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2025年3月22日 (土)

これからの教育(06)八雲学園 グローバルリーダー着々

★先日、八雲学園の近藤彰郎理事長・校長、近藤隆平副校長、近藤嘉彦副教頭にお会いしました。ラウンドスクエア、ケイトスクールとのグローバルリーダー育成コミュニティで交流を積み上げてきて、近藤校長は、「教養があって自分の頭で考え、他者を思いやり、多様な人々を巻き込み協働してよりよい社会を創るグローバルリーダー育成教育の理想は、共学2期生の卒業式を終え、また一歩近いづきました」と語ります。

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★近藤校長は、ウェルカムの精神を大切にしていますから寛容な笑顔が印象的です。同時に教育においては、ともすると消極的な利己主義におちいりがちな人間です。そこを人から与えられたものを卒なくこなす受動的主体性ではなく、変化や困難の局面に自らに使命を課して、立ち臨み、変化を良い方向に、困難は解決すべく、さらには変化それ自体を自ら先頭に立って創っていくグローバルリーダーの思考力と行動力を育てる環境をダイナミックにかつ細心の注意をはらって構築しています。

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★近藤隆平副校長は、「共学2期生は、1期生同様奮闘し、さらに海外大学に羽ばたきます。QSランキングでは、世界大学ランキング100位以内の大学は東大、京大、東京科学大、大阪大学の4つの大学です。いずれもすばらしいですが、それらの大学自身がグローバルな環境になんとか転身しようとしています。その点今回八雲生が世界大学ランキング100位以内の大学に合格した海外大学はすでにグローバルな環境で研究ができます。早稲田大学や慶応大学は世界大学ランキング200位以内に入っていて、もちろん2期生は両大学にも複数人合格しています。海外大学だけで、100位以内の大学には20人合格す予定です。200位内になると30人くらいの予定です。早稲田、慶應を入れればもっとということになります」ときっちり分析していました。静かな笑顔の背景に大きな手ごたえを感じているようでした。

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★近藤嘉彦副教頭は、近藤隆平先生が国際教育関係の仕事で海外に出ることが多いため、しっかり現場の教育環境を持続可能にするために努力をされていると同時に、デジタル世代の生徒のニーズを洞察し、新しい教育に備える未来志向も兼ね備えています。

★今回慶応大学の経済学部の一般選抜で合格した生徒は、小論文試験も受けています。その課題が実に根源的な問いだったので、それを入試問題として扱うというより、社会課題全体を捉えるコンセプトの問いと捉えて、いろいろな局面で活用しようとしています。生成AIをうまく使えば、生成AIの中に埋もれている専門知と嘉彦副教頭と生徒の間でディスカッションができるということのようです。生成AIに回答をつくらせるという方法ではなく、生成AIの中に埋もれている多くの専門知を引き出しながらディスカッションをしていこうというのでしょう。さすが、PBLの達人です。

★近藤隆平副校長も、その使い方は英語エッセイライティングでも適用できると、あるアイデアが浮かんだようです。実験してみてまたご報告しますということです。実にワクワクしますね。八雲学園は破格のグローバル教育環境と新しい学びの開発にチャレンジする先生方というラボ型の学校です。

★近藤彰郎校長は、「八雲学園には、いろいろな生徒が入学してきます。海外に目を向けているご家庭も選んでくれ始めました。ウェルカムの精神で多様性をどんどん受け入れる学校になっていきます。期待していてください」と軽やかに、しかしそれは日本の教育が変わらなければならない大きなミッションでもあるということを目を細めながら語っていました。そして静かな情熱がたしかにそこにはあったのです。

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