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2025年11月 4日 (火)

教職員のリレーションシップを考えるWS in 芝国際

昨日11月3日、13時から17時まで、芝国際で、「教職員のリレーションシップとはー学校のチームづくりを考えるワークショップ:連続講座第2回」が開催されました。仕掛け人は、りょうゆう出版の代表安修平さんと同出版社で出版している「シリーズ学びとビーイング」の編集委員の先生方です。安さんとは児童文学がきっかけで久しい間の交流があり、特に目的もなく参加して楽しみました。会場校である芝国際の校長吉野先生とも少し対話ができ、心温まりました。

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★話題提供を次の4人の講師がされました。実に興味深いプログラムでした。
・法貴孝哲先生 清真学園高等学校・中学校(学びとビーイング 編集委員)
・岡田憲治先生 芝中学校・高等学校
・長谷川雅美先生 芝中学校・高等学校
・笹川悠希先生 埼玉県立総合教育センター

★というのも、4人の先生方の視点はそれぞれ違うのですが、その視点が構造的設定になっていたからです。さすがです。

★まず法貴先生は、教務部長としてそして研修担当として、学内のリレーションシップの質を豊かにするために、TP(ティーチング・ポートフォリオ)のWSを学校として実施していく紆余曲折の苦労と今後の希望の情報を共有。一般的な研修は、講師のスピーチを聴くか、講師のものの見方や考え方を分かち合うかが多いのですが、TPで活用するシートは参加した教師個々人の授業や教育活動のコンセプトや具体的方法、達成度、そして自己のメンタルモデルの内省(リフレクション)をするツールです。参加者どうしが言葉だけで直接対話というより、そのツールを媒介に対話ができるギミック(仕掛け)です。

★岡田先生と長谷川先生は、学校組織全体のリレーションシップ構築のアプローチとは逆に、身近な自分との出会いの個々人をゆるやかに巻き込んでいくギミック(仕掛け)について情報共有。岡田先生は教職員を岡田先生が体験している多様なコミュニティに誘い、外の知恵やスキルや視野を学校内部に浸透させていくという多様なコミュニティそのものをギミックとして活用。小さな動きがダイナミックに動き出す媒介ギミックです。長谷川先生は、学校内部でのゆるやかなリレーションシップをデザインしています。困りごとに気づいたらそれを解決するギミックの発想を哲学対話的に実践していく苦労と成功例を共有。

★笹川先生は、埼玉県立全体の学校組織に、法律で定められている研修制度そのものをギミックとしてリレーションシップづくりのメディアにしている詳細な研修制度の体系とその実情を情報共有。学校を越えて自治体の教師同士のリレーションシップのデザインについて話されました。

★自治体という社会からのアプローチ、学校という組織からのアプローチ、個人どうしの相互エンパワーメントからのアプローチ、マクロ、メゾ、ミクロの社会を考えるときの3つの構造からリレーションシップを俯瞰し、さらに具体的な状況に接近できるスピーチの連続でした。

★そのあと1時間のグループワーク。あっという間に過ぎました。ここで、改めて3つのことに気づきました。

❶TPを広めることの重要さ。個々人のリフレクションを共有することがダイナミズムを生み出す。

➋対話の基本はやはりリスペクトであり、それを前提にメンターがポイント。できれば相互メンターができる雰囲気をつくりたい。

❸リレーションシップを生み出すには、そうはいっても結局、4人の先生に象徴されるようなリーダーシップが必要。そして、そのリーダーシップを発揮するとき、「高い志のマインド(ミッション、ビジョン、パッション)」プラス「イノベーションというギミックという媒介項」のデザインがポイント。

★このギミックは多様にありますが、今回は、外的な道具というより、内的なモチベーションや好奇心を動かす道具というところが新鮮でした。ラフな感覚で参加したのですが、多くの気づきと今後仲間の先生方と進んでいく見通しのヒントを頂きました。本当にありがとうございました!

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