21世紀型教育

2019年12月15日 (日)

【速報】本日、三田国際学園のまだ知られざる強さの理由が明かされる!

★本日12月15日(日)、工学院大学新宿キャンパスで、「21世紀型教育カンファレンス」が開催されます。三田国際学園の学園長大橋清貫先生も登壇されます。

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★同校が、5年間21世紀型教育改革を実践し、大きな成果があがっているのは、もはや周知の事実ですが、その本当の理由はまだ明かさていなかったのです。それは、つい11月に判明した2つの最新の情報によってはじめて了解できるからです。

★日本の教育は、この境地に達しなければならなにのに、まだまだ95%の方々は気づいていません。それでは、未来から来た留学生=≪Z世代≫の生徒は困ってしまいます。

★今、目の前の≪Z世代≫の生徒にとって、本当に必要な21世紀型教育の真実とは?参加された方々といっしょに考え、共有できるのを楽しみにしております。

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2019年12月12日 (木)

順天学園 指導要録変更に伴う「本質的アップデート」着々

★昨日、順天学園は、校内研修会を開催。なぜかそこにちょこんと立ち会うことになりましたが、それは今までにないすばらしい経験でした。テーマは、新学習指導要領における生徒指導要録が変わることに伴う多面的・総合的な評価を生み出すためにどのようにルーブリックをつくり、それを活用していくかということだったと思います。

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★トップダウンで決まっていくというのではなく、4側面の評価プロジェクトがたたき台をつくって、教師全体と議論をし合いながら、同時に各教科で作成していくというプロセスでした。

★生徒指導要録というのは、大学入試のときなどに提出する書類にもなるものですから、極まりなく重要なことはいうまでもありません。その書き方の正当性・信頼性・妥当性をプロジェクトチームが多角的に検討し、提案をしていきます。

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★今回の新学習指導要領では、学力の3要素を明快に表現し、それに基づいた観点別評価を指導要録に盛り込むようになっています。ただフォーマットが変わるというのならそれほど議論は必要はありませんが、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学びに向かう態度」をそれぞれ評価していかねばなりません。

★すると、この3要素の評価をどのように測定していくのか、ミニテストの在り方、定期テストの在り方、教育活動の在り方のシステムも変更しなければならないのです。もし、今までと同じやり方で行っていった場合、ルーブリックが使いにくいので、煩雑になり、ただでさえ忙しい先生方の業務が破裂します。

★しかし、先生方は、知識技能・思考力中心の評価だけではなく、もっと多面的に生徒の才能を見出すことができるようになるのは歓迎です。そのためにはルーブリックは有効だと考えているので、そこはなんとかしようと信念を共有しているのです。

★しかも、すでにできあがっているルーブリックの使い方をみていてもすごいところは、生徒とそれを共有しているところです。ですから、自らの弱み強みを生徒自身も見出すことができるわけです。

★これが順天学園の強さです。どういうことかというと、主体性を創り出す高次コミュニケーション能力が教師同士、教師と生徒、生徒同士で充満しているのです。

★高次コミュニケーション能力とは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」という認知的側面はもちろんのこと情意的側面も充実していることが条件です。

★この両側面が統合されているからこそ議論ができるのです。議論は白熱してきます。それは成熟した情意的マインドセットがそうさせるのです。

★成熟したマインドセットとは、受容と発信、組織化と個性化の動的平衡が保てるということです。そして、その維持のために価値づけを吟味できる正義の配分もできるということです。

★テストや教育活動の処理の手続きの変更が、今までの蓄積を生かしながら行われていきます。それに関連する授業や行事などの仕掛けも変わっていきます。新しい学習ツールやICTの活用、PBL授業の活用など、学力の3要素をどのように盛り込み、どのように測定していくのかというシステムを考案し、実行していくことで、今までのリソースを生かしながらアップデートが形作られていくのです。

★本物の教育改革とは、こういうことを指すのだと確信しました。

★12月15日カンファレンスでは、そのようなすさまじい教師チームによる順天学園の教育の成果について長塚校長から話を聞きたいと思います。

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2019年12月10日 (火)

21世紀型教育機構の教育の質(07)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。≪Z世代≫の影響で理念アップデート。

★21世紀型教育機構の加盟校は、理念と6箇条からなるシンプルな規約を尊重しています。理念には「21世紀型教育機構は、ゴールデンルールにのっとり、グローバルゴールズを解決できるグローバルシチズンを育成するクリエイティブスクールを応援する。」とあります。

