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2025年10月30日 (木)

2026年度中学入試(14) 青稜 モダンアートの空間が好奇心を駆動する

★入試問題は学校の顔というわけで、青稜中は特に新タイプ入試をしているわけではなく、大学進学実績もとてもよいので、いわゆる進学校路線一本だろうと思っていました。ところが、どうもそれは私の先入観にすぎなかったかもしれません。

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★というのも、私が信頼している研究者であり教育ジャーナリストでもある市川理香さんが、首都模試のサイトで「この春、青稜中学校・高等学校にヴンダーカンマーができました。」(2025年10月29日)という記事をアップしていたからです。

★モダンアートで埋め尽くした「驚異の空間」をDE-SIGNしたというわけです。

★同校の青田泰明校長の発想と構想の実現だそうです。印象派とかキュービズムとかではなく、モダンアートで埋め尽くす。しかもその空間をドイツ語で「ヴァンダーカンマー」と表現する斬新さ。

★ヴァンダーはワンダフルで、カンマーはルームではなく、キャビネットくらいの意味?英語でどう訳するのかというと、やはりキャビネット・オブ・キュリオシティーズらしいのです。それに室内楽の室はドイツ語で「カンマー」です。

★「驚異の空間」というより意味が広がりますね。アートの空間は、自分が求めなくても実は語りかけてくるらしいのです。建築家はそういう空間の仕掛けのことをアフォーダンスといっていますが、このことは現代文の大学入試でもでてきます。

★つまり、大事な教養というより、高校生なら身につけておきたい知性ということです。何を語りかけてくるのかは、人それぞれです。傾聴とか受容というのは、何もコトバだけの話ではありません。パフォーマンスやオブジェやアート作品など様々なモノが好奇心を駆動します。

★慶応義塾大学のKMDの教授なら、それらは知を引き出すメディアですと言うかもしれません。市川さんにいざなわれて、今度青稜の学校説明会にでも出かけてみようかな。すてきな記事をありがとうございました。

★それにしても、ググってみると、青田校長は、いろいろなメディアで教育のイノベーターという視角でいっぱい記事になっています。もっと私立学校を知る感度を高めなくてはと反省です。

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