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2025年6月14日 (土)

デジタル教科書 10年をかけて制度化がみのるも、生成AIの登場で時代錯誤になる可能性大

★日本経済新聞(2025年6月12日)によると「文部科学省は12日、中央教育審議会の作業部会で、デジタル教科書に盛り込まれる音声や動画を国による検定の対象とする案を示した。本文の記述は従来通り厳格に審査する一方、急速に進展するデジタル技術を用いた部分は簡易な確認にとどめ、教科書会社の創意工夫を促す」とあります。2015年から審議をはじめ、実証実験も重ね、紙媒体教材とデジタル教材と両方のハイブリッド活用の3つの使い方によって、学力伸長の差はあまりないという結論にも至っているようです。果たしてどんな試験素材を使って調査したかは、膨大な資料(デジタル教科書を巡る状況)を見ても本当のところはわかりません。「主体的・対話的で深い学び」の力の付き具合をそれぞれ比べているようですが、いったいどんな質問紙を活用したのでしょう。エビデンスは大切ですが、その信頼性、正当性、妥当性は、資料を見ているだけではわかりません。

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★というか、そもそも科学的にはわからないでしょう。疑似的にわかるだけですから、現場の感覚をもっと反映するエビデンスを用意したほうがよいのではと思います。15年の軌跡はすばらしいのですが、1995年以降、もはやデジタルツールを使うのは止められなかったわけですから、あれから30年も経っているのに、ようやくという事態をちゃんとリフレクションしないと。膨大な税金が使われているのですから。

★資料を読む限りですが、生成AIの登場によって、もはやデジタル教科書は、webの世界そのものであるはずなのに、それを制限してあえて教科書にするというのは、なんかどこかの食糧事情関連のシステムと似たような感じがします。

★文部科学省が掲げる「主体的・対話的で深い学び」や「探究」は、すでに各教科の授業の中で生成AIを活用すればできてしまう環境なのに、何かそれではできないとか本質が理解できなくなるとかいう理屈をこねるのは、裸の王様。。。みたいかなあと。

★なんでこんなシステムになっているのでしょう。シンプルに一日の生体維持のための栄養エネルギーをとれる環境と生体維持のための身体と自然と社会インフラとの循環システムとそれらをアップデートしていく論理的生産知とチェックする批判的思考と新しい地平を生み出す創造的思考を育成する教育システムがあればウェルビーイングでしょうに。

★それなのに、生体維持のための栄養エネルギーを奪取し公平に配分する行為を阻害する痛ましい地政学的リスクが高まったりしているわけです。生体維持のための身体と自然と社会インフラの循環を破壊する経済システムが出来上がっているのもおかしいでしょう。デジタルや生成AIを使えば、論理的生産知や批判的思考、創造的思考は、すべての生徒が自分の思考動軸を生成するのに寄与するのに、それにブレーキをかけるのはよくわかりません。

★それを乗り越えようとしている私立学校を応援すればよいのに、足を引っ張るメッセージもたくさんあるわけです。これはシステムの応援というより、そこでミッションとイノベーションとパッションを発揮している先生方を応援するということと同義です。そうしたほうがはるかに速いのに、なぜ出る杭をうつような攻撃があるのでしょう。

★もっとも、打たれても、へこみませんが。そういう高邁な精神と気概を持っているのが、私学人です。しかも、実際は、そんな気概を持っていると声高に言わず黙々とやってのけているのですが。

 

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