2026中学入試準備(27)佼成学園 上野裕之先生の眼差し
★佼成学園の人気は今年も右肩上がりでした。そして東大合格者も出ている学校です。このアドミッションとディプロマ領域の間にカリキュラムがありますが、そのカリキュラム、端的に言うと授業がいいわけです。アントレプレナーシップや探究活動も旺盛で、外部団体のコンクールでも受賞しています。そして、何よりこれらのプロジェクト活動と授業が結びついているところが、佼成学園の魅力です。
★たとえば、同校の理科教諭上野裕之先生。探究のリーダーでもあるようです。「学びとビーイング」という本の執筆者の一人でもあり、執筆者が集まってワークショップを行っていた会になぜか私も参加しました。同書の出版社の代表と知り合いだったので、ちょっと挨拶がてらと思って参加しました。そのWSで、上野先生とバッタリであいました。
★そのあと、私自身は自分のかかわるセミナーで手いっぱいなので、なかなか他団体のイベントにはいく機会がないのですが、たまたまピンポイントで、そこの時間だけそのWSにと思って参加すると、そこには上野先生も参加しているのです。
★そして、新しいプロジェクトで生成AIを使いながら授業の本質を生徒と共に創り上げていくプランニングをしていたところ、上野先生が対話型AIを活用して生徒が自ら成長を促すために、アブダクション型の推理をクリティカルシンキングをしながら探究していく実践を発表するというので、これはと思いピンポイントでその時間だけ参加させていただきました。
★対話型AIや生成AIに何かをつくらせるというのではなく、生徒自身、教師自身が考えたり創ったりしたものをメタ認知したりリフレクションしたりするときのパートナーとしてAIを活用しているのを拝見し、やはりこのような活用をするのだと共感しました。
★おそらく世間では生成AIパートナーあるいは一歩進めてAIエージェントという使い合い方は今後ますます増えていくでしょう。学校はどうするのか?都立高校は4月から「生成AI授業」を学校設定科目で実施していくそうです。
★私は別に生成AI推進派ではありません。パソコンの延長上でしか考えていませんが、思考のデフォルトができるので、その先に進むことが多くの生徒に開かれているところは活用したいと考えています。
★上野先生の実践報告に刺激を受けました。
★佼成学園には、このようなチャレンジングな先生方が冒険できる組織なのでしょう。そのような冒険する組織を校長・教頭が生み出しているのでしょう。企業なら人的資本経営ということですね。今後も大いに学びたいと思います。
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