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★ゴールデンルールとは、『マタイによる福音書』7章12節,とルカによる福音書』6章31節にある「あなたがしてもらいことは、他者にもおなじようにしなさい」という黄金律を指しているのですが、これはNY国連が、平和のギャラリーに陳列しているノーマン・ロックウェルのモザイク画に刻まれている言葉です。国連は、この理念はキリスト教にとどまらず、宗教、民族、人種、性別などを超えて世界に共通する倫理であるとしています。21世紀型教育機構は、国連の説明する意味でゴールデンルールを採用しています。

★グローバルゴールズは、2016年にグローバルイシューという文言に変えて採用しました。グローバルシチズンを育成するクリエイティブスクールとは、要するに生徒1人ひとりみなクリエイティブクラスにするという意味です。

★ですから、外向きには、よくファーストクラスからクリエイティブクラスへというフレーズで機構は表現しています。

★20世紀社会は、学歴社会によって、一握りのファーストクラスが世の中を牛耳ってきたわけで、教育格差、経済格差を生みだしてきた社会システムです。その中で、SDGsのグローバルゴールズを達成しようと思ったら、まず世界の諸問題を生み出してきた20世紀社会そのものを改めなくてはなりません。

★一遍には無理なので、21世紀型教育機構は、自分たちができるところは何かから出発しました。それは、20世紀社会を強化してきた20世紀型教育を21世紀型教育にシフトすることだということになったわけです。教育を変えることは私立学校はできる。公立学校にはなかなかできない。そこで動き始めたのです。

★それが先の理念だったのですが、21世紀型教育研究センターが開設され、動き始めると、予想以上に≪Z世代≫の生徒の動きや考え方が斬新でした。未来は≪Z世代≫の生徒を待っているわけですから、他人ごとではありませんから、当然と言えば当然です。

★そして、それによって、機構の理念の意味がさらにアップデートしました。20世紀社会の根本は、自然と社会と精神の分断社会でした。だから、経済優先で、環境は破壊され、精神は病んでいきました。その悪循環は今なお続いているどころか猛威を振るっています。

★≪Z世代≫の生徒は、この20世紀社会を根本から変質させない限り、SDGsの活動は対処療法に過ぎないことを見破りました。だから、<新しい学びの経験>を自分たちでどんどん進め起業する中学生も出現してきたのです。

★G-STEAMという教育は、今や≪Z世代≫の生徒が自ら創り出しているようなものです。ほとんどの大人はG-STEAMの重要性を語ったとしても、英語力で≪Z世代≫の生徒に太刀打ちできず、STEAM関係もそうです。ですから、21世紀型教育機構の理念は、≪Z世代≫の生徒の未来に照準をしっかり合わせてアップデートしなければならなくなったのです。

★たしかに、上記の図のように、自然と社会と精神は循環する社会になっていくのですが、これではまだスローガンです。具体的に何を学ぶのか研究するのか?それが問題です。大学入試改革も大切ですが、大学入試改革があろうがなかろうが、社会は変わるのです。≪Z世代≫が変えるのです。今のところ大学入試改革は、延期されて実施されたとしても、分断社会を循環社会に変容するほどのパワーはありません。まあやらないよりましという程度でしょう。

★≪Z世代≫の生徒は、そんな悠長な改革を待っている時間はありません。自分たちが立ち上がらなくてはと思っている生徒も多いのです。21世紀型教育機構は、大学入試改革にもエールは送りますが、重要なことは21世紀社会をサポートする<新しい学びの経験>を創ることです。一体それはなんでしょう。12月15日、共有いたしましょう。

★今のところ、ここまで踏み込む団体はありません。経産省の未来の教室でさえも、むしろ絶対に踏み込まないでしょう。20世紀社会のマイナーチェンジを望んでいるからです。その範囲内で、社会は変わっているようにみえるので、それで安心している人はたくさんいますね。どうやら、日本はこのままいけばタイタニックです。12月15日は、タイタニックを回避する方法や政策を心から期待し、自分でも考えている方々が集まると思います。

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21世紀型教育機構の教育の質(06)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。≪Z世代≫の生徒も参加。

