
共立女子大学    6名
実践女子大学    2名
昭和女子大学    2名
白百合女子大学   3名
聖心女子大学    1名
清泉女子大学    4名
洗足学園音楽大学  2名
日本女子体育大学  1名
フェリス女学院大学 3名 

 

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GLICCの教育 シンプルにグローバル思考力を育成 幼児絵画工作クラスも開講

GLICCというシンプルにグローバル思考力を育成して実績を上げている学び舎があります。日本の高校資格は取得できませんが、Aレベルの学びができたり、カナダのBC州の高校卒業資格を取ることもできてしまいます。桜新町教室と広尾教室とロンドン教室で行っていて、スタッフは外国人講師です。代表は、盟友鈴木裕之さんで、彼自身英語が堪能で、中学受験においては、帰国生のための学びと国内生向けには「英語×国語×算数」をベースの学びのカリキュラムプロデュースをしています。高校受験は、帰国生入試をベースに指導、大学受験も帰国生入試、総合型選抜をベースに指導しています。要は英語のエッセイライティングやインタラクションなど5技能を学べます。それから大学受験では小論文と口頭試問、自己推薦文編集など学べます。いずれもダイアローグとかディスカッションがベースです。

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★小学校5年生からは英語が軸になりますが、小3・小4は、イマジネーションやクリエイティビティを言語の中で養う学びが英語と日本語でもベースになります。

★しかし、中高大の探究活動やPBLでは、表現はもっとアーティスティックになります。図のデザインも重要になってきます。言葉というレトリックだけではなくアートの素養も大切にな訳ですが、最近では入試の世界でも重要です。

★そこで、GLICCは、年中・年長時代からグローバルな学びの一環として絵画工作教室を開講しました。自由にそれでいて表現力を身につけるにはスキルやツールも大事です。

★長年ボランティアで絵画教室を行ってきた講師が担当しますが、この講師自身アーティストです。そして不思議なことに慶応幼稚舎などいわゆるお受験で絵画工作が出題される小学校を受験する生徒が口コミで個人指導を受けています。その講師が広尾教室でひっそりですが指導してくれるそうです。

★お受験の絵画工作なのですが、いろんなお受験の塾でも、そこだけは専門家とジョイントするようになっています。

★美大の大学院で研究してきたアーティストの方々は、実はグローバルな視野を持っています。それからグローバルな人脈ですね。アーティストは英語ができるかどうかというより、アート市場は、日本では実は小さいのですが、ニューヨーク、ロンドン、香港、台湾、シンガポールではアート資本主義と言われる程大きな市場なのです。

★最近は、世界のアーティストがコラボしてアート活動をします。しかもアートは日常の中にある社会問題に対するクリティカルなメッセージを込めていますから、世界を変えるインパクトを持っていて、グローバルな世界では、言語としての英語と同様共通言語でもあります。だいいち世界の工学系の大学には、芸術学部がありますからね。

★IB(国際バカロレア)や文化学園大学杉並のDD(ダブルディプロマ)のようなグローバルな学びでは、コンセプチュアルな思考は必須です。コンセプトを生成するには、デザイン思考やアート思考が最近では注目されています。

★非認知能力育成という意味でも幼児・児童期のアート活動は大切ですね。

★世の中、「受験マシーン」というフレーズで受験システムを揶揄する識者もいますが、そうはいっても、すぐにはシステム変更はできていないのが現状です。そのようなシステムという制約の中でもGLICCは知識創造やイマジネーションを豊かにする学びをひたすらやっています。

★システムを変えるには、まずはシステムに内在する内生的技術革新がおそらく先でしょう。プラグマティズムとしての話で、評論家的な発想とは真逆の発想がGLICCの持ち味だと思います。このような塾から生徒が学校に入学してきたら、その学校はラッキーだと思います。偏差値という鎧がない生徒たちですから。それに高校からあるいは大学や大学院から海外大学に行きたいと生徒自身が思っていますから。

❖ちなみに2024年度の実績(2024年3月3日現在:国公立大学はこれから)をGLICCサイトから取り挙げてみます。帰国生は、基本海外にいますから、オンライン授業です。個別最適化の学びなので、多くても5人前後のグループワーク型の授業です。英語ベースやアートという視点があるので、実はリベラルアーツ的な学びです。塾なんですが、学校以上の学びができてしまう不思議な秘密の学び舎でもありますね。

それと、毎週金曜日21:00からGLICC Weekly EDUというライブ配信を鈴木さんは行っていて、私学全体の質の高い教育を学校の先生方との対話を通して発信するというボランティアもしています。登壇される先生方は、学校説明会では話せない(時間的制約がありますから)カジュアルでディープな話をされます。学校教育の本質的な魅力が語られるのです。このような塾は実はないのですが、個別最適化塾というスモールサイズの塾だからということもあるし、何より鈴木裕之さんのグローバル思考の資質能力が抜群だからですね。

◆2024年度 中学入試合格実績
三田国際学園16名(IC 12名、ISC 4名:帰国生入試 9名、英語入試7名)
聖光学院(帰国)1名
攻玉社(国際学級)1名
渋谷教育学園渋谷(帰国)1名
かえつ有明9名(うちHonors4名)
サレジアン国際学園8名
サレジアン国際学園世田谷5名
広尾学園3名(帰国生入試1名、2月入試2名)
広尾小石川学園3名(帰国生入試1名、2月入試2名)
文化学園大学杉並6名
芝国際6名
東京都市大等々力5名
静岡聖光学院2名
茗溪学園2名
立命館宇治1名
大妻中野2名
富士見丘2名
工学院2名
宝仙理数インター1名
開智日本橋3名
日本大学中1名
トキワ松1名
ドルトン東京1名

◆2024年度高校入試合格実績
三田国際学園高校インタークラス
広尾学園小石川高校インター2名
広尾学園高校インター2名

◆2024年度大学入試合格速報
国際基督教大学教養学部(帰国生4月入学)
早稲田大学政治経済学部(グローバル入試) 3名合格
早稲田大学国際教養学部
上智大学経済学部経営学科(海外就学経験者入試)
上智大学国際教養学部
上智大学外国語学部イスパニア語学科
法政大学GIS
成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科 

 

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