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2025年7月 4日 (金)

和洋九段女子 NEXTの時代へ

★本日、和洋九段女子の水野校長先生、本多教頭先生、佐藤教頭先生にお会いしました。和洋九段女子といえば、PBL授業だし、SDGsをベースに地域、NPO、大学、企業、大使館、国連広報センターなど外部と連携して探究を広げ深めているプロジェクトが豊富なことを知らない受験業界人はいないでしょう。

★しかし、3人の先生方は、それで満足するつもりはなく、このような教育の質をさらに向上させるために、次の3つを考えているということです。

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① 2030年以降SDGsに代わるグローバルゴールズやアイデアは何かを生徒と共に考案していくということ。
② 多様な外部とコネクテッドしているプロジェクトどうしをつなげて学内の学びの密度を濃くしていくこと。
③ PBL授業の中でつちかっているクリエイティブシンキングやクリティカルシンキング、コンセプトシンキングによって、生徒たちは実はIBのディプロマレベルの小論文を書ける力がついているということを可視化すること。

★9月から具体的なプログラムやプロジェクトを動かしていきたいということでした。お話をお聞きした後、ちょうど高1のサイエンスコースで小仲井先生がサイエンスの授業を行っていました。そこで少し見学させていただきました。

★「回転」について、実際に回転効率のよい仕掛けをどうつくるのか頭も手も使い、話し合いながら、個人ブレストとグループブレストを進めるPBL授業が展開していました。

★回転という物理現象やその理論は、実は多くの社会課題と深く関わっています。SDGsもそうです。したがって、風力発電の回転運動を電気エネルギーに変換する技術で、再生可能エネルギーを生み出す検証を行っていました。

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★もちろん、風力発電のコストの問題や景観や鳥の生態系などへの影響についてのクリティカルシンキングもしながら、適地を限定したうえで、回転効率をいかによくするかというクリティカルシンキングとクリエイティブシンキングがすでに授業の中で稼働していました。

★また、回転技術について他の技術とつながるかどうか応用がきくかどうかまで、発展させていました。これはいわゆる転移学習で、トランスファーするためにはコンセプトにまで具体を抽象化するコンセプトシンキングがポイントになります。

★やはり、ふだんからこのような思考様式が編み出されているわけです。和洋九段女子の生徒は、プロジェクトを運営するチームワークや多くの団体とつながるコミュにケーション能力という非認知能力とこのような高次思考力を兼ね備えているというわけです。

★このような学びの環境の質をさらに高めていくというのですから、生徒にとっては希望です。

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