★21世紀型教育研究センターは、画期的なセミナーやフォーラムを行っています。今年5月富士見丘で、「グローバル教育カウンシル」を開催。加盟校の教師対象の研修で、文化学園大学杉並のDDコースのリヨ・ホイットニー校長によるミニPBLワークショップをはじめ、各学校の英語教教育や世界標準の思考力育成プログラムに関連するワークショップを行いました。カナダのBC州の学びと日本の創意工夫した学びを互いに体験し、リヨ校長は日本流儀の考え方を尊重し、日本の先生方はドライビングクエスチョンというSTEAM型の問いの作成を学ぶなど、グローバルな学びのセッションを仕掛けたのです。

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★6月には、順天の理軒ホールで、「未来を創る学校フォーラム」を開催。このイベントから、いくつかの加盟校の≪Z世代≫の生徒が本格的に参加するようになりました。

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★≪Z世代≫の生徒自身が先生方のチームに入り込み、ジェネレーターとして「未来を創る学校」について考え方を編集していきました。生徒の自由な意志を尊重する学びの環境やアクティブラーニング・PBL授業の比率をもっとあげること、学習指導要領にこだわらないもっと世界をみたプログラム、学校間の境界を超えること、SDGsをはじめ世界に貢献できるもっと現実的な学びなどといった未来を創る学校のアイデアを先生方と議論していきました。

★ここから≪Z世代≫の生徒の学校間の境界線を超える活動も始まりました。SDGsの動きは、学内の授業の中で行われているだけではなく、もっと手を広げていかなければならないというのは、なるほど目からウロコでしたが、その行動力がパワフルなのに驚愕でした。

★9月には静岡聖光学院で、「グローバル教育シンポジウム」を開催。静岡聖光学院は、急激にグローバル教育3.0に突き進み、シンポジウム開催時に、同校独自の海外ネットワークを集め、国際サミットを行っていました。それゆえ、東南アジアの≪Z世代≫の生徒も参加してシンポジウムは進行したのです。

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★教育研究センターの方針は、教師も生徒も共に<新しい学びの経験>を創っていくことを大切にすると同時に、国際的なネットワークを広げて、本物の世界標準の学びを創出していくことです。

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★10月前半聖学院で「未来を創る教師セミナー」を開催。PBL授業を生み出す学びのデザイナー兼ファシリテーターとしての教師のスキルを共有しました。ここからは、一般公開で、多くの学校・教育関係者とワークショップを行いました。また、夏季中にカンボジアで起業活動を行ってきた≪Z世代≫の生徒も参加し、自分たちのような生徒が生まれるには、どんな教師の力が必要なのか気づきの多いセミナーになりました。

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★10月後半工学院八王子キャンパスで、「21世紀型STEAM教育フォーラム」を開催。マイクラをつかってクリエイティビティを発揮していく体験を参加者と行っていきました。学校の教師・教育関係者が各チームにわかれ、そのチームのジェネレーターとマイクラ操作を工学院の生徒が行いました。彼らは≪Z世代≫クリエイーターで、すでに様々な賞を受賞しています。しかも、シンガポールでSGDsのある問題を解決するスーパーアプリを提案をして優勝してきた生徒もいます。

★中1と中2の生徒でしたが、クリエイティビティのみならず、論理的に話を展開していくのも得意でした。もちろん、英語力もすさまじい。ICTと英語力では、実は大人もかなわなくなっているという現実にこれまた驚愕でした。

このような21世紀型教育機構の≪Z世代≫の生徒の成長はいかにしてうまれるのか、12月15日のセミナーで共有いたしましょう。

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2019年12月 9日 (月)

21世紀型教育機構の教育の質(05)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。21世紀型教育研究センター開設。

★2017年~2020年は、21世紀型教育機構は、各加盟校の教育の質を海外名門校に照準を合わせてさらに高めていくために、以下の3つを実行しています。

Ⅰ <アクレディテーション>という実証的手法でエビデンスを共有し改善。

Ⅱ <グローバル教育3.0>というアップデートに向けて改善。

Ⅲ <21世紀型教育研究センター>(リーダー:聖学院児浦先生、工学院田中歩先生)を新設し、会員校のための「PBL研修」、「未来を創る学校のフォーラム」及び一般公開向け「PBL研修、STEAM研修」など夏期休暇を除けば、毎月のように開催し、ソフトパワーを強化。

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(10月工学院八王子キャンパスで開催した「21世紀型STEAMフォーラム」で。企画・運営した教育研究センター及び機構サポートメンバー勢揃い)

