« グローバル教育が目標ではなく土台となっている学校が増えつつある | トップページ | 駒女バージョンアップ始まる(01)教育革新向上推進チーム「IEAT」稼働 画期的マスタールーブリック »

2026年5月13日 (水)

学校選びのチェックポイント(01)氷山モデルの罠を見抜けるか

★目に見えるものだけではなく、目に見えないものも大事だという話をするとき、多くの場合氷山モデルを活用します。対処療法だけではなく、根本から治療することが大事という話にも転用される場合もしばしばです。

★そして、学校現場でよく耳にする言葉が、表面的な言葉ではなく、本質的なところまでダイブして出てきた言葉でなくてはという氷山モデルのメタファーを活用した言説。

★一方で、アウトプットは大事だ、心理的安全をベースに何を言ってもリスペクトできる関係性が大事だと、上記のような言説を常套句として使う人がよく語ります。

Photo_20260513063101

★氷山モデルはメタファーですから、そのような使い方をすること自体はよいのですが、ただ、その言説の背景には無意識の差別感覚が隠れていることがあります。

★氷山モデルは、目に見えるものだけではなく、その背景には目に見えない大切なものがあることを忘れないようにということで、目に見えることを語っていると表面的だということを意味していないととらえることもできます。

★生徒が語る言葉は、どこからか生まれてきている言葉です。少し語り合っているうちに、その目に見えない生徒自身が感じたり考えたり判断しているモノやコトがにじみ出てきます。

★氷山モデルは、目に見える部分と目に見えない部分の両方のつながりを俯瞰しようねという使い方は心理的安全が生まれてきますが、目に見える部分だけ見ているだけでは表面的だと決めつけるのは、心理的安全は崩れます。

★今では「氷山モデル」はメタファーというよく使われる言葉のアイテムとなっています。使い方によっては、生徒の才能開花を抑制してしまう場合もあります。イノベーション技術同様に、言葉もメリットとデメリットの両方があります。

★学校説明会に行ったとき、どんな言説がアウトプットされているかチェックすることも必要です。

 

|

« グローバル教育が目標ではなく土台となっている学校が増えつつある | トップページ | 駒女バージョンアップ始まる(01)教育革新向上推進チーム「IEAT」稼働 画期的マスタールーブリック »

中学入試」カテゴリの記事

創造的破壊」カテゴリの記事