湘南白百合の魅力の発信のすばらしさ 3年連続DXハイスクール採択校
★今年4月1日、文部科学省は、3年目のDXハイスクール採択校を公表しました。文科省は次のように発進しています。
「令和8年度高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校をお知らせします。
令和8年度高等学校等デジタル人材育成支援事業費補助金(高等学校 DX 加速化推進事業)について、1,249校を採択校として決定しましたのでお知らせします。
1. 事業の概要
本事業は高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を図るため、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICT を活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、必要な環境整備の経費を支援するものです。
令和8年度高等学校等デジタル人材育成支援事業費補助金(高等学校DX加速化推進事業)については、令和8年1月21日~令和8年2月27日まで申請を受け付け、採択校として1,249校を決定しました。
2. 採択結果
1,249校(公立920校、私立329校)
うち重点類型80校
グローバル型20校
特色化・魅力化型10校
プロフェッショナル型50校(うち半導体重点枠10校)
★ということですが、このDXハイスクールへの挑戦がどれほど重要かあまり明快には公表されていません。凄いことだけはわかりますが、1249校がそれぞれ独自のDX教育観をプランしてその成果をあげているから採択という成果にいたっています。その独自のDX教育観がわかれば、その学校の魅力がより伝わるはずです。もちろん、文科省は各校の魅力を発信する立場にないのですから、各校が魅力を発信すればよいのです。どうやって?
★そのロールモデルは、湘南白百合です。ます採択されたことをすぐにホームページの新着情報で発信します。そして、広報部長自らが、関係各所にメールでお知らせをするわけです。しかも、ホームページで語られていること以上のスパイス情報を載せて発信します。同校の教頭で広報部長の水尾先生は次のように発進しています。
この度、本校は文部科学省が推進する「DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)」に、3年連続で認定されましたことをご報告いたします。
■ 学びを加速させる「クリエイティブスペース」の活用
認定2年目となった昨年度には、生徒たちの「やりたい」を形にする拠点として、校内に「クリエイティブスペース」を新設いたしました。
ここには、高度な映像編集やプログラミングを可能にするハイスペックPCに加え、自身のアイデアを立体化できる3Dプリンターを完備。生徒が自由な発想を具現化する光景が見られるようになりました。
■ さらに進化するICT教育環境
今年度からは、新たにVRゴーグルなどの先端機器を順次、授業にも導入いたします。これにより、従来の情報の授業に留まらず、探究活動においても「仮想空間でのシミュレーション」や「没入型のプレゼンテーション」など、より高度で実践的な学びを展開してまいります。
本校が目指すのは、単に機器を使いこなすことではありません。ICTを「道具」として自由自在に操り、自らの手で新しい価値を創り出せる、そんな真の情報活用能力を育むことです。今後もハード・ソフトの両面から教育環境をさらに拡充し、次世代を担う生徒たちの可能性を最大限に引き出す教育を推進してまいります。
★生徒の成長の変化やソフトパワー重視の教育コンセプトなど、公式サイトでは述べられていないことが加えられています。公式サイトはファクトベースの記述であり、それに教師としての眼差しと教頭としてのビジョンを加えるという発信が水尾先生ならではの「感動喚起表現」なのです。
★このような独自の魅力を各校が発信していけば、いかに私立学校というのは、偏差値や学歴のような競争を求めるのではなく、生徒のウェルビーイングをいまここで、そして未来に生み出していくかが広まるでしょう。もちろん、受験市場が偏差値や学歴を追求するのはマーケットの話ですから大いに行ってほしいのです。市場の中でプレイヤーが何を選択するかはあくまで私事の自己決定です。
★ですから、構わないのです。ただ、学校は偏差値や学歴情報だけで成立しているわけではないのです。ところが、私立学校が自ら自分たちの独自の魅力を発信しないと、マーケットにおいて、情報の非対称性がおこり、偏った情報で選択せざるを得なくなります。水尾先生のように正しき情報をマーケットに発信するまさにソフトパワーはこれから私立学校にとってますます重要になってくるでしょう。
★それから、首都圏の私立学校の採択数ですが、1249校採択された中で、418校です。6.8%シェアですから、たしかに凄いチャレンジだったわけです。
★神奈川の採択校は13校です。採択された学校すべての1.2%です。湘南白百合がいかに情熱的に取り組んでいるかということが数字上でもわかりますね。
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