善い<I as WE>を生み出す<私たち>がいる組織を
★学校改革や組織改革などは確かに必要だと思いますが、その大前提は「信頼」です。「私が~私が~」視点で語るのは、あくまで「信頼」が張り巡らされているときに限ります。「信頼」があるときの「私」は<I as WE>だからです。そのような「私が~」と語るとき、実は「私たちが~」と語っているように聞こえるのです。
★ところが、「信頼」がないとき、「私が~」と語るとき「自分が~自分が~」と聞こえるのです。その声は実は子供たちに対してはマルトリートメントになっているケースもあります。同僚や大人に対してはグレーゾーンハラスメントになっている場合があります。そして、そのようなマルトリートメントやグレーゾーンハラスメントの言動は、「信頼」を徐々に砕いていきます。
★そして、そのようなマルトリートメントやグレーゾーンハラスメントが許されている組織は、悪いWEを作り出してしまいます。マルトリートメントやグレーゾーンハラスメントは、まだ法的対応ができない状況です。ですが度重なれば、事件につながっていきます。その一歩手前の組織の雰囲気の中で、仕事をしたり学びをするのは、辛いはずですが、まだ法的対応ができない状態になっているだけなのだという認識が組織の中で共有されていないのが本当のところなのです。誰かは小さな痛みを抱き続けているのですが、それはまるでかすり傷のように自然治癒がなされるものだぐらいにしか思われていないわけですね。
★実は、メディアの中には、ある一定の職業に対し、グレーゾーンハラスメントの発信を続けているものもあります。虚偽による風評被害を生み出すわけではないのですが、その仕事をしている人たちを鬱屈させる言葉が発信されます。結果的に風評被害に近い影響を与えているのですが、それに気づかない、いやむしろいいことを言っているとか彼らのために言っているのだと思い込んでいるの可能性があります。ちょっと恐ろしい社会現象にまでなっているかもしれません。
★その悪いWEを善いWEに転換させるには、私は信頼している私たちであるという善い<I as WE>を生み出す言動を共有していく必要があります。
★その言動は自然と生まれるという雰囲気では最近ではなさそうです。そのような言動になっているかリフレクションしたりケアし合う必要が今なのかもしれません。善き<I as WE>を作るコトは、学びや組織マネジメントの最初に行われるだけではなく、常に問い続けられていくことなのでしょう。その学びの改善や組織の改善、学校改革が善き<I as WE>を生み出し、信頼を広げ、新しい価値を共創造しているのかと。。。
※<I as WE>という発想は京都大学の出口康夫教授の哲学にヒントを得ていますが、出口教授が考えているような深さはないので、同じものだとは思わないでください。
★いずれにしても、善き<I as WE>を生み出すPBLを共に創っていく先生方と悪い<I as WE>を生み出さないようにいっしょにがんばっていきたいと思います。その言動を展開していける組織や学校はとても柔剛一体のマインドとテクノロジーに満ちていると思います。
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