2026年中学入試(07)昭和女子大昭和 帰国生が選ぶ理由
★1月から埼玉、千葉と中学入試が始まる前に、すでに首都圏でも帰国生入試が始まっています。まだまだ全貌は見えませんが、日能研の倍率速報をみていて、帰国生の学校選びが変わってきたかもしれないと感じています。たとえば、昭和女子大学附属昭和の帰国生の応募者数は28名です。昨対比147%なのです。
(写真は昭和女子大昭和のサイトから)
★帰国受験者数は、おそらく首都圏中学受験生の3%弱です。ですから、28名の数はとても貴重です。しかも昨年より爆上がりなわけです。同じようなことがほかの学校でも起きています。要するに、帰国生入試老舗の学校は微減という状況の中で、帰国生の中に新たな動きが生まれていると推察できます。テンプル大学やブリティッシュスクールもワンjキャンパス環境である昭和女子大昭和を選択する帰国生の求めることについて、同校はインタビューをしていますから、その動きが何であるか参考になります。
★具体的なことはサイトをご覧いただければと思います。ここでは、その帰国生の求めるものを次の5つにまとめてみました。
❶英語力を活かせるグローバルな学びの場
➋温かく受け入れてくれる人間関係
❸海外経験を誇りとして認めてもらえる文化
❹挑戦を支えてくれる教育環境
❺国内外のグローバル環境のデザインの浸透
★この5つは帰国生自身の言葉をまとめたものですが、なるほど同校の教育を本当によく理解しているなあと感動しました。
★かつてのように、東大合格のために有利な学校をという帰国生は少なくなってきた可能性があります。というのも、日本の有名大学は英語が得意であれば、アドバンテージはそれだけで高いことは明らかですし、帰国生に限らず海外大学に合格できる環境は、上記のような5つの要素があれば、すでにあるからです。
★ですから、進路先を越えて、自分の才能や潜在的能力を開発して、未来の自分のキャリア形成ができる環境が整っている学校を賢く選択するという流れが生まれているのでしょう。
★そして、おそらくこの傾向は、2科4科入試や新タイプ入試を受験する一般中学受験生にも当てはまるのではないかと。3%弱の帰国生は、社会の変動に敏感です。そういう海外経験があるからです。国内だけにいると見えないものが見えます。
★帰国生の新たなトレンドを1月から本格化する中学受験が始まるまで、考えてみたいと思います。
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