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2025年3月30日 (日)

これからの教育(18)やはり子供時代の存在ベースの学びにカギがある

★中学受験が必要か、高校受験が必要かなどについて結構議論をしている方々がいます。しかし、大事なことはどのような経験も✚(座標系)の広がりで学べるかということだと思っています。この学びは幼児期には、自然となされていることが多いですが、受験の捉え方を間違えると、小学校受験から人間や人間とかかわる包括的な存在の経験を大事にする学びが、捨て去られる場合があります。だからといって、小学校受験を否定しているのではないのです。

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★ただそうしても合格することだけが目的になった時、合格すべき内容に限定して学んでしまうということが起こります。ですから、人間や人間とかかわる包括的な存在の経験をベースにする学びのメカニズムを持っている幼稚園やおけいこ塾に通うことは、むしろ大切です。

★両親が、それができると、たしかに塾などに行く必要はないでしょう。しかし、意外と保護者が自分で行っていると、限られた時間で子供の学びをみるので、どうしても合格するための近道の学びという対症療法になりがちなのです。

★これは、中学受験や高校受験、大学受験にも同様のことがいえます。

★とくに、これらの受験は、小学校受験と違って、入試問題が幅広く見えるし、難しそうに見えるので、どうしても的を絞った効率の良い学びとなりますが、効率的学び=対症療法になっているケースが多いのです。これで、育つと未来はいつも他者から与えられたものになってしまうのです。これは受験の弊害ではなく、受験の準備段階の学びの方法の違いです。

★ですから、中学受験や高校受験、大学受験で、包括的な存在の経験をベースにした学びのメカニズムを要求する入試問題を開発している学校を選べば、そのような対症療法的学びに陥ることから救われます。

★系統的学びか経験的学びかと単純化された素朴学習理論が対立しますが、大事なことは、どちらであっても広く深く高く学ぶ✚(座標軸)ことを広げられるものの見方や考え方ができるようになることです。✚視点をもつと、そのクロスを未知の経験にも転移できます。そして自己修正しながら適合していけるし、新たな発見がズレから生まれてきます。

★そして、それはやはり包括的な存在の経験をベースにした学びの環境から生まれてきます。情報は経験の一部ですから、どんなに部分集合を集めたところで、全体を表現することは難しいのです。全体とは経験です。ですから経験は汲めどむ尽きないのです。

★ところが、この✚(座標系)のものの見方・考え方のメカニズムの解明は、なかなかその重要性に気づかれないできました。ところが、勢いがなくなってきた日本社会を何とかしようと思っている方々が、今それを行おうとしています。その意味で真の効率性というのが求められています。IBではTOKがあるし欧米では哲学という授業がそれを補っています。

★日本でもようやくそれが大事だと思われてきたわけですね。その環境が探究なのですが、まだメカニズムの解明の重要性に気づいている人は少なかったのです。しかし、ようやく動き始めました。2025年は、ここが発展していくことでしょう。

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