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2026年1月 1日 (木)

【謹賀新年】判断のコンパスは変幻自在だけれどフレームは変わらない

★年末、佼成学園の山本亮先生がfacebookで紹介されていた本が気になっていました。それで、元旦の午前中お雑煮を食べながら、ピアニストのガルシアさんのNHKの番組を見て感動しながら、読みました。山田和雅さんの「戦略デザイナーが伝えたい、システムのデザイン( 2025/12/12)」がそれです。ガルシアさんが、嵐山の寺という自然と寺とピアノが一体となった時空で生み出す響きや能登半島の震災でようやく仮設で暮らせるようになった方々とピアノを通して希望を共有している響きを聴きながら、斜め読みでしたが、山田さんの森羅万象を見据えてシステムのデザイン思考という多様な発想をマッシュアップ(私は最近フュージョンという言葉を使っているのですが)のアイデアと実践例にインスパイア―されました。山本先生ありがようございます!

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★昨年度から2027年度にかけてフュージョン教育研究会を開いています。また株式会社ONETESの代表山下一さんとは「思考コード」をどう拡張転移していけるのか対話を続けています。山田さんの同書は、この文脈と共振し、次のような感想を抱かせてくれました。

「私たち人間の命は、思考活動や表現活動が、森羅万象と複雑だけれど適切な関係を生成することによって支えられています。森羅万象は刻々と変化するけれど、人間のみならず地球全体のそれぞれの生命の平衡を維持するように動いています。
 ですから、私たちの思考活動や表現活動は、そのつど生命を守る判断を求められ続けます。選択肢に直面したり、適切な選択肢がなくて創るときがあったりするのです。
 森羅万象は地球環境すべてというマクロレベルな動きと制度で構築されている社会というメゾレベルでの動きと個々の単位であるミクロレベルの動きがダイナミックにつながるように動きます。
 しかし、この適切な循環というエコシステムは普段は複雑すぎて見えません。それゆえ、適切でない判断がエコシステムにダメージを与えることはしばしばです。というより、近代社会は壊し続けてきたというのが本当のところかもしれません。今この破壊を止めるべく、マクロレベル、メゾレベル、ミクロレベルをつなげようとするエコシステムを創っていく判断基準の3つのレベルを通して一貫して有機的につながるチャレンジがされています。そのチャレンジの中で、ざっくりとした基準フレームは、縦軸がマクロ、メゾ、ミクロの次元、横軸が過去、現在、未来という時間軸のマトリクスになっています。
 その縦軸と横軸のフレームは変わりませんが、森羅万象の複雑な変化によって、個人や組織や地球は調整転移して判断基準をつくり、そのコンパスを頼りにして思考活動や表現活動を遂行し、命を守っています。9つのドメインを創るフレームは変わらないのですが、その縦軸と横軸の各次元は変わります。
 判断のコンパスは変幻自在だけれどフレームは不変なのです。」

★これをGooglenotebookLMで絵にしたのが次のイメージです。

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★思考コードは、この判断のコンパスの相対的に具体的な姿であるということがわかりました。今年は、この「判断のコンパス」を手がかりに、活動していこうかなと。

★さて、これから親族と新年を祝って飲みましょう。無目的な集まりは共愉ですね。

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