shuTOMO9月号特集「グローバル教育の大転換」多くのケースが掲載
★昨日9月22日に35周年記念式典を行った首都圏模試センターが、9月15日の合判模試で配布した「shuTOMO9月号」の特集記事がおもしろい!のです。式典に参加して、改めてこの特集を読んでみると、同センターがONTES株式会社に新しく変わる意味が、すでに込められていることがわかるからです。
★特集記事「私立中高一貫校 グローバル教育の大転換」(首都圏模試センター編集部)には、それが明快に示唆されています。というのも、私立中高一貫校のグローバル教育の6つのフェーズの進化が、式典で首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成氏が語った中学受験の歴史のスピーチに符合しているからです。記事によると、だいたいこんな感じで6つのフェーズの進化が描かれています。
私立中高一貫校のグローバル教育は、段階的な進化を通じて革命的な転換を遂げた。
フェーズ1「英語教育の質的転換」:英語を単なる教科から「思考と表現のツール」へと位置づけ直し、実践的な国際コミュニケーション力の養成が始まった。
フェーズ2「海外協定校との連携」:実際の交流体験を通じて異文化理解を深め、生徒が自分の価値観を問い直す機会を提供。ここまでが従来型のグローバル教育。
フェーズ3「ICT・AI活用の協働学習」;このフェーズで転換点を迎え、テクノロジーにより国境や時間を超えた協働的学びが実現した。
フェーズ4「グローバル探究教育」:生徒たちが気候変動や格差問題などの世界規模の課題に当事者として向き合い、批判的思考力と多文化理解力を育成するようになった。
フェーズ5「哲学的・倫理的探究」:SDGsを入り口に「人間とは何か」「正義とは何か」という根源的問いに向き合う教育へと深化。ここで2030年のSDGs目標達成を見据えた教育が確立さた。
フェーズ6「未来都市創造への挑戦」:2050年に世界の70%が都市化するという国連予測を受け、ウェルビーイングな都市創りが新たな課題となった。生成AIなど活用しながら、2045年のAI社会において地政学的リスクを回避し、持続可能なイノベーションを生み出す教育へと進化していく。そして、首都圏模試センターは「教育進化の思考コード」を通じて、この壮大な教育転換の道筋を示し、未来への羅針盤を提供していくのである。(この「教育進化の思考コード」は、35周年記念の資料でも発表されていました)
★こんな感じだと思います。各フェーズごとに各学校の事例を挙げて、わかりやすく書かれています。もちろん、。フェーズ1で紹介された学校がフェーズ1でとどまっているということではありません。当然、そのフェーズから6まで実践している学校が紹介されています。全部で20校くらい紹介されていますから、読みごたえがあります。
★また今年の春の卒業生の海外大学合格者数もまとめられています。首都圏だけで網羅的ではありませんが、50校弱の私立中高一貫校の合格者数の一覧が掲載されています。東大の数の合格者数一覧とは全く違い、実に新鮮です。
★オンラインで購入できるので、ぜひお読みください。グローバル教育の転換が、実は中学入試・大学入試のみならず、中高の教育や大学の3ポリシーに通じる話であることに気づくはずです。
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