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2025年9月 8日 (月)

次期学習指導要領 キーワードは「調整授業時数制度」?

★産経新聞9月5日によると、「中央教育審議会(中教審)特別部会が5日に公表した次期学習指導要領の素案では、各教科の授業時数(コマ数)を一定範囲で増減可能にする「調整授業時数制度」の創設が提案された。教員の授業研究への振り替えも想定しているが、短縮した時間分は授業が行われないことになる。実質的に年間の標準総授業時数を下回る編成が可能となるため、十分な授業が行われるのか懸念の声もある。」ということのようです。

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(私立学校は、もともと見えない領域である生徒自身が内的時間で生み出す質をDE-SIGNしている)

★2年前から文科省の省令で、高校卒業単位74のうち36は柔軟にカリキュラムマネジメントせよとされているから、通信制高校の人数が多くなる現状の背景にある時短の必要性をどうにかしようとしているのでしょう。時短せよ!でも質は向上させよ。さらりとめちゃくちゃなお話です。

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★結局上記の図のように、外的時間(物理的時間)を調整して、質を高めるにはどうするのか?というお話ですね。教科書の中身も変えず、新しいスタイルの教育も追加し、にもかかわらず時短せよ!でも質はさらに上げよ!と。

★大学の知識中心主義の一般選抜入試がある限り、なかなか難しい。

★しかし、私立学校は、もともと文科省がどんなに学習指導要領を変更しようとも、結局見える物理量の調整でしかない話には、あまり悩んでこなかったのです。

★授業というのは、どんなに長くやろうが短くしようが、生徒自身が自ら自分の学びを人生の中でDE-SIGNしていく力が必要で、それは内的時間を豊かにすることなのです。ここは見えません。見えない内的時間内の意識のダイナミックな変容こそが大切です。

★しかし、一般にこれは無視されます。ミヒャエル・エンデの「MOMO」という作品にでてくる時間どろぼうが出てくるのは外的時間です。これに対し内的時間を重視すると、そこには時間どろぼうは入ってこれないセキュリティがはりめぐらされています。

★物理的調整授業時数システムは、MOMO授業時間システムとは別ものです。私立学校は、この両方のパラレルワールド授業をしています。

★工学院の田中歩先生、駒沢学園女子の山口貴史先生、聖学院の本橋真紀子先生と、生成AIをパートナーにして、この内的時間を豊かにする化学反応が起こるフュージョン教育にチャレンジしています。絶望を希望に変える授業に向き合っています。

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