開成に学ぶ 受験生も保護者も教育関係者も(4)落合陽一さんもOB講演会で語る
★開成のOB落合陽一さんも同校の「OB講演会」で語っています。落合陽一さんと言えば、あの「デジタルネイチャー(計算機自然)」の概念を提唱して「魔法の世紀」を展開している超有名メディアアーティストで、2025年の大阪・関西万博でシグネチャーパビリオン「null²」のプロデューサーを担当して今も注目を浴びています。
★落合さんの活躍は、今でいうSTEAMやアントレプレナーシップを凌駕する動きです。落合さんが開成在学の時には、そのようなキーワードは学習指導要領などにはなかったでしょう。
★というわけで、STEAMだとかアントレプレナーシップの本質は、何をなぜやるかということではなく、どんな能力を生徒が内燃するかということでしょう。知識と思考を二項対立にしたままでは、なかなかこのような人材は生まれてこないかもしれません。思考=知識×論理×創造/想像というコンセプトに転換できるかどうか。
★それには、いろいろなプログラムがデザインできます。STEAMもアントレプレナーシップなどのプログラムも、そのうちの代表的なものですが、これがすべてではありません。実際開成は、このようなプログラムを前面に出して教育は行っていません。大事なことは「内燃」のデザインということなのでしょう。
★それが未来への知のビッグバーンになるということかもしれません。同校サイトでは、落合陽一さんの講演の内容が次のように説明されています。
メディアアーティストで筑波大学で教鞭も執る,平成18年卒落合陽一氏による「Computational Diversityへ」。
「エジソンはいつも死の谷で死ぬ」「おじいさんにモテろ」「未来からお金・人・労働力を持ってくる」「たしからしいテコを発見する能力」などなど,印象的なキーワードに溢れた講演は,近代以後の世界を構想し,担っていくであろう生徒たちにとって,とても示唆に富んだものでした。落合氏の著作『魔法の世紀』は,サイン付きで高校図書室に入っておりますので,興味のある生徒はぜひ読んでみてください。
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