開成に学ぶ 受験生も保護者も教育関係者も(3)角野隼斗さんの演奏会も開催
★開成は、先輩を招き、その活躍を在校生は共有共感共鳴します。同校サイトにはこんな記事があります。「角野隼斗さんのピアノ演奏会を開催しました。2022.03.21」という記事で、何と贅沢なと感嘆します。角野隼斗さんをOBということで招くことができる開成はさすがですが、そこを私たちが学ぶということではありません。そんな唯一無二の開成のイベントをそもそも真似することはできないでしょう。ですからその必要はありません。
★大事なことは、角野さんは、Wikipediaによると「東京大学3年次に工学部計数工学科数理情報工学コースへ進学し、音声情報処理、とりわけ音源分離の研究に従事した。東京大学大学院進学後は情報理工学系研究科創造情報学専攻に進み、機械学習を用いた自動採譜および自動編曲をテーマとした研究を行った」というところです。
★音楽と脳とAIなどの研究もしつつ、世界的なコンクールで数々の賞を受賞しているのです。
★このような多彩な能力、学際的な能力は、前回ご紹介したように「学習の転移」能力を有しているから発揮されます。
★開成のサイトを見ると、角野さんのような多彩な才能を発揮して活躍しているOBが招かれて講演をしています。角野さんはいわば今でいうSTEAMの分野を研究しているということもできます。
★サイエンスとテクノロジーと数学とエンジニアリングとアートを学際的に統合しているのではないでしょうか。
★角野さんが開成学園に入学する数年前の文化祭の準備を拝見したことがあります。オーケストラがガーシュインの「 ラプソディー・イン・ブルー」の練習をしていて、驚愕していたことを鮮明に覚えています。そのとき在校生が、音楽室の方が音響はいいですよと教えてくれたことも。そのときから、開成はいわゆる教養豊かな雰囲気の私立学校だと思っていました。
★そして、サイトによると角野さんが開成で演奏したプログラムの中に同じガーシュインの曲がありました。もしかしたら、このような音楽の文化も連綿と続いているのかもしれません。
★いずれにしても、そのような生徒が開成に集まってきているということでしょう。受験業界の開成観はやや偏っているかもしれませんね。
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