2025東大合格者発表のシーズン(01)変える東大のイメージ
★本日東大の2次試験の合格発表。インターエデュ・ドットコムによると、相変わらず開成149名。そして昨年100名合格した聖光学院は、今年も95名、さすが。そして昨年55名と激減した麻布が79名の合格。なぜかホッとした。
★なぜかというと、東大にたくさん入ればよいという意味ではまったくなく、開成や聖光学院や麻布からの合格は、ある意味東大のイメージを変えるからだ。
★最近の開成はピアニストの角野隼斗さんの活躍や都知事選に立候補して注目を浴び、AIの教育普及においてもダイナミックに活動している安野たかひろさんの動向など、開成のイメージを変えている。落合陽一さんの存在もある。そしてそのような外から見ていてまだまだブラックボックスだが、海外大学にも進学者が増えている開成の教育の魅力は、東大の合格の仕方まで変えているのではないかと、メディアが必ず取材するだろう。東大のイメージを変えるのに一役買うはずだ。
★聖光学院の95名も、工藤誠一校長の新刊の売れ行きがきっと右肩上がりになり、東大の合格の仕方がグローバル教育やリベラルアーツにあることがわかり、やはり東大のイメージを変えるのに貢献するだろう。
★それに、麻布の79名は、結局は麻布の歴史が培ってきた文化が生み出しているに違いなく、ある塾が偏差値で振り分けているために、麻布に入学する生徒の雰囲気が変わったと受験市場では懸念されていたが、そんな雰囲気を払しょくしたのではないか。
★なんでこんなことを気にするかというと、東大総長の藤井教授や藤垣副学長の発言にでてくる東大の大学入試を変えていきたいという意向がなかなかおもしろいからだ。
★東大が変われば、いいかわるいかはわからないが、多くの大学も変わる。グローバル、スタートアップ、イノベーションなどを藤井さんはよく語っているし、SHIBUYA QWSにもよく顔を出して、新しい躍動を生み出す発言をしているらしい。
★世界があまりに激しく変わるとき、比較的治安がよくて住みやすく円安で、外国からやってくる留学生が増えている。受け入れ態勢は、単なる少子化の対応だけではなく、アカデミズムの在り方そのものを変えざるを得ない。
★東大が考える2027年以降のさらなる大学入試改革が求めている知の多様性。これに対応できる学校はどこなのか?東大合格者の多い学校の教育の質が問われる時代がやってきた。
★グローバルな時代に、日本の大学や研究機関はどう変わるのか、よいわるいは別にして、東大の動向はその行き先を予想する一つのモデルになる。
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