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2025年3月21日 (金)

2025東大合格者発表のシーズン(11)筑駒117名合格、116名進学 公表される 聖学院の意義が光りだす

★筑波大学附属駒場中・高等学校は、今年の東大合格者117名、進学者116名であることを同校サイトで公表している。1名はどこに進学したかは気になるが、そのうちメディアが明らかにするだろう。医学部か海外大学かというところか。

★それにしても、117名合格は、いいかわるいかは別にして、凄まじい。でもどうしてこうなるかは、学歴社会時代の最後の砦の象徴が東大であり、それを推進している強烈な塾が偏差値輪切りで東大に向けてその拠点市場を独占しているからなのは、おおたとしまささんが著書「塾歴社会」で語っている。確かにそうだろう。

★一方で、筑駒の国語の問題をみて、このような文学的で論理的な思考を小学校時代に養って筑駒に進むのなら、どこか安心する。

★実は、東京の開成、麻布は、中学入試から考える姿勢を養う問題となっている。日比谷も高校入試では、論理的思考を養っておく必要がある。

★ただ、東大が最後の砦といったのは、この文学的想像力や論理的思考力は、かつてそのような学校が独占するかのように教育していたのだが、今では、多くの学校が偏差値にかかわりなく文学的想像力と論理的思考力を出題する新テストを開発し実施している。

★その成果が、すでに現れていて、偏差値に関係なく、東大レベル以上の海外大学に進学する生徒があちこちに出現するようになった。

★男子校で言えば、聖学院などはその筆頭だろう。聖学院の思考力入試は、麻布の生徒が受ければ、大喜びだろう。つまり、偏差値関係なく、文学的想像力と論理的思考力は、子供たちすべてに開かれているのだ。

★学歴社会の功罪はいろいろあるだろう。メディアも見識者もいろいろいっている。どれもうなづける。しかし、東大出身者の見識者はなかなか切り込めない。それはそうだろう。もちろん、社会学者は違う。

★しかし、大事なことは、学歴社会を批判して終わっているだけではダメなのだ。それを崩し、新しいフラットでフリーでフラタニティ―な社会をつくるべく教育出動することが大事なのだ。それを日々行っているのが男子校聖学院なのだ。2027年以降、東大もそのことに手を次々とうっていくはずだ。聖学院はそれをもちろん後押しするだろう。

★聖学院の初代校長石川角次郎は、開成、東大出身だが、ときの富国強兵・殖産興業を目的とする教育を標榜している時の東大総長とぶつかり、渡米して帰国して、新しい教育と社会を目指した。聖学院は、その文化遺伝子を今も引き継いでいる。その文化遺伝子を引き継ぐ限り応援したい。

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