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2025年9月27日 (土)

生成AIをサポーターとして授業を行うことの新たな意味

★今東京私学教育研究所で「フュージョン教育研究会」を立ち上げています。委員の先生方は、工学院の田中歩先生(教頭・英語)、駒沢学園女子の山口貴史先生(数学)、聖学院の本橋真紀子先生(数学)の3人です。そしてそれを支援している研究所の主任は心理的安全の対話スキルと生成AIはじめとするテクノロジーのエキスパートです。研究会は平方所長の諮問委員会のような機能をしていて、AI時代に突入し、次期学習指導要領もless is moreという時間を短くしつつ豊かな質の教育をという流れが生まれていることに対し、すでに独自に実践してきた東京私学の授業や教育活動を可視化しようというミッションです。私もオブザーバー的に参加(=おせっかい^^)しています(汗)。

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★田中歩先生は、デザイン思考やシステム思考などケンブリッジ流儀で融合したIBLをふだん行っています。山口先生は、Peer instructionを授業の中に埋め込んでいます。本橋先生も一斉授業も行いつつ単元の終わりにはミニPBLを展開しています。

★ですから、3人の先生方は21世紀型スキルを駆使した対話型学びのステップ(舞台設定)と学びのプロセス(好奇心駆動型の内面の動きのファシリテーション)は、普段使いです。

★ここに今回生成AIを生徒のサポーターという媒介(メディア)として織り込むことで、実は生徒自身のリフレクションのメタ認知的言語化ができるようにしています。今までも対話・行動の思考もメカニズムを授業で展開していたのですが、そのメカニズムを生徒自身が言語化する作業は、なかなか難しかったのですが、生成AIはリフレクションの意味に生徒自身が自ら触れることができるようになってきたのです。

★学びのステップ(ステージとか舞台)と学びのプロセス(アハ体験や共感、気づきなどの流れ)に対話・行動の思考のメカニズムが明快に役割を果たせるようにかつ融合するというのがフュージョン教育研究会の学びのDE-SIGNであることが今のところわかってきています。

★それをまずは、授業実践研究を通して、つまり3人の先生と研究所の主任が授業を互いに見学しながら、3つの学び(ステップ・プロセス・メカニズム)の授業DE-SIGNを行っているわけです。

★そして、先日、アルカディア市ヶ谷で、その授業の報告をWS(ワークショップ)形式で、参加された先生方とワイガヤで行いました。定員20名でしたが、少し超えました。生成AIを駆使しながらWSなので、Wifi環境の制約もあり、定員は20名に設定しています。

★参加された先生方はすでに生成AIを活用されていましたから、こんな流れで使うのはおもしろいとか、生徒にまではまだ使わせていないから、今後どうするかなど様々な感じ方をしていたようです。

★ある意味、非認知と認知のメカニズムに迫る発想を持っている先生方が参加していたので、非常に興味深かったですね。3人の研究会の委員の先生方、そして研究所の主任、及び参加された先生方のその姿に希望の私学を感じました。

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