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2026年4月29日 (水)

海外大学進学準備教育の意味(03)淑徳中高の留学コース 仏教精神とグローバル精神の親和性

★読売新聞(2026年4月27日)を見ていたら、淑徳中学高等学校(以降「淑徳」)の合格実績の情報が報じられていました。  同校が、4月2日現在の合格実績を公開しているという情報です。東大3人、東京科学大・東北大に各2人など国公立大に49人が合格。早慶上理ICUに114人、GMARCHに225人が合格。海外大学には30人も合格しています。凄いですね。

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(メルボルン大学のサウスバンクキャンパス。このキャンパスはアートの拠点でもあります)

★同校は浄土宗という仏教精神をベースに30年以上留学サポートをしてきているようです。そして、高2、高3で留学コースが設置されていて、1年間留学もできるというのですから、驚愕です。

★仏教精神とグローバル精神は、もともと親和性があるはずです。浄土宗は大乗仏教ですから、グローバルな広がりを持っています。しかし、このグローバルの意味はグローバリゼーションという経済的な側面の意味ではなく、かけがえのない地球を持続可能にしていく高邁な精神を示していると思われます。

★このような同校から、海外大学に進学する生徒は、世界中の未来のグローバルリーダーとのネットワークを広げていくのですから、大いに期待できます。

★そして、東大に向けてのコースもあり、その実績も出しています。これが興味深いですね。同校の合格した海外大学の中にメルボルン大学があります。QS世界大学ランキングでは、メルボルン大学は13位です。オーストラリアでは1位のポジションです。そして、東大とメルボルン大学は交換留学や研究においての連携が進んでいます。

★結局、海外大学に進学しても東大をはじめ、国内の大学とも結びつくわけですね。

★このかけがえのない地球を丸ごとキャリアデザインのキャンパスにしている発想が、おそらく淑徳にはあるのだと思います。したがって、コースわけが、国内外というより地球のどこの大学に行くのか、それぞれの生徒の志向性にマッチするようにコースがシンプルに開設されているわけです。そして面白いのは、文系と理数系ではなく、英文類型と理数類型という表現をとっているのも、まさに「地球」を意識している表現です。世界公用語である英語という自然言語を大切にしています。そして理数はある意味世界共通語(普遍的自然法則がベースです)です。

★それから、留学においては、GIP制度(海外大学推薦制度)も活用されているようです。この制度を構築している企業は、IELTS(もちろんTOEFLの新しい動きについても解説している、広い見識を持っている企業です)をベースにしているはずですから、結局同校もオックスブリッジやラッセルグループのリベラルアーツや学び方の影響を取り入れつつ、仏教精神をベースに、独自のかつ地球規模の視野を育てる教育をデザインしているということでしょう。

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