★いわば、この2017年~2020年は、21世紀型教育機構のソフトパワーを強化する改善期なのです。

★この不思議な組織は、いわゆる株式会社や学校法人のような組織ではありません。ナチュラルオーガニゼーションというべき、有機体的組織です。多様なアイデアとその実践の共有により新たなプログラムができ、そこに≪Z世代≫の生徒まで参加し、成長していきます。そのエビデンスをアクレディテーションという実証的手法で明らかにしていくわけです。弱みを強みに転換する分析をするわけです。そして、教育センターが音頭をとって研修していくわけです。

★教育と成果の因果関係は、実はわかりにくいのですが、21世紀型教育は、今までやっていないことですから、その結果、今まで関心をあまりもたれてこなかった領域で成果があがったかどうかは実にビビッドに生まれてきます。

★たとえば、クリエイティブラーニングやプレイフルラーニングが織り込まれているPBL授業によって、Fabラボのコンクールで優勝したり、平和を訴える動画づくりでNY国連で賞をもらったり、難関校常連の模擬国連で活躍したり、パラリンピックのボランティア活動やSDGsの活動がメディアで取り上げられたりしているのです。

★20世紀型教育からよく揶揄される大学合格実績も、AO入試や公募推薦でグローバル教育3.0やPBLによる探究活動を通して、上智やICU、立教、青山などにたくさん入り始めています。海外大学も世界大学ランキング100位以内の大学に合格する生徒が各加盟校から出始めました。

★偏差値というものが、私立中高一貫校の教育の質とは相関がないことが次々と証明されていくことでしょう。なんといっても、偏差値は20世紀型教育の質を測るものです。21世紀型教育の質はルーブリックによって新たに測定しなければならないのです。それがようやく21世紀型教育機構から始まったわけです。この歴史的な画期的な事態に気づいている人は、まだまだ少ないのです。

12月15日のカンファレンスで、アクレディテーションによって測定できる具体的な教育の内容を登壇者と共有いたしましょう。

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2019年12月 8日 (日)

21世紀型教育機構の教育の質(04)第4期ブレイクスルーのときがきた(2017年~2020年) 。新ビジョン<グローバル教育3.0>へ準備始まる。

★BTⅣ(第4期ブレイクスルー:2107年~2020年)が本格的に起こるのは来年度ですが、そのための準備として、2017年からアクレディテーションによって、21世紀型教育の質を加盟校同士が切磋琢磨し始めたわけです。そして、その目指す目標は世界の名門校であるエスタブリッシュスクールと対等の教育の質をまず完成させることです。国民国家的見識に立つのではなく、世界市民的見識のポジショニングに立つということです。

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★そうすること以外に、グローバル風内向き学歴社会でジェンダーギャップを生みだしたり、弱者バリアフリーに対し無配慮である日本社会を変えることはできないのです。歴史は変わります。しかし、それは変える高邁な精神を持った勇敢な人間がいてこそです。21世紀型教育機構は御三家が≪私学の系譜≫の真の継承者をやめたたので、新しい≪私学の系譜≫を生み出すコミュニティを形成しようとしていたのです。

★おそらく≪私学の系譜≫の1人である内村鑑三の精神と親和性があります。

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★内村鑑三の「後世への最大遺物」という書がありますが、同書は未来を創る人間としていかなる道があるのかを説いた書です。金持ちになって、弱き者に施すのもよいだろうし、文学者になって、作品を世に広め幸せな気持ちを共有するのもいいだろう、教師になって、未来を創る子供の教育に努力するのもよいだろう、医者になって病に苦しんでいる人々を救済するのもよいだろう。しかし、そのような人材を生み出すだけでは、まだまだ後世への最大遺物とはいえないと内村鑑三は語っているのです。あの偉大な中村哲さんと同じですね。医者だけでは救えないことがたくさんあるのだと。

★内村鑑三も中村哲さんもクリスチャンですからシンクロするのかもしれませんが、最大への最大の宝物は、「高邁な精神をもった勇敢な人間」になることだというのです。そして、これはだれでもが成れるというのです。

★ですから、21世紀型教育機構は、研究者になるのもいいし、医者になるのもいいし、ビジネスマンになるのもいいし、教師になるのもいいし、それはそれぞれの才能を生かすことは大切ですが、どの生徒も「高邁な精神をもった勇敢な人間」になる環境=21世紀型教育を創出するのだということを決断したわけです。

