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2025年11月12日 (水)

聖学院のアントレ教育 読売新聞で

★読売新聞(2025/11/06)の記事<[18歳成人 成美、成彦のなるほど!]テーマ アントレ教育<上>今を知る AI時代 起業家精神養う>で、聖学院のケースが紹介されています。聖学院の哲学や文化などを扱うゼミの1つに「起業」ゼミというのがあるという話から、同校のGIC(グローバルイノベーションコース)の生徒の取り組みだと思います。

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(写真は同校サイトから)

★このコースのグローバルやイノベーション、そしてリベラルアーツの学びというか研究というか企画作成というかとにかくプロジェクト型の学びは基礎学力と探究と現実社会の問題を直結しているすさまじい思索と活動の場になっています。そして、結果的に総合型選抜などで目覚ましい進路実績をだしています。

★こういうと、そのクラスだけの特徴だろうと思う人もいるかもしれませんが、実は他のコースにもそのエッセンは浸透しています。というのも、そのコースは高校からで、中学の時にはそのコースのエッセンスをすでに共有しているからです。

★たとえば、GICを担当している山本周先生がかかわっている中学の記事が同校サイトに掲載されています。「【中学GIL】「SDGsをもっと身近に!」先輩の情熱から生まれたボードゲーム制作ワークショップ」がそれです。

★おもしろいのは、SDGsにおける社会課題に対する問題意識をボードゲームを作成することによって自分事にしようという高3生からの提案だったというところです。この高3生はもしかしたらGICの生徒かもしれません。先輩が後輩に魂を引き継ぐチャレンジみたいでかっこいいですね。

★それにしても、記事を読んでいくとこのプログラムはデザイン思考のプロセスでもあります。最後はボードゲームのプロトタイプまで作り上げてしまうのですから。この遊びと学びの往還が、好奇心駆動型のWSになっていて、聖学院の生徒のモチベーションが内燃する一つの理由でしょう。

★そして、このデザイン思考のWSは、即アントレプレナーシップを養うベースにもなっています。高校になってそれぞれのキャリアデザインを生徒は考えていくわけですが、このような中学時代の経験が、キャリアデザインにアントレプレナーシップを結合させることにもなるでしょう。

★同校が大学合格実績にこだわらないのは、自分がしたいことに向かってしかもそれでリアルに生きていける道も切りひていくキャリアをデザインし続けるマインドとイノベーションスキルを養うことが第一だからでしょう。結果的に大学合格実績は良好なのですが。

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