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2025年9月10日 (水)

駒沢学園女子 2027年以降急激に伸びる

★昨日、駒沢学園女子の数学科教諭の山口貴史先生とフュージョン教育研究会のワークショップのプログラムデザインについて打ち合わせてきました。2024年同校は英語コースを新設し、グローバル探究を押しすすめています。山口先生は、数学という教科を通して文理融合的な次元に生徒が飛び立つフュージョン型の授業を展開しています。

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★なぜかというと、2027年以降の大学入試の一般選抜入試問題が大きく変わるからです、基礎学力は共通テストで試され、独自入試は英語と数学か地歴公民と論述問題が重要になってきます。

★駒沢学園女子はその質の高い教育と大学受験勉強は徐々に一体化しています。そして、その一体化を切望するようになるのが2027年以降の大学入試のウネリです。

★共通テストとその応用問題的な独自入試が中心だったころの一般選抜は、中高の教育の効果は無関係でした、いわゆる受験勉強だけでよかったのです。

★しかし、英語による思考力・表現力が重視され、論述問題が重視され、地歴公民という歴史に知恵を学ぶことが重視され、数学的思考力が重視されるようになると、それぞれの学校の教育の質がものをいうようになります。特に数学は理系においてもちろん必須ですが、論述において数学的思考が重要になります。

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★たとえば、2027年以降、青山学院大学でも人気の学部である経済学科では、外国語と数学という独自入試の方式、外国語と地歴公民(「世界史探究」、「日本史探究」、「政治・経済」のうち1科目選択)という独自入試などが行われます。政治学科では、英語資格・検定試験と論述・総合問題という方式もすでに行われています。

★このような入試と一部重なる方式は、すでに早稲田大学でも慶應義塾大学でも行われています、2027年には東京大学、2028年には都立大学などでも同じような流れができます。

★駒沢学園女子はすでに駒沢学園大学に多数進学させています。そこに英語のパワー(すてきな英語の先生に加え外国人教師が6人もいるのです)と論述試験をパワフルにする国語のリベラルアーツ的な思考力と数学的思考が加われば、青山のような骨太の一般選抜にシフトしていくMARCHクラス以上の進学も増えるでしょう。教育の質がそのまま骨太の大学入試問題に直結する時代が、駒沢学園女子にとって有利に作用するでしょう。

★そのようなことを山口先生と話しながら2026年の春、2027年の春の飛躍に期待が高まりました。

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