★そして、そのために、上の表にある<グローバル教育3.0>を2021年から実現していこうということになったのです。英語も出来るだけ多くの生徒がCEFR基準でC1以上なるような英語教育をしようと。そうしなければ、自分の哲学を内村鑑三や新渡戸稲造、岡倉天心のように英語やドイツ語、フランス語で海外の人びとと議論や対話ができないと。

★議論や対話ができるからこそ平和作りを前進させることができるのです。

★学びは、もちろん探究型ですが、日常の授業もそうしなくてはなりません。特別な時間だけ探究の時間ではなく、学びの構えは探究が基本となる。それが当たり前となるのです。そこにSTEAMの要素が含まれるのは、AIと共生社会がやってくる以上、それは必然です。聖学院と工学院、三田国際、和洋九段女子、聖パウロ学園はこのような状況になってきています。

★グローバルネットワークは、日本から海外に学びに行くだけではなく、海外からも日本に学びに来てもらい、相互に学ぶ拠点づくりをしていくということです。それは世界中どこに行ってもそうです。このことをグローバルイマージョン(GI)と言っています。GIは、富士見丘、八雲、工学院、静岡聖光学院、順天、聖徳、文化学園大学杉並ではかなり進んでいて、いつも学内に留学生が学んでいるシーンがでてきました。

★特に、八雲と工学院が加盟しているラウンドスクエアの存在はグローバルイマージョン実現を促進する大きな存在です。

★Webに関しては、SNSの世界を自在に活用するのはもはや当たり前で、スーパーアプリやプログラミングを生徒自身が作成したりAIを活用しながらソフトパワーを育てていく環境にしようと邁進しています。

★思考力は、ロジカルシンキングだけでよいのではなく、デザイン思考だとか最近は呼ばれていますが、クリティカルシンキングとクリエイティブシンキングまで育成する時代がやってきたのは言うまでもありません。多重知能のハワード・ガードナー教授が注目したり、STEAMのAで最近注目されているのは、文化人類学者レヴィ・ストロースの「野生の思考」です。もともとこの発想はJ.J.ルソーに通じるでしょうから、ピアジェにも通じます。ということは、機構が最も影響を受けているMITメディアラボの見識にも通じます。ここらへんは、21世紀型教育研究センターのリーダーである児浦先生、内田先生、田中歩先生、田中潤先生、アクレディテーション委員会の鈴木氏、福原氏、神崎氏などと議論を重ね、学問的あるいは理論的背景を耕しています。機構の知の裾野が広がり、深化をしてきているのは、彼らの存在が大きいのです。実践と理論の両方を統合できる天才チームです。

★そして、大学入試の制度に関しては、私たちはすでに大学入学共通テストは過渡期で、日本の大学入試ももはやグローバル高大接続入試にならざるを得ないとはやくから想定していました。2021年の3月には、海外大学進学の成果が今以上に出ますが、日本の大学が海外大学同様世界に広がっているようにならなければならないでしょう。

★そのためには、試験制度が変わらざるを得ません。今のところそんなことはいい迷惑だと多くの現場では語っていて、大学入試改革を阻害していますが、そのつけが東京オリンピック・パラリンピックが終わると同時に急激にまわってくるのに慌てるでしょう。

★偏差値にかかわりなく、京都外語大学のように、海外大学と同じような環境を設定し始めている大学がサバイブしていくことになるでしょう。何せ、研究の目標は大きく3つの分野に絞られていきます。今ある研究分野はそこにむかって学際的に脱構築されながら収束していきます。

★3つの分野とは、宇宙科学、バイオテクノロジー、ニューロテクノロジーということですね。AIをベースとする情報科学はいずれににも融合されています。21世紀型教育機構はこのようなグローバル教育3.0への世界に対応する動きが生まれることを想定しながら、その基礎である5C×PBLを土台としたG-STEAMの教育をデザインしています。

★その具体的な取り組みと、宇宙科学とバイオテクノロジー、ニューロテクノロジーへ向かう新機軸へのアップデートについて12月15日はカンファレンスで各登壇者は語るでしょうし、足りないところは、パネルディスカッションで引き出して、みなさんと共有したいと思います。そしてなぜ共有せざるを得ないか、その<意義=理由=バリュー>についてもいっしょに考えて行ければと思っています。

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2019年12月 6日 (金)

