聖学院のアントレ教育 読売新聞で
★読売新聞(2025/11/06)の記事<[18歳成人 成美、成彦のなるほど!]テーマ アントレ教育<上>今を知る AI時代 起業家精神養う>で、聖学院のケースが紹介されています。聖学院の哲学や文化などを扱うゼミの1つに「起業」ゼミというのがあるという話から、同校のGIC(グローバルイノベーションコース)の生徒の取り組みだと思います。
(写真は同校サイトから)
★このコースのグローバルやイノベーション、そしてリベラルアーツの学びというか研究というか企画作成というかとにかくプロジェクト型の学びは基礎学力と探究と現実社会の問題を直結しているすさまじい思索と活動の場になっています。そして、結果的に総合型選抜などで目覚ましい進路実績をだしています。
★こういうと、そのクラスだけの特徴だろうと思う人もいるかもしれませんが、実は他のコースにもそのエッセンは浸透しています。というのも、そのコースは高校からで、中学の時にはそのコースのエッセンスをすでに共有しているからです。
★たとえば、GICを担当している山本周先生がかかわっている中学の記事が同校サイトに掲載されています。「【中学GIL】「SDGsをもっと身近に!」先輩の情熱から生まれたボードゲーム制作ワークショップ」がそれです。
★おもしろいのは、SDGsにおける社会課題に対する問題意識をボードゲームを作成することによって自分事にしようという高3生からの提案だったというところです。この高3生はもしかしたらGICの生徒かもしれません。先輩が後輩に魂を引き継ぐチャレンジみたいでかっこいいですね。
★それにしても、記事を読んでいくとこのプログラムはデザイン思考のプロセスでもあります。最後はボードゲームのプロトタイプまで作り上げてしまうのですから。この遊びと学びの往還が、好奇心駆動型のWSになっていて、聖学院の生徒のモチベーションが内燃する一つの理由でしょう。
★そして、このデザイン思考のWSは、即アントレプレナーシップを養うベースにもなっています。高校になってそれぞれのキャリアデザインを生徒は考えていくわけですが、このような中学時代の経験が、キャリアデザインにアントレプレナーシップを結合させることにもなるでしょう。
★同校が大学合格実績にこだわらないのは、自分がしたいことに向かってしかもそれでリアルに生きていける道も切りひていくキャリアをデザインし続けるマインドとイノベーションスキルを養うことが第一だからでしょう。結果的に大学合格実績は良好なのですが。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 2026年中学入試(22)富士見丘 コロンビア大学合格 アイビーリーグの大学(2026.01.13)
- 2026年中学入試(21)帰国生入試で教育の質を察知する(2026.01.12)
- 2026年中学入試(20)東京初日出願日 サンデーショックの影響の現象即反映 しかし影響を受けない女子校の出現も(2026.01.11)
- 2026年中学入試(19)10日埼玉中学入試の応募者前年対比から見えるコト(2026.01.10)
- 2026年中学入試(18)埼玉中学入試 10日から本格的に始まる(2026.01.10)
「教育イノベーション」カテゴリの記事
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
- 問いは命がけ トゥーランドットの3つの問いともう1つの問い(2026.01.04)
- 2026年中学入試(17)昭和女子学附属 パワフルガールススクールとして新たらしい女子校のマインドとシステムをデザイン 受賞される(2025.12.28)
- 2026年中学入試(16)国立音楽大学附属「KUNIONミライ探究」 学際的プログラムのエンジンに音楽の響き(2025.12.28)
- 2026年中学入試(15)富士見丘 慶応義塾大学とコラボする画期的デザイン思考ワークショップ(2025.12.24)
「PBL」カテゴリの記事
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
- 問いは命がけ トゥーランドットの3つの問いともう1つの問い(2026.01.04)
- 【謹賀新年】判断のコンパスは変幻自在だけれどフレームは変わらない(2026.01.01)
- 【今年を振り返って➋】グリコのおまけにヒントあり?旧友がお前の話は「おまけ」の比率が高すぎるぞと。(2025.12.30)
- 【今年を振り返って】学校選択の決め手:対話をするとき3タイプの理解方法を柔軟に融合する教師がどれくらいいるか?(2025.12.29)
「高校入試」カテゴリの記事
- 2026年中学入試(22)富士見丘 コロンビア大学合格 アイビーリーグの大学(2026.01.13)
- 【今年を振り返って➋】グリコのおまけにヒントあり?旧友がお前の話は「おまけ」の比率が高すぎるぞと。(2025.12.30)
- 【今年を振り返って】学校選択の決め手:対話をするとき3タイプの理解方法を柔軟に融合する教師がどれくらいいるか?(2025.12.29)
- 2026年中学入試(17)昭和女子学附属 パワフルガールススクールとして新たらしい女子校のマインドとシステムをデザイン 受賞される(2025.12.28)
- 2026年中学入試(16)国立音楽大学附属「KUNIONミライ探究」 学際的プログラムのエンジンに音楽の響き(2025.12.28)



最近のコメント