2026年中学入試(25)今年のサンデーショックは一味違う。
★今年のサンデーショックは、東京の新しい女子校のカタチを発見する機会になるはずです。1月14日現在、東京女子校の2月1日、2日の応募者数(100人以上前年対比80%以上)の表を作ってみました。おそらくこれらの女子校に集まった受験生の取り合いが起こるわけで、各学校はいつもより多く合格者を出すでしょう。それが収まるのが長引くので、学校の新学期に向けての運営上の苦労が計り知れません。
★しかし、従来に比べ、応募者も増え、なおかつサンデーショックの影響が比較的少ないか影響を受けないという女子校が明快に現れるのではないかと期待しています。
★なぜ影響が少ないかというと、そのような学校は、受験生からみて、偏差値や大学合格実績の魅力を超える独自のそれでいて世界に通じる教育環境デザインが行われている学校だからです。
★もちろん、私立学校はすべてがそうなのですが、受験生は塾業界が発信する受験情報と学校自身が発信する学校情報の区別がつかないのです。したがって、学校自身が明確・明快に独自性を頻繁に発信していないと、その魅力を訴求することがなかなかできません。
★塾業界の発信する受験情報は、話題になっている学校や偏差値が高く大学合格実績が高い学校に偏りがちです。たしかに、それらの学校の特色ある教育活動を発信しています。しかし、私立学校の本質的な魅力は授業なのです。
★そして、その授業で学力のみならず、人間的な成長も促進するプログラムであればすてきなわけです。意外と、学力と人間力を普段の授業で融合することは難しいのです。授業では学力を授業以外の教育活動で人間力をというケースが多いでしょう。
★ところが、その二つを授業で実践しているあるいは挑戦している学校があるものなのです。もちろん、どこの学校でもそれができる達人の先生がいます。
★ここで重要なのは、学校全体で学力と人間力の成長を生み出す授業のメカニズムの実践研究をしているかどうかなのです。その点での学校全体の魅力を明快に発信している学校は、どこでしょう。高い学費を支払うのです。その学費の投下される場の8割は授業です。
★学力重視で効果を上げる学校はもちろん人気です。一方学力と人間力の両方を授業で生み出す学校は、オンリーワン的な存在です。どちらを選択するかは、受験生・保護者の私事の自己決定ですから、どちらがいいかわるいかなんてことはありません。
★ただ、前者はサンデーショックの渦に巻き込まれ、後者は巻き込まれにくいでしょう。
★前者と後者の学校がはっきりと見えてくる入試。それが2026年のサンデーショックという衝撃でしょう。つまり学校選択の基準の大転換がやってきます。
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