21世紀型教育機構の教育の質(03)第4期ブレイクスルーのときがきた(2017年~2020年) 。このとき新しいIB校も次々設立。

★2017年に第3期ブレイクスルーが起こり、21世紀型教育機構の加盟校全体が21世紀型教育の質を足並み揃えて御三家以上になりました。しかし、この機構の動きは、歴史の要請に連動して動いていますから、何も加盟校だけが質を高めているわけではありません。12月15日のカンファレンスでは、このへんの事情もパネルディスカッションで議論していこうと思います。

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★さて、21世紀型教育機構は、アドミッションポリシーとして、新タイプ入試の中でも思考力型入試や自己アピール型入試、英語入試を行ってきました。入試問題は学校の顔ですから、当然、思考力中でも論理的思考・批判的思考・創造的思考及びC1英語力が育つカリキュラムを実践してきました。それゆえ、教育の質も向上してきたのですが、この時期になると、首都圏の3分の1である120校以上が新タイプ入試を行うようになりました。

★これもまた、歴史の要請ですから当たり前です。そして、そのような学校は、同じようにカリキュラムの向上も果たしているのです。21世紀型教育機構のようにC1英語やPBL100%、ICT1人1台を必ずしも目標にしていませんが、そのような学校の21世紀型教育の質は男女御三家を超えるようになったのです。

★受験業界が真っ二つに分かれました。20世紀型教育の伝統こそが偏差値できちんと測れる普遍的学力で時代を超えるのだという保守派と普遍的教育などという絶対的価値観こそ学歴社会や塾歴社会を堅固にし、教育格差ひいては経済格差を生み出す元凶ではないか?<新しい学びの経験>を生みだし生徒の内生的成長を生み出していこうという革新派の二つです。

★時代は行きつ戻りつ進みますから、どちらが勝利するかはそれこそ歴史が決めることでしょう。しかし、この時期(2015年から2019年)1条校でIBを認定される学校が17校(34校あるうちの50%はこの時期に開設します)も誕生するのです。

★1条校のIB校といっても、その学校の生徒が全員恩恵を浴するのではなく、IBコースの生徒のみですから、そのコースだけの教育だけだと、海外名門校に迫る勢いなのですが、全体としてみれば、そうはなりません。それでも、21世紀型教育機構が測定する21世紀型教育の質のルーブリックで推計すると目標の70%は満たしています。

★実は、21世紀型教育機構は、加盟校の全体が足並み揃えたので、このアクレディテーション(品質の保証認定リサーチ)のルーブリックを外部委託して作成し、これも外部のアクレディテーション委員会を結成して、そこに認定作業を毎年行ってもらっていますが、それが始まったのは、第3期のブレイクスルーが起きたときからです。

★これによって、加盟校全体(アクレディテーションを受ける準備段階の候補校の学校も2校あります。)が毎年21世紀型教育の質を向上させる努力をしていくようになりました。そして、グラフにあるように、着々と向上しているのです。

★しかしながら、機構の加盟校のみならず、革新派の学校は、21世紀型教育の質を成立させているわけです。ただ、そのような意識を明確にしているわけではないでしょうし、それは保護者の方もそうです。それゆえ、革新派の教育の質の違いなどは、実際には見えないというのが現状です。それよりも、保守派の学校と革新派の学校の違いは、未だに大学合格実績や偏差値で認識され、本来の教育の質を見極める段階にはいたっていないのも現状です。

★しかし、首都圏の中学受験生50,000人の4%の2,000人はそれに気づいて加盟校に入学するわけです。これが歴史を変えるほどのパワーになるのかどうか、やはりそれもまた歴史が決めるのですが、意思決定主体者は受験生や保護者です。本質はなかなか見えないものです。その本質をどうやって見抜くのか、そのヒントを12月15日、工学院大学の新宿キャンパスで行う「21世紀型教育カンファレンス」で共有しましょう。

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2019年12月 4日 (水)

21世紀型教育機構の教育の質(02)BTⅡ&Ⅲ

★21世紀型教育機構の教育の質は、2013年から2015年を経てBTⅡが起こり、そこから2年経て2017年にBTⅢが巻き起こりました。

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★この2つのブレイクスルーが起こる間に今の機構の共通教育基盤ができました。2013年から2014年は、加盟校の順天と富士見丘がSGH認定校になったということもあり、英語4技能はCEFR基準でC1を目指ざすことになりました。また2016年に文化学園大学杉並がカナダのBC州と連携してDD(ダブルディプロマ)コースを開設するのですが、その前の2年間は認定への準備でした。工学院もケンブリッジイングリッシュスクール認定校への準備を開始していました。

