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2026年6月18日 (木)

成功する学校組織 4つの質の循環をつくる5つの対話

★学校は、私立公立を問わず、幼小中高大どこでも、激減する少子化が押し寄せてくる状況に日々経営と教育をどうするのか議論が絶えません。私は私立中高の先生方と毎日対話することが中心になっていますが、サバイバルできる学校は、武器としてはAIとグローバルの教育を世界を巻き込みながら構築し経営していく学校というのはもはや当たり前になっています。

Theory

★しかし、どこの学校も同じ武器を使っても、サバイバルできるかどうかは同じではないのです。では、何が違うのでしょうか?それは組織の質です。そんなこともあって、MITで、ピーター・センゲといっしょに学習する組織研究センターを立ちあげたダニエル・キムの著作が今年4月に邦訳され発刊されました。

★私は「学習する組織」の理論の根底にあるシステム思考を2人の著作から学びました。SDGsの生みの親ともいえるドネラ・メドウズのシステム思考や彼女が悲しくも亡くなった後、友人のピーター・センゲがひきついだ理論を読み漁っていました。邦訳されていたからです。ところが、ダニエル・キムの今回邦訳された本は、原典は2001年に書かれているのです。25年たって邦訳。なぜでしょう、

★おそらく企業にとっては、ダニエル・キムは、直接企業の現場に近い事例を挙げてシステム思考を展開してくれているし、4つの質が循環する組織が成功するのだと論じているからでしょう。ドネラは世界システムの大きな話になっていくし、ピーター・センゲはスピリチュアルなところもあるので、プラグマティックな色は薄いと感じられるかもしれません。ですから、二人は逆に学校で多くの先生方に読まれてきたのでしょう。

★ダニエル・キムは、企業のコンサルタントが部分的によく引用していますから、ますます教育から遠かったのかもしれません。しかし、学校も、特に私学は経営が大事です。ダニエル・キムの本はシンプルに役に立つと思います。

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★私は、最近、学校の先生方と対話しながら、ダニエル・キムの4つの質の循環に、思考コードという基準を使って長年向かい合てきたと気づきました。

★そして、これが循環している学校の先生方は、5つの対話をこの4つの質を生み出し、つなげるときに自在に選択したり組み合わせていることに気づきました。

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★4つの質が循環するとき、放っておいても循環しません。常にあらゆるシーンで対話が行われているのです。その種類は次の5つです。

❶共感的対話

➋論理的対話(トウールミンモデルなのでロジカルとクリティカルが融合)

❸物語的対話

❹創造的対話

❺交渉的対話

★これらを巧みに使い分けしたり融合したりして対話していきます。もちろん、パーパースに向かっていくのですが、実はパーパスは表現が同じでも、パーパスの質も無限に豊かになっていくのです。ここは企業と私学教育の違いかもしれません。

★サバイバルしていく学校は、4つの質の循環を5つの対話でつくり、そこからパーパスに到達するのですが、そのパーパス自体の質が滾々と豊かさを生成しているのです。

 

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