2027年以降、聖学院がさらに飛躍する秘密
★2027年以降、大学入試は加速度的に変わっていきます。すでにミネルバ大学が東京都と連携し、港区に寮をつくり、都立高校とプログラムなどの連携もします。グローバル教育は私立独自のもので、公立学校は国際理解教育だ!と境界線を自ら引いていたのですが、実質都立高校はグローバル教育に突入します。私立学校は、すでに行っていてミネルバ大学以上の海外大学に大量に進学していますから、このこと自体は、むしろ歓迎です。世の中全体がグローバル教育に移行するのですから。質の共創を打ち出せます。
★それに、都立高校は、全ての高校で都立AIを導入し、DX化にも力を入れています。私立学校もすでにイノベーションに力を入れていることは、この間のパンデミックの時にオンライン授業を速やかに導入できたことで証明されています。しかし、この都立高校の動きも大歓迎です。世の中がDX化に抗う理由がなくなるからです。
★そして次期学習指導要領も引き続き「探究」ベースの学びを推進し、教科と探究の融合により時間的余白を生み出し、教師も生徒も自ら切磋琢磨する時間を創ろうというわけです。
★そして、2026年度の早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、青山学院大学、立教大学、東京理科大などの大学入試もこのような流れを受けとめる改革を推進します。さらに、2027年には東京大学、2028年には東京都立大学が、大学入試改革にとどまらず、このような流れを推進する学部まで新設する予定です。この流れ当然他の大学にも広がります。
★この時代の流れは、何を意味するのか?それは聖学院の教育が、これらの新しい大学入試改革や新学部開設の動きに直結するということなのです。現状、聖学院の教育は、総合型選抜に直結し、成果は良好ですが、2027年以降は、一般選抜自体がこのように変わるのですから、一般選抜にも聖学院の教育は直結するわけです。直結した時に成果が出るという確信は、総合型選抜ですでに実証済みだからです。
★さて、その聖学院の教育の核心は何か?それは一般には授業を見るしかないわけですが、聖学院の場合は、中学入試における思考力入試にしっかり埋め込まれているのです。学びのあり方というか方法論というか理論というか、要するに基本的な学びの構造しかも独自であり普遍的である学びの構造が出来上がっているとうことが思考力入試で映し出されているのです。
★それは実際に思考力入試の過去問を同校が出している「思考力入試のガイドブック」に対照して分析していけばわかります。ガイドブックを読むだけでも学校の教員ならわかるでしょう。
★その学びの構造は、ガイドブックによると、上記のシンプルな座標に結実しているのですから驚きです。シンプルがゆえに奥が深いのです。この座標軸は、スタンフォード大学で主に開発されたデザイン思考(東大や慶応もよく使う方法論)が組み込まれています。さらにMITメディアラボの少なくとも3人の教授の理論が融合して組み込まれています。またMITに関係しているピーター・センゲのシステム思考も組み込まれています。MITメディアラボの3人の教授のうち初代所長の故シーモア・パパート教授(私も影響を受けました)は数学の専門家であり、ピアジェの研究家でもあります。
(2024年度現在)
★そして、この座標がたんなる理論ではなく、教育現場の実践にしっかり根付いているということです。なぜそれができるかは、10以上の先生がレゴⓇシリアスプレイⓇのファシリテーターの資格を有しているからです。多くの場合、レゴⓇシリアスプレイⓇのスキルを伝授されてそれを実践していくのですが、レゴⓇシリアスプレイⓇの資格を創っているMITの教授の理論まで体得しそれを多様な理論と結合して理論と実践を語ることができるまでのファシリテーターはそう多くないのです。
★その点、GICのリベラルアーツやイノベーションなどで、実際にそれをやってのけているのが聖学院のチーム教師なのです。
★しかもこの思考力入試が他の追随を許さないのは、さらにネガティブケイパビリティの素養を大切にしていることです。ここはキリスト教の精神が効果的に融合しています。
★それは、自分にとってネガティブな物や事や人を想定したうえで、それに遭遇した時、どうやってポジティブに解決に導くか悩み抜く問いが設定されているのです。今の時代ネガティブケイパビリティはとても重要だと言われています。現在だけではなく、人類の歴史は、このネガティブな事態に遭遇したとき、それをどうポジティブに転換するかの連続でした。それは永遠の課題で、問い続ける本質的人間存在なのです。
★地政学的リスクも気候変動リスクも人間関係ハラスメントリスクも複合的に身の回りに迫っている今の時代は、なおさらです。
★聖学院のこの問い続ける本誌的人間存在を教師も生徒も追究し続ける教育が世の中の希望になります。そして、その希望を大学も求め、入試改革を行っているのです。もちろん、経営のためでもありますが、その経営は問い続ける本質的存在を大事にし続けるためのものにシフトする時代でもあるのです。まさか?そう思いますか?
★そう思ってもよいですが、絶望を希望に変える発想と気持ちと行動を否定することはないでしょう。聖学院と共に希望の松明に火をともしましょうよ。
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