★そういうレベルは、B2は必須ですから、それを達成するには、C1レベルを達成できる環境を創る必要性があったのです。

★また、海外名門校やシリコンバレーの周辺の動きやシンガポール、オーストラリアのリーサーチを経て、PBLとICTを融合する必要性を感じ、これも共通教育基盤としました。

★この間に聖学院の思考力入試がメディアに取り上げられるなど、PBLはかなり機構の特徴として意識されるようになりました。

★また2015年三田国際学園が開設され、C1英語×PBL×ICTは完全に共通教育基盤となりました。

★そんなわけで、2017年には、私たちのめざした男女御三家の21世紀型教育の質を超えるBTⅢが起こったのです。また、この時期第4次産業革命という言葉が使われ、そこに対応する教育を時代が要請してきたのに巧く対応できたのだと思います。

★ともあれ、このBTⅢは、さらに海外大学進学準備教育を共通教育基盤に包摂することを新しく決める契機になりました。富士見丘や聖学院の海外大学進学実績が飛躍したということもあります。

★また、八雲学園がラウンドスクエア認定に向けて準備を着々と進めていたのもこのBTⅢの時期です。PBLと言えば今や和洋九段女子ですが、同校が21世紀型教育機構に加入準備に入ったのもこのころです。

★機構の組織は一つの法人ではないので、トップダウンもボトムアップもありません。各加盟校の教育実践の切磋琢磨によって、目標を合意形成してきました。今後もそうなりますが、さらなる発展は、各加盟校の≪Z世代≫の生徒もこうしたらよいという提言できる機会を設けるようになっています。

★具体的な手法は、あくまで各加盟校ががんばるわけですが、加盟校が一丸となって、共通教育基盤を踏み台として活用するように足並みがそろったのが、2017年です。これが、機構を次のステージに進めることになりました。

★各加盟校が具体的にどのように戦略を立て進めていったのかいけたのか、そしてその過程で、≪Z世代≫の生徒自身が次のステージを見出すようになるのですが、12月15日のカンファレンスで、それは登壇される先生方が大いに語るでしょう。ご期待ください。

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21世紀型教育機構の教育の質(01)第Ⅰブレイクスルー(BTⅠ)

★21世紀型教育機構は2011年秋にプレ発足をし、2013年春に世にお披露目しました。およそ2年間、時代の精神に耳を傾け、一握りのファーストクラス(競争社会)から生徒みんながクリエイティブクラス(協働社会)にシフトするときに必要な教育とは何かについて議論をしていたのです。

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★ファーストクラスを生み出す競争社会のトップモデルは、いわゆる男女御三家ですから、その教育をクリエイティブクラスを生み出す協働社会という基準で教育の質を研究しました。同時にチャドウィックスクールとケイトスクールとかチョートースクールなど海外名門校の教育の質もリサーチしました。

★構想期は、教育のパラダイムシフトが起これば、男女御三家の教育の質を超える21世紀型教育を創ることができると確信をもち、2013年出発することにしたのです。第1ブレイクスルー(BTⅠ)が起こりました。パラアイム転換に向けてのビジョンを共有し啓蒙活動(セミナーとかカンファレンスとか)を通して活動することになったのです。

★しかし、機構は、だれかオーナーがいるいわゆる法人組織とは違います。加盟校が同じように急激に変化することはできません。もしかしたら、今はやりのTeal組織バージョンかもしれません。

★ですから、共通の21世紀型教育基盤を共有し、その上に、各加盟校独自の教育を展開していくことによって、各加盟校1つひとつが成長すると同時に、機構全体も成長するという協働型コミュニティのプロトタイプを自分たちがまず成るということを決めました。競争社会から協働社会へパラダイムシフトするそのプロトタイプを形成することにしたのです。

★そこで、共通の21世紀型教育基盤の構成要素を議論しました。今の21世紀型教育機構の基盤は、その90%が現在も続いていて、この基盤を持っている学校は、実は加盟校以外にはほとんどありません。それがいいかわるいかは歴史が証明します。それぞれの想いで学校は教育をつくっていくのは基本セオリーです。

