東京都がニューヨーク大を誘致 グローバル教育の流れ強まる
★読売新聞(2026年7月15日)は、「東京都がニューヨーク大「新キャンパス」誘致へ、武蔵村山市周辺を軸に調整…米最大級の私大」という記事を掲載しました。
「ニューヨークへ出張中の小池百合子知事が15日(現地時間14日夕)に同大を訪れ、キャンパス新設に向けた合意書を交わす。実現すれば、数百人規模の学術拠点となる可能性がある。 」
★とあります。小池知事の教育にかける思いと投資は大胆です。2040年に向けて、東京都の世界の都市魅力ランキングをトップにしようという思いがあるのでしょう。そのためには、高度金融人材5万人を呼び込むという戦略にも出ています。
★その際、その人材の子弟の通う小中高と大学の誘致もセットで考えているようです。
★ですから、インターナショナルスクールの支援も都は積極的です。都立高校にIBを導入する計画も着々です。
★もちろん、その準備がすでにできている私立中高の支援も手厚いわけです。私立高校に通う生徒の方が都立高校よりも多いため、私立公立問わずワールドクラスの都市づくりの人材育成には積極的ということでしょう。
★私立中高一貫に絞れば、首都圏の私立中高一貫校の30%はすでに海外大学進学の道を開いています。
★東京大学も東京都立大学も英語で講義を行う体制を整えています。青山学院大学や立教大学も英語力に力をいれていることを示すに新しい入試を開発しています。この動きにも私立中高一貫校はすでに対応済みです。都立高校の教育行政も、この動きに追いつこうと新しい政策を打ち出しています。
★もちろん、私立中高一貫校にとってのグローバル教育というのは英語教育にとどまりません。デザイン思考の基盤になるリベラルアーツやアントレプレナーシップもセットです。
★そして、いうまでもなくAI世界に対応できる独自の発想力・思考力・判断力・表現力を養う多様なプログラムも鍛えています。インターナショナル以上の総合的な質の高い教育をアップデートしながら、海外から来る高度金融人材の子弟の教育の場にもなる可能性を着々と創っています。
★教育内容は全く問題がないのですが、どの授業も英語で実施するクラスを開設する必要があるのです。
★いずれにしてもニューヨーク大学が本当に誘致された場合、東大・医学部進学中心の私立中高一貫校と海外大学進学準備教育を行っている私立中高一貫校の両ブランドが輝きだします。
★東大自身、ニューヨーク大学と連携しながら切磋琢磨していくでしょう。ニューヨーク大学はすでに海外に大学を出しています。東大の3倍以上の規模の私立大学です。
★アジアの知の拠点が東京にシフトする可能性もあります。金融分野だけではなく、多様な才能の可能性づくり、つまりソフトパワーづくりが日本でも本格的に始まるかもしれません。
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