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2026年8月 2日 (日)

開成のグローバル教育 圧巻 そして多くの私立中高一貫校の突破口も開く

★2026年度の開成の海外合格実績も凄まじい。イエール大学やコーネル大学などアイビーリーグの私立大学に合格しているし、AI時代に憧れのMITにも合格している。UCバークレーやUCLAなどパブリックアイビーにも当然合格しています。

★授業としての英語教育も、友人から聞き及んだ話ですが、AIも当然のように活用しながら行っているし、毎年カレッジフェアを開催し、海外大学が集結し、大学の説明で終わることなく、世界の科学の最前線や地政学・地経学的なディスカッションの機会も設けられているようです。

★また在学中に海外留学した生徒は、在学生に報告し、グローバル体験も共有しているらしいのです。

★これらの情報は、ほとんどが同校のサイトで公開されています。たとえば、このような記事が掲載されています。「ハーバード大学 政治学部教授・統計学部教授 今井耕介先生と高3生徒による座談会 2025.07.23」。そこには次のようにあります。

ハーバード大学の政治学部と統計学部の教授として、世界的に活躍していらっしゃる今井耕介先生(開成高校 1994 年卒)が、6 月 30 日にご来校しました。今井耕介先生は統計的手法を社会科学分野や政治分野へ応用するという新しい学問を切り開く第一人者です。大学での講義・研究活動以外にも、世界各国大学での講演や、選挙区再編訴訟における専門家証人として、多くの州裁判所や、さらには連邦裁判所にて、学問的見地から証言をするなど、活動の場は多岐にわたります。 

今井先生には、今までにも「高 1 生対象 ようこそ先輩」へのご招待をはじめ、4 回にわたり在校生へ講演をしていただいています。5 回目の今回は、急な企画であったこともあり、高 3 の海外大学志望生徒6名と座談会を行うという小ぶりな企画でしたが、それだけに大変濃密な時間にもなりました。最初は、今井先生のご経歴やお仕事の内容のスケールに緊張していた高3生徒でしたが、今井先生の気さくなお人柄と、「自分も英語が苦手だった」「困難もあるがあきらめない」といったメッセージに触れて、自分の海外進学への悩みを相談したり、各自の夢を語ったりと、活気ある座談会となりました。 

★なんて贅沢なリソース。また、こんな記事もあります。「College Fair 2025.07.15」。そこには次のようなこれまた贅沢な記事があります。

 開成 OB として Shimamune Satoki 氏(2020 年卒、Cambridge University)、Yamaoka Kento 氏(2025 年卒、Duke University)が海外での大学生活、出願までの準備へのアドバイスをご紹介下さいました。海外大学の代表として、Columbia University, Princeton University, Swarthmore College の方が登壇してくださり、 Columbia の代表のお1人として、Uejima Towa 氏(2024 年卒)もご参加くださいました。国際交流・留学委員会からも組織の紹介、準備のスケジュール、リソースとなる Google Classroom の紹介、奨学金制度の概要をお伝えしました。

★海外大学進学のOBの層がどんどん厚くなっていっています。東大のネットワークの次に、世界の大学のネットワークが拡張しています。途切れることなく、毎年つながっています。伝統と革新の真骨頂です。

★開成自身も、もはや東大のランキングを競う時代ではなく、これからは世界の大学だという認識を持っているようです。もちろん、東大合格ランキングは1位を持続しながらが大前提ですが。

★そして、ここに東大・医学部では開成にはかなわないと思っている私立学校にも、突破口が生まれました。開成の海外大学合格実績が定着してくるのは2013年ごろからです。そのころ私立中高一貫校の中に海外大学進学準備教育に着手し、今や多くの実績を出している私立中高一貫校が増えてきました。

★今首都圏の45%の私立中高一貫校は海外の大学合格を増やしつつあります。グローバルな知のネットワークの拡張という意味では、開成と肩を並べることができる可能性がでてきたということです。

★この戦略は、都もすでに開始しています。都立高校の中でIBを導入する予算を立てたたり、世界大学ランキング200位内の大学に進学する生徒に対し、上限800万/年の留学補助の予算を立てています。

★とはいえ、開成をはじめ多くの私立中高一貫校が10年以上構築してきた海外大学進学準備教育は、一朝一夕でできあがるものではありません。都もそのことは十分わかっていますから、力を相当入れるでしょう。何せAI教育にも力を入れるわけですから。

★したがって、東京都のグローバル人材育教育は、公私問わず、盛り上げっていくことでしょう。都と国が連携して国際競争力の復活をねらってもいますから、なおさらでしょう。

★もちろん、私立中高一貫校は、そのような思惑を目標にはしません。あくまで、生徒1人ひとりの才能を開くことが重要なのですが。

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