私立中学校選択 氷山モデル(05)教育の多様性革命 - 子供に合う学校選択の時代~『どこが良い学校か』から『どの学校も価値がある』へ
★私立中学校選択を今書いているわけですが、書きながら、私の立場を明らかにしておく必要があると気づきました。そこで、その点について書いてみます。
(図はclaude)
★今までの私立学校選択は「優劣の競争モデル」が中心でした。学校同士が序列を作り、より上位の学校を目指すという発想です。しかし、2015年から徐々にシフトしてきています。私立学校選択は「多様性の適合モデル」に変わってきているということです。
★つまり、従来の競争モデルでは、「どの学校が一番良いか」という単一の評価軸で学校を序列化していました。これは画一的な価値観に基づいた選択です。それが、首都圏模試センターが思考コードを開発してから、新しい適合モデルとして、「どの学校が、この子にとって最適か」という個別の適合性を重視するようになってきています。子供一人ひとりの個性、学習スタイル、興味関心、将来の目標が異なるため、それぞれに最適な学校も異なるという考え方です。
★このモデルが機能するためには、多様な特色を持つ私立学校が豊富に存在することが不可欠です。芸術に特化した学校、科学技術に強い学校、国際教育に力を入れる学校、少人数制の学校など、様々な選択肢があってこそ、子供たちは自分に合った環境を見つけることができます。
★結果として、「どこが良い学校か」という序列ではなく、「どの学校も、誰かにとっては価値のある学校」という多元的な価値観が生まれます。これは教育の多様性を豊かにし、子供たちの可能性を最大限に引き出す仕組みです。
★このビジョンは、もしかしたら新しいものではないかもしれませんが、私立学校が少なければ、やはり競争になり元の木阿弥です。しかし、首都圏には、私立学校がたくさんありますから、かなり多くの子供たちにとって、自分の価値創出の居場所としての多元的な価値学校が存在できるのかもしれません。この首都圏に私学が多いという世界でも珍しい多元的価値学校というユートピアスペースが、この転換を生み出すことになる時代なのかもしれません。
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