2025中学入試動向(57) 東大が変わるという記事が拡散し始める昭和100年時代 中学入試も連動する?
★2025年は、昭和だとしたら昭和100年。大きく変わらざるを得ない年である。そんなとき、2027年の東大の新しい動きを見据えて、現代ビジネス(2025年2月3日)にこんな記事が掲載。<「東大文一・法学部が日本最難関」の時代は完全終了…「文二の躍進」「超エリート学部設立」で東大がもうすぐ「まったく違う大学」に変わる>がそれである。本ブログでも2027年の話はしてきたから、詳しくは同記事をご覧いただきたい。中学入試とどのようにかかわるかというと、東大にたくさん合格する生徒は私学出身者が多いから、当然東大をたくさん入れている私学は関心があるだろう。しかし、そうでないところは、この話は大学選択の1つとして、それほど関心がない。そういう時代。さすがに昭和100年だ。価値観は変わる。
(未来の東大音雰囲気とプロンプトしたらBingが描いた)
★要するに2013年ころまでは、東大ピラミッドの階層構造に私立学校は紐づいていた。これが偏差値階層構造に重なていたから、この社会的抑圧に立ち臨む私学と抑圧から解放されようと動いた学校に分かれた。ざっくり言うと前者がエリートスクールで、後者がニューパワースクール。ニューパワースクールは2015年には10校以上になった。その6年後の2021年に、それらの学校をはじめ、多くの私立学校から合わせると200人くらいは世界大学ランキング200位以内くらいの海外大学に合格し始めた。
★東大級の大学の選択肢の幅が一気に拡張。その流れは止まらない。入れ替わりに中国人の留学生が増える。それにともない東南アジアからも、彼らは母国語と英語を流ちょうに使えるから、2027年というのはちょっと遅いと思うが、東大もグローバル入試に切り替えていく。まだまだ定員が少なすぎるが。
★そんなことをしているうちに海外大学に日本の優秀生(偏差値ではない。高次思考力とC1英語を有している生徒)がどんどん進む。でも、彼らは日本を捨てるわけではない。世界的視野を持って活躍しながらも日本のプレゼンスを高めてくる役割を果たすことになる。
★もう東大が良いとか海外大学が良いとか、そういう時代ではない。グローカルな時代というか、Only One Earth=Spaceship Earthの持続可能性のための経済生活とグローバルールと教育を再構築するために力を尽くすわけだ。
★だから、昭和100年の中学入試は、是が非でも御三家でなければ、偏差値が高いところでなければという、階層構造主義的価値観は60%はなくなった。もちろんまだ40%はエリートスクールには残っている。それはそれで大事。東大が良き変わり方をしてもらわなければ、日本の国力が心配だ。心のアナーキズムが進んでも、権威発動の機能はなくならない。これがなければ、パスポートのパワーが減退してしまう。今はまだまだ頼りになる。
★昭和100年を迎え、経済に対する価値観も変わる。現在メディアが報道している価値のスキームはまだまだ成長神話物語。そこも変えていく必要があると、オードリータンや開成出身者の安野さん。善き方向に変わることを期待。
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