★とにかく、この基盤のイノベーションがトリガーになり、男女御三家の21世紀型教育の質を超える第2ブレイクスルー(BTⅡ)を2015年に迎えることになります。断っておきますが、男女御三家の教育を批判しているのではありません。基準が違うだけの話です。

★おそらく、機構のこのBTを迎える物語は、未来でサバイブする子供の教育に関心がある保護者、多くの学校、そして日本の教育に役に立つでしょう。12月15日は、カンファレンスで、21世紀型教育機構の成長物語を共有いたしましょう。

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2019年10月28日 (月)

STEAM教育(06)Peer Instructionのアップデートが明日の世界を創る

★明日の世界を創る方法は、すでにあります。特にZ世代のinter脳身体循環系の中に暗黙知としてあります。世界の作り方スキルを引き出すワークショップは90分くらいあればできますが、それを実装して適用し、さらに新しいものを生むとなると、1人の力ではできません。

Mazur

★そして、時間もかかります。学習する組織をつくって、トレーニングをリアルにやると2040年には間に合いません。小学校高学年から高校3年生までのZ世代が大学卒業して40代後半になっている時期にまだ、今のままのくだらない哲学もどきや素朴自然科学論や感情的社会論やゆでガエル安心安全マインドフルネスでサバイブできるのでしょうか。

★できるわけないですね。そういうの全部、ゴミ箱に捨てましょう。そして、教育はICTと対話のダイアローグで、まっしぐらに化石燃料を使わなくても生きていけるエネルギーイノベーションをつくってしまいましょう。自然エネルギートは別物です。

★こういうのをユートピアだと言って、ダースベーダーがディストピアの正当性を誘うのを断固拒絶して、新しい学びの世界を創ってしまいましょう。いきなり学問の世界でいいんです。

★初等中等教育と大学の境目をつくるから、世の中おかしくなったわけです。階層構造で、進める人間と進めない人間を生み出す社会構造、経済構造。そんな構造自体不要でしょう。もはやZ世代には。

★現実主義者がニヤニヤし、ギラギラした目つきで、ユートピア発想にアイロニーをいい、クソ論理でどうやって証明するのだともっともらしいことをいいますが、まだないものは検証できないでしょう。確からしさしか言い得ないででしょう。

★教科も探究も捨てて、いっきに学問へ。ただし、この学問は象牙の塔の学問ではなく、好奇心、開放的精神、なぜだろうという問いの視点(COD)をフル活用する学びのことです。そこで気づいた問題を、ただひたすすら好奇心、開放的精神、なぜだろうという問いのループを続けていく、時には組み替えていくCODシステム思考あるのみです。

★教育の改革、それは幼稚園から学問を行う姿勢を養う環境を創るというコトですね。

★それには、エリック・マズールのPIという学びのイノベーションは実に奥行きが深い。このことに気づける人は、ほとんどいなかったのですが、今日ミーティングしてきたある私立小学校の先生方で構成しているプロジェクトメンバーは、ブレイクスルーしました。

★その学園は幼稚園・保育園がないので、小学校から学問としてのCODシステム思考を形成していきます。ICT1人1台の環境にありますから、それはできるのですが、手法を学ぶ姿勢では絶対にできません。CODシステム思考がZ世代にとって命をつなぐ武器だと思う直感があるからこそできるのです。

★その学校は21世紀型教育機構の学校ではありません。新しい学校に生まれ変わるでしょう。もはや今の学校という形はなさなくなると思います。次の学びは、構成主義とか構築主義(英語は同じです)とかを超えていきます。

★21世紀型教育機構もなんとかここに追いつきそうですが、学校組織が従来のままではブレイクスルーにはもう少し時間がかかります。2021年に目覚ましい結果を出しますが、それはブレイクスルーではありません。今までの教育とは違うけれど、土台は同じで、そこでシナリオが違うだけです。

★新しい学びは、土台そのものが違います。新しい地平から出発するということでしょうか。私は残念ながらそこの世界には行けません。ただ、見送るだけです。今の受験態勢の市場で生きているからです。ここを立ち位置にしている限り、次の世界を創ることはできません。悲しき世界で生を全うするしかないのです。

★でも、娘夫婦やその子供たちのために、そして、Z世代のためにバトンではなく、この世界をぶっ壊して新しい世界を創るイノベーションスキルを創れたら本望です。

★エッ!ウザイ?ですね!自分が受験態勢の市場の外に生きればいいじゃん。その通りですね!了解です。ワクワクしてきました。

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