2026年度 私立中高一貫校と大学が動き始めている その核となる9つのチカラ
★2026年度入試に向けて首都圏の私立中高一貫校と大学はダイナミックに動き始めています。一部の入試情報センター(ここがまたすごい動きをしている)を除いて、メディアにはこの動きをあまり関係づけて報道していません。情報格差というより情報遮蔽が行われているのかもしれません。なぜなら至極当然ですがメディアは生業ですから受験情報や学校情報はポピュリズムに走るほうが売れるからです。
★ですから、微力ながら私立学校教育研究家として、その遮蔽の壁を破ろうというのがこのブログのミッションです。
★2026年度からは、2科4科か新タイプ入試とか一般選抜か総合型選抜かという話ではなく、どちらにも比重の違いこそあれ、次の9つの資質能力は求められます。
(写真は昭和女子大学附属の公式SNSから。9つの力を育てている学校の1つ)
➊論理的思考力:複雑な課題に対して筋道を立てて考える力。記述・論述・小論文などで重視。
➋表現力・文章構成力:自分の考えを的確に伝える力。特に小論文や総合問題で評価。
❸言語力(特に英語):英語外部試験の導入により、実用的かつ高度な言語力が求められる。
➍分析力・多面的な理解力:歴史科目や総合問題を通じて、物事を多角的に捉える力が問われる。
❺数学的思考力:数学の問題が解けるだけではなく、数学によって世界をとらえる思考力。
❻主体性・学びへの意欲:共通テストの必須化や教育改革により、自律的に学ぶ姿勢が重視される。
❼国際的素養:グローバル教育の強化に伴い、異文化理解や国際的視野を持つ力が求められる。
➑STEAM力:サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、マスを融合して思考・実装する力
❾リーダーシップ:未来を創造するため、共感・構想・実践・協働を重視し、学問を融合して社会に貢献するリーダーが求められる。創造的思考力を発揮できるリーダー。
★学校説明会などに参加すれば、これら9つの文言は違えども、同内容の資質能力を育てる教育方針を知ることができる説明や体験会があるでしょう。そこは見定めておいた方がよいですね。
★グローバル探究とかSTEAM教育とかリベラルアーツとかいうキーワードは、これらの9つの要素を融合していますから、それぞれどのくらいの深さで教育をしているのか見定めるのがポイントです。
★それから、海外大学合格実績か国内難関大学かという分け方も無意味です。国際情勢から両方の大学に入れるチカラが必等なのですが、それは上記の9つの資質能力が基本です。
★極端な話、準1級以上の英語力、英語で小論文とスピーチ、数学的思考、テクノロジーを充実させることが基本で、あとは自分のキャリアに向けて個別具体的な戦略的学びを行っていくということです。
★このような教育に今チャレンジし始めている学校は、2027年~2030年度の間にどんと飛躍します。大学合格実績はその一つの結果にすぎず、教育の質が飛躍的に豊かになるということです。
★教育の質とは何か?効果的なチームをつくることができる教師集団ということです。説明会で教師がどのように動いているか、話しているか、共感性が高いかなどちょっと意識して見回すと、それがすぐにわかります。
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