教頭部会宿泊研修で感服したこと
★理事長校長会の宿泊研修の後は、引き続き教頭部会の1泊2日の研修でした。参加された教頭の数は定員を超え充足率は120%でした。2030年の少子化リスクマネジメントに対し、リスクの防衛と新しい取り組みへのリスクテイクの両方に立ち臨む教頭先生方でした。
★この両極をそれぞれの教頭が判断して、断行していく気概に触れることができ感動しました。弁護士による講義や自分たちの迷いや言動の法的根拠のアドバイスをもらいながらとにかく学校を越えて対話を続けた宿泊研修となりました。
★迷いや悩み、問題の解決には、教頭は教頭自身の判断基準をつくりながらも、最終的判断は校長です。この基準のズレをなくすために、どれだけ、現場の教員と対話し、校長とも対話しなければならないか。しかし、背負っている実務業務の量は半端ではありません。優先順位とチーム教員を作って、教育と実務と経営の三位一体リーダーシップをいかに発揮していくか。
★答えはありません。100人教頭がいたら、100通りあるでしょう。教頭は思考力や表現力は抜群です。問題は判断力です。自分の判断力を持つことは当然ですが、その基準は現場の教員が納得のいくものではなりません。もちろん、校長も同様です。
★さて、説得型で行くのか、共感型で行くのか、戦略型で行くのか、それとも最高の判断力を発揮するのか?その最高の判断力とは一体なんでしょう。正解はありあmせんが、最高の判断力を発揮する教頭が参加されたいたわけです。その最高の判断力については、ここでは申し上げないことにして、いずれ保護者の方々とそっと共有しておきたいと思います。
★それは多くの信頼すべき教頭先生から私は学びました。
★さて、参加された教頭先生方の判断力の共通する3つの特徴をまとめてみました。
★一つ目は、危機管理の最前線に立つ判断力です。研修の場でも、生徒の事故や保護者対応、SNSトラブルといった想定事例に対し、多くの教頭が限られた時間の中で最善の選択を瞬時に導き出す姿が印象的でした。じっくり考える余裕がない状況でも、学校の信用と生徒の安全を守るための判断を下す力は、参加者に共通して培われている資質だと感じられました。
★二つ目は、複数の利害関係者をまとめるコーディネーターとしての判断力です。研修中のグループ討議でも、校長の方針、教員の意見、保護者の要望、生徒のニーズといった立場の異なる声を一つひとつ丁寧に受け止めながら、「学校として何を最も大切にするか」という明確な基準を持って議論を整理する姿が多く見られました。全員を完全に満足させられない状況でも、優先順位を見極める力に長けている点は、参加者共通の強みと言えます。
★三つ目は、経営的視点に基づく判断力です。私立学校は生徒募集が経営に直結するため、一つの判断が学校の評判を左右します。研修に参加された教頭先生方は、教育的な理想を大切にしながらも、予算や人員配置といった現実的な制約を踏まえ、学校の利益になる選択肢を冷静に評価する視点を備えていました。
★思考力や表現力に優れた方は多くいますが、今回の研修を通じて改めて感じられたのは、最終的に「見極めて選ぶ」判断力こそが、参加された教頭先生方に共通する優れた資質だということです。
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