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2025年7月23日 (水)

東京私学教育研究所 理事長校長部会(私学経営研究会)開催

昨日から東京私学教育研究所は東京私学の理事長校長部会を開催しています。その理事長校長、私立中高協会の役員、私学部、私学財団の方々がおよそ60人参加。昨日の午前中は、教育行政やその根拠になっている法律と私学経営はどのような立ち位置にあるのかの勉強会。公立と私立は違いがあるため、公立学校を前提とした教育行政や法律が私学に与える影響を巡って確認をしました。

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(リーダーの進化5つのレベル)

★私立学校は、建学の精神に基づいて教育を行っています。建学の精神は、実定法を包括しながらさらに大きな社会理想に向かうリーダーを育成する原理なのですが、国の法律は法実証主義ですから、そのような法は法であってそれ以上でも以下でもないという考え方ではないのです。法そのものが正当であるのか信頼性はあるのかなどをメタ認知したうえで、法実証主義的な現場の状況を均一化して法律を決めることを必ずしもよしとはしないのです。

★もともと私学の系譜は、啓蒙思想やキリスト教、仏教などの宗教観などから生まれてきているので、長い歴史の中で、近代国家日本とはせめぎ合ってきました。私学撲滅法のような法律もあったし、一方では現代の私学助成法のような私学を支援する法律もあり、その時代その時代の国のあり方によって私立学校は、法律の解釈や法律制定過程で議論してきました。

★私立学校は、日本という国を守ると同時に、世界の国々との関係性をよりよくしていく地球社会を生み出すリーダーを育成する教育をしている学校が多いのです。それを実現する教育を行う自由は、自分たちが守っていく必要があるわけですね。それゆえ、このような合宿研修が行われています。月に2回協会の常任理事会や理事会でも共有していますが、より広く深く理事長校長どうしが対面で話し合う貴重な時間です。

★昨日の午後は、9人の弁護士の先生方とそれぞれのテーマごとに理事長校長が集まり、最新の教育の法化現象の情報を共有しました。ここは、分科会ですから、それぞれの学校が現場で起こる問題解決方法の情報共有の場です。ただ、理事長校長の場合は、経営的側面からアプローチしますから法的側面や法的根拠を確認しながら共有していきます。そして、法実証主義的な判断と建学の精神という自然法論的法律観の違いをどのように調整するのか、夕食後も対話は続きました。ネガティブケイパビリティの熱が凄かったです。

★理事長校長のリーダーの資質レベルは、やはり高いと実感。自分の学校さえよければよいという自己中心的リーダーはもちろん1人もいません。様々な難局をともに乗り越えようと共感し共創していくリーダーシップを発揮しています。

★そして、それができるのは、実は未来の社会をどうするのか社会づくりのビジョンと教育においてそれを実現しようというパッションとミッションを有しているからですね。そして、それを実現するためにイノベーションも視野に収めています。

★本日は、上記の図で言えば、第4段階から第5段階までのリーダーの眼差しを研ぎ澄ます研修になります。最後講義は大学の教授から生成AIの最新情報を実際に生成AIを活用しながら理事長校長自身が学びます。リーダー進化論の肝は、リーダーも学び続けるということなのでしょう。

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