★昨日9月22日(月)東京ドームホテルで、株式会社首都圏中学模試センターの35周年記念式典がありました。会場には350名以上が集まりました。おそらく250名くらいが首都圏の私立中高一貫校の校長・教頭クラスの先生方です。100名くらいが、塾、広告代理店、出版社、ライターの皆さんだったと思います。3時間のうち、1時間は中学受験フォーラムでした。

★4つのキーノートスピーチがありました。
❶中学受験の過去 首都圏模試センター取締役教育研究所長 北一成氏
❷中学受験の現在 同センター しゅともし教育研究所フェロー 鈴木達也氏
➌中学受験の変化 同センター 教材企画ディレクター 野尻幸義氏
❹中学受験の未来 同センター 代表取締役 山下一氏
★いずれも整理されたデータや情報を示しながら、今のような中学受験市場が確立したと一般に言われている1986年のときから現在に至るまでの情報と2045年くらいまでの中学受験及び教育環境の変化予測のプレゼンがありました。
★いずれも、学校選択基準が偏差値や大学合格実績から生徒1人ひとりの才能や学校のキャリアデザインとカップリングされた学びの進化へとシフトしていくことを過去、現在、変化、未来という4つの時間軸からビジョンが示されました。
★そして、この基準の変化を促進した学びのコンパスという基準ツールとして多次元エンパワーメントエバリュエーションを可能にした「思考コード」を模擬試験の成績帳票に活用してきたことが他の模擬試験とは異なる独自の首都圏模試センターの強みになったことが語られました。
★そして、この多次元のエンパワーメントエバリュエーションによって、偏差値のように生徒の学力は現段階でここまでと壁を創るのではなく、こんな才能のがあると壁を創造的に破壊するモチベーションを生み出す期待がでてきたのです。
★そこで、偏差値競争入試から才能マッチング入試への移行を提唱したわけでしょう。実際中学入試や大学入試には、今までの教科入試以外の新タイプ入試が増えていることもデータで示されていました。

★そして、代表取締役の山下一社長は、来年から社名を「株式会社首都圏中学模試センター」から「ONETES株式会社」に社名変更し、中学入試のみならず、学校、塾、保護者、教育、社会などを関係づけコラボして宇宙的視野で未来を創る会社に進化させる宣言をしたのです。
★もともと首都圏模試の合判模試などの模擬試験受験者は、首都圏中学受験生のおよそ53000人の3分の1は毎回受験しています。1回は受けるという受験生をいれると、3分の2になるでしょう。
★実は、この3分の2というのは、極めて重要な意味のあるシェアなのです。実は、首都圏模試センターはどこの模擬試験会社よりもオープンに情報を発信しています。したがって、すでに才能マッチング指標を広めていたのです。
★同センターの模擬試験を受験しない3分の1は、どちらかというと偏差値競争の学校群を受験します。ところが3分の2は、最終的に受験生の潜在的な能力とのマッチングを考えて受験するようになってきたのです。実際、この潜在的能力あるいは才能のマッチングによって、この3分の2の中から世界大学ランキング100位内の海外大学に多数入るようになっているのです。3分の1の層からは東大にたくさん。3分の2の層からは、東大級あるいはそれ以上の海外大学にたくさんはいるわけです。偏差値や大学合格実績が学校選択の基準としては偏っていたことが実証されているわけです。
★そのダイナミクな動きを促進した大きな役割を首都圏模試センターが果たしてきたし果たしていくことは誰も否定しないでしょう。
★そして、この首都圏の中学入試は、日本全国の小学校6年生の3%の話です。この3%の体験の意味について、宇宙的視野で発信しているのが首都圏模試センターです。山下社長は、残りの97%にもこの生徒1人ひとりの才能を見出すお手伝いをしたいのだと考えているようです。
★それには、中学入試の模擬試験だけでは、広げられません。3%の重要な意味を広めるためには、ONETES株式会社として、中学模擬試験センターを進化させつつ、別立ての部署も加えていく必要があると考えているのでしょう。
★私立中高一貫校をこれまで以上に応援し、その教育エッセンスを日本にそしておそらく海外に拡大していくのでしょう。そのための学びや評価の新たなツールをリアルそしてバーチャルの両面から開発していくのでしょう。35周年を機に、2045年までにそのビジョンを具体化していこうというのです。
★最近の同センター発行の情報誌「しゅとも」などを見ていると、その動きがすでに生まれていることがわかります。35周年記念資料に思考コードを進化させた「教育進化の思考コード」が発表されていましたが、すでに同情報誌では先行的に発表され、論じられ始めているのですから。ここらへんいついては、また別の機会に述べたいと思います。
★首都圏模試センター35周年本当におめでとうございます!そして未来の社会をDE-SIGNする教育サポートをするONETES株式会社に大いに期待しようではありませんか!教育市場の転機になることは間